ある日突然やる気が低下する原因はノルアドレナリン不足だった

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どうも、レボログです。

 

突然ですが、こんな症状はありませんか?

 

・昨日までメチャクチャやる気があったのに、朝起きたらやる気がまったくしない
・一定期間スゲー頑張ってると、あるタイミングで必ずモチベがガクッと下がり、同時に気分も落ち込む。
・ときどき1つのことに集中することがすごく難しく感じる時がある。
レボログ
レボログ

ま、とりあえず全部あてはまりますー

というわけで、
今回はこんな動画を教材にやる気をキープする方法について学んでみたいと思います。

 

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今回の主役はノルアドレナリン

 

私たちの体には、ノルアドレナリンという神経伝達物質(ホルモン)があります。

 

これは、「闘争か逃走か」

といういわゆる危機的状況を乗り切るために、人間に爆発的な集中力とやる気をもたらす作用があるとーっても強力な物質くん。

怪物君みたいに言うな。

このノルアドレナリンが分泌されると、もう私たちのあらゆる能力にブーストがかかり

↑↑集中力

↑↑心拍数

↑↑闘争心

↑↑やる気

↑↑情報処理能力

 

みたいにプチ火事場のバカ力状態になれちゃいます。

 

レボログ
レボログ

いいじゃない。

 

友人A君
友人A君

いや、大きな力には代償がつきもの。そう手放しでも喜べないみたいよ。

 

ノルアドレナリンが分泌されるタイミングはいつ?

 

「闘争か逃走か」

ということで、まずノルアドレナリンが分泌されるケースはというと、

不安や恐怖といったストレスを感じたとき。

 

具体的には、

・嫌なことを我慢してやっている
・締め切りに追われてあせっている
・上司に怒鳴られながら仕事をしている

 

みたいな状況が典型的な事例。

要するに、ヤバい状況を乗り切るためにいつも以上の力が必要なときに脳内で分泌されるものと覚えておきましょう。

 

ノルアドレナリンは諸刃(もろは)の剣

 

レボログ
レボログ

つまり、必ず後でダメージを受けてしまうということか。

 

そのとおり。

本来、ノルアドレナリンは、危機的な状況を乗り切るために短期的に分泌されるホルモン。

そのため、長期戦には向いていません。ごくごく短距離ランナーなのです。

 

そこで、もし仮に、ノルアドレナリンが長期間分泌され続けるような状況が続いたらどうなるか…というと。

 

そう、ノルアドレナリンはやがて底をつき、それ以上分泌されなくなってしまうのです。

 

そうなると、待っているのが

・燃え尽き症候群
・やる気の大幅な低下
・気分が落ち込む
といった困った症状。
そして、その一歩手前で起こる症状が、集中力や注意力の著しい低下。だそう

 

そういえば、

以前たしかクローズアップ現代か何かでうつ病のメカニズムみたいな特集を組んでたことがあったのですが、

 

その中で、小魚の群れの入った水槽に天敵の巨大魚を入れるという恐怖の実験をしていて。

もちろん、小魚たちは最初、食べられまいと必死で逃げ回ります。

 

もう、ノルアドレナリン出まくりですよね。

レボログ
レボログ

まさに逃走中。

しかし、天敵は、ずーっと水槽の中ですから、どこまでいっても逃げ切れません。

 

すると、どうなるか。

しばらくすると、小魚たちはぱたりと逃げるのをやめて底の方で動かなくなってしまいました。

これが、ノルアドレナリンが大量分泌されてしまった後にくる反動で、つまりはウツ状態というわけです。

 

レボログ
レボログ

魚もウツになるわけね。

 

この実験からも、ウツは気持ちの持ちようではなく脳内物質のバランスが崩れが原因の病気だと分かるわけですが、

まあ、現代人も、この小魚たちと同じように常に何か恐怖や不安と闘っているのかもしれません。

 

レボログ
レボログ

テキトーに聞こえるかもしれないけど、これだけうつ病が蔓延している現状から逆算すればそうだよねっていう。

 

楽しければ忙しくてもOKはウソ

いくら楽しくても、仕事と感じる要素が1ミリでもあればノルアドレナリンのパワーに頼ることになる。

つまり、無理がたたれば、ノルアドレナリン不足となって、いつかかなり高確率で頑張れなくなる日がやってくる。

レボログ
レボログ

ということのようですね。

 

いくら好きな仕事でも、仕事である以上ノルマや締め切りはつきものです。

ただ、夢中で取り組んでいるとついつい、

レボログ
レボログ

たっのしー

とテンションが上がってつい無理してしまいがち。

 

確か、以前漫画家の井上雄彦さんが、

「もうちょっとできるなってところでやめるのが、ムリなく仕事を進めるコツ」

みたいなことを言ってました。

レボログ
レボログ

ってことは、井上さんどこかのタイミングで無理しちゃったかな?

 

 

それはともかく、

夢中で仕事に打ち込んでいるときほど、上手に休憩をとって、ノルアドレナリンを切らさないように注意した方がよさそうです。

 

ドーパミン型のモチベーションを利用する

 

ドーパミン型のモチベーションとは、

「好き」「楽しい」「褒められる」など

プラスの感情が引き金となって湧き上がるモチベのこと。

 

これは、ノルアドレナリン型のモチベーションと比べ、より長期的にモチベーションが維持できるという特徴があります。

 

友人A君
友人A君

ノルアドレナリン型のモチベーションは、逃走か逃走かの合言葉の通り、本来ピンチを乗り切るためごく短期的に爆発的な能力を発揮するためのものだったね。

 

義務感や不安感といったマイナスの感情から仕事に取り組むだけではなく、

 

「ここまで終わったらチョコレートを食べよう!」

みたいな報酬系のモチベを上手に合わせていくと、やる気を維持しやすくなるようです。

 

偏食・過度なダイエットはやる気を奪う原因に

 

理由は、ノルアドレナリンの生成には食事から必要な栄養素を摂る必要があるから。

 

というのもノルアドレナリンを作り出すには、体の中では作り出すことができない必須アミノ酸が必要で、その必須アミノ酸をつくるためには、タンパク質などの栄養をしっかり取らなければならないからなんですね。

 

もちろん、バランスの良い食事をしてお肉やナッツといった食品を食べていれば問題ないんですが、これが偏食や過度のダイエットで栄養バランスが偏ると必須アミノ酸の生成がうまくおこなわれず、結果としてノルアドレナリンが不足してしまう可能性も。

 

あー、だからか。なかなかダイエットする気にならないのは。

レボログ
レボログ

・・・。

 

まとめ

 

今回の記事で学んだことをまとめると、

 

ノルアドレナリン不足を防いで、やる気を上手にキープするために効果的なこととして

1.休む時は100%休んでリラックスする
2.ドーパミン系の長期的モチベーションも上手に活用する
3.栄養のバランスの取れた食事を心がける
の3つがあげられることが分かりました。
これまで、なぜか定期的にモチベがガクッと下がるタイミングがやってきていたのですが、その原因が明確になって、個人的にかなり勉強になる内容の動画でしたね。
人生で成果を出すためには、どの分野でも長期的に努力を継続する必要があるので、休む時はしっかり休むなど、モチベーションを下げない工夫が大切ということなのでしょう。

 

というワケで、今回はこのへんで。

 

それでは、また。