初めに断わっておくと、
この映画の感想について、あまり真面目に書く気がしない。
なぜか?は自分でもよく分からないが、敢えてふざけて書いてみたいような、そんな衝動がフツフツと湧いてきてしまったのだ。
久々に映画の感想を書いたからかもしれない。
ここしばらく、ブログで生真面目な内容の記事ばかりを書いてきた反動からかもしれない。
まあ、理由はこの際どうでもいい。
とにかく、今回は、あまり真面目に書く気にならない。
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長女が綾瀬はるか、次女が長澤まさみ、三女に夏帆、そして腹違いの四女に広瀬すずと、
今を時めく豪華な女優陣が名を連ねれば、そんな、夢の競演による美人姉妹の日常をこっそりのぞき見るかのような、男子諸君にとっては、まさに夢のような映画…という企画ありきで作られた映画と思いきや、その期待を裏切ることなく(笑)案の定、随所にムフフなコスプレシーンが散りばめられている。設定がホント夏でよかった…。
ただ、そんな中にあって、三女の夏帆の干物女っぽさは・・・あえてなの?
まあ、4姉妹ともイケイケだったらさすがに胃もたれするので、意図的にバランスをとったという事なんだと、きっとそうなんだと。え?原作がそんな感じなんですか?
広瀬すずの制服姿に始まり、長澤まさみのタイトなミニスカスーツ姿、そして綾瀬はるかのナース服姿。
もちろん、これは完全に邪(よこしま)な観方でしかなくて、ストーリー自体は一度は失われかけた絆を修復しようとする母と娘の姿であったり、恋愛と仕事と家族との間で揺れ動く葛藤であったり、(異母)姉妹同士、晴れの日も雨の日もありながらも前を向いて一歩一歩生きていくひたむきさだったり。つまりは、とても心温まるハートフルなもの。
しかし、確かこの映画のプロモーションでも、お風呂上りにこっそりバスタオルの前をはだけて扇風機にあたる広瀬すずのバックショットを繰り返し放送していたくらいだから、やっぱりキャスティング+若いお色気ありきの映画なんだろうなあ、と思い直さずにはいられない。
冒頭から長澤まさみのベットシーン&下着姿が拝めるのは、ファンならばそれだけで見る価値ありといった感じ。
ただ、まだ10代の頃の清純なイメージで売っていた彼女を知っていたファンにとっては賛否分かれるところかもしれない。とはいえ、絵に描いたような美人姉妹の中でも、とりわけ長澤まさみのいい女っぷりは群を抜いている。まあ、作中では、だめんずばかりと付き合っては失恋を繰り返すただの酒好き女扱いだけど(笑)。
それはそうと、海街ダイアリーというタイトルに偽りなく、終始穏やかな潮風に吹かれているような、どこかフワフワとした気分で見続けられる映画だった。週末の夜にビール片手に見たりなんかすると、きっと良い気持ちで眠りにつけると思う。
あとは…見終わった後しばらく、”ちくわカレー”のことが頭から離れなくなる映画第1位。
私の中で、この座は当面揺らぎそうにない。
それでは、おやすみなさい。