どうも、レボログです。
いや~私、久々に衝撃を受けております。
スゲースゲーとは聞いておりましたが、まさかあれほどとは…。

え?何の話かって?
そりゃあなた、ウィンターカップで大活躍…どころじゃないクレイジーなプレイを連発した桜丘の富永啓生(けいせい)選手のことに決まってるじゃないですか!

いや、読者様はエスパーじゃねえんだから、
言わなきゃわかんねえだろ。
控えめに言っても、だいぶ和製カリーだった
まず、ウィンターカップ直前に撮られたであろうインタビューを見ても、その大物ぶりがうかがえます。

シュート後のジェスチャーとか、レフティー(左利き)であることも含め、本人はどっちかっていうとハーデンを意識してるっぽいけどね。
監督をして「平均40点は取ってもらわないと」ってマジなトーンで言わしめる。
さらに、本人は「いやいや、平均で45点は狙いたいし、60点にも挑戦したい」と言ってのける。
これが地方予選とかならまだしも強豪ひしめく全国大会で、ですよ?
まさにクレイジーw
もちろん、これがただのビッグマウスなら、
ここでわざわざ記事に書いたりしません。
でもね、そうじゃなかったのですよ。
富永君は、本当に有言実行しちゃったんだから。
6試合で239得点の衝撃!
つまり、平均でほぼ40点。
これ?全国大会ですよね?
まさに監督の予言どおりの活躍だったわけで、
もちろん文句なしの大会得点王でした。
とにかく点の取り方がエグかった。
たとえば、2メートルを超える留学生がゴール下で無双して、平均40点とかならわかります。

スラムダンクで言えば、森重的なやつとか…。
ただ、富永選手は身長185センチ。
高校生のプレイヤーとしても決して大きい方ではありません。
じゃあ、彼の武器は何なのかというと、まずスリーなのです。
これがちょっとどころではなくヤバい。
もちろん、相手ディフェンスもそれはわかっていて富永選手がハーフラインをまたいだら、もうかなりタイトに距離を詰めてディフェンスしている。ときにダブルチームにもいく。
にもかかわらず、
富永は果敢に1オン1をしかけて3ポイントを沈めてしまいます。
しかも、明らかにバランスを崩しているようにみえる、あるいはプルアップやフェイダフェイ気味のシュートでも難なく決めちゃう。
こんな点の取り方をする選手、日本ではA代表でも見たことないですよ。
よく解説の塚本さんが、
「富永君に(シュートの)距離は関係ないですからねー。」
と言ったりしますが…いやいや、距離は関係あるでしょう(笑)。マンガじゃないんだから。
でも、本当に

マジで距離とか関係ねえのかな…
と思えるくらい恐ろしいシュートレンジの広さと精度。
しかも態勢を崩してるように見える状態(おそらく本人の中ではオフバランスではない)からでも決める感覚を持っている。
ありゃ、練習で身につくもんじゃない…。
まさに天賦の才という言葉がぴったりな選手です。
奇蹟を予感させたVS福岡第一との前半戦
全試合、全プレイがハイライト。
そんな中、
特にワタシが画面を食い入るように見つめ

スゲースゲー・・・
と思わず唸(うな)ってしまったのが、準決勝の福岡第一との一戦でした。
ちなみに、福岡第一という高校、今年の優勝候補ダントツナンバーワンの高校でして、
事実、その後、決勝戦もダブルスコアで勝って優勝しています。
その最強の相手を前にして、
富永選手が見せた前半の活躍はまさに高校生…いや日本人プレイヤーとして異次元でした。

まさに、あの試合は彼がカリーに見えたぜ。
以前、
北陸学院時代に大倉颯太選手が国体で開志国際と帝京長岡の連合軍相手に一人で59点取って勝ちをもぎ取った試合にぶったまげた…ということがありましたが、まさにそれ以来の衝撃…。
もし、あのまま勝ってたら、間違いなくそれ以上の衝撃を受けていたでしょうね。
——————————————–余談(よだん)——————————————
ただね、富永選手は、なんか見た目が可愛らしいのですよ。

ちなみに、インタビューの受け答えも可愛いらしい。
だから、あれだけ得点取りまくっても、近寄りがたい雰囲気がしないというか、
そういうところもどこか好感がもてますね。
————————————–余談終わり————————————————
今後の活躍にもさらに期待大だぜ!
実は、富永選手は、去年まで身長175センチほどだったといいます。
それが1年で10センチ伸びて185センチに。
ここから、さらに10センチのびて195センチ。
さらに2メートルオーバーともなれば、渡邊雄太選手や八村塁選手と並んでNBAにチャレンジできる逸材に間違いない!
そんな風に期待せずにはいられません。
冒頭のインタビュー映像にもあったとおり、
彼の両親はともに元プロのバスケットボール選手。
しかも、お父さんは身長2メートル11センチといいますから、可能性は十分でしょう。
というわけで、
レボログでは、今後も富永選手の活躍に注目していきたいと思います。
それでは、また。