先日、ユーチューバー瀬戸弘司さんの『「うつを一発で治す方法」に共感できたのでちょっと語ってみる。』という動画をチラ見していて思ったことをちょろっと。
うつ病を一発で…そう聞くとまるでとんちで「トラを屏風から出してみよ」と挑戦状をたたきつけられているような気がして、試しに5分くらい無い知恵を絞ってみた。
すると、段々気持ちがどんよりしてきたので、さすがにウツを治すというテーマでそれじゃだめだろ(笑ということで、
呼吸法とか瞑想の類…?
あるいはポジティブシンキングでいきまっしょうみたいなやつ?
もしくは、あるイストレッチとかエクササイズとか…筋肉鍛えたら前向きになれるよbとかかな。
と、大体の当たりをつけて、結論から聞いてみると、ズバリ
聞き手と反対の手で作業してみよう
という思いがけないあっさりした答え(笑。
これには、ちょっとびっくり。
しかし、なぜそんなことでうつ病が一発で治るのだろうか。
と気になり、さらに聞いてみる。
なるほど、なるほど。
理由を聞いて、大分納得できた。
要するに、ザックリいうと、
あれこれ思い悩まず、今この瞬間に集中しよう
ということなのだそうな。
そもそも、うつ病の原因となる悩みや不安というのは、ほぼほぼ過去か、未来のことについてだったりする。
そして、過去や未来のことについて考えをめぐらす時、当然のこととして現在、つまり今この瞬間のことが疎かになっているものだ。
だからこそ、敢えて利き手と反対の手で作業をするという、意識しないとできないことを自分に課してみるわけである。
そうすることで、強制的に意識が今この瞬間へと引き戻され、過去や未来を思い煩う余裕がなくなっていく。
前にこんな記事を書いたことがあったけれど、
人間の苦しみの多くが過去や未来に対する考えから生まれているということは、疑いようのない事実だと思うし、だとすれば、そういった思考のクセが慢性化することで引き起こされるであろうウツというものに対しても、この、一見人をバカにしたような方法が、思わぬ効果を上げるということもないこともないかな~と、ちょっと思う。ちょっとね(笑
また、この利き手と逆の手を使ったメソッドには、今まで自分の中に培われてきた脳のクセのようなものを矯正する効果もあるらしい。
よく、右利きの人は左脳をよく使い、左利きの人は右脳を使う傾向にあるということがいわれるけれど、もし仮に、うつ病とそのような脳の使い方の偏りが関係しているとすれば、外部からいつもと違う刺激が加わることによって、新たな神経回路が構築され、今まで滞っていた脳機能が活性化されて、結果としてウツ症状が改善することも、あるのかもしれない。
というと、パソコンのタイピングで意識的に左手の小指を使ってみるか…などと試してみたんだけれど…うお、スゲー違和感(笑
これじゃ、作業が進まな過ぎて逆にストレスが溜まりそうだぜ(;・∀・)
というわけで、ちょっと最近気分が塞ぎがちな方は一度試してみるといいかもしれません。
それでは、タカハシでした。じゃーの(笑