自分なりにやることはやっているつもりなのに、なぜか結果につながらない…萎え(泣)
今回は、そんな気分で焦ったり落ち込んだりしている私とあなたに向けてモチベが上がりそうなことを書いていきます。
具体的な処方箋(方法論)はお伝え出来ませんが、考え方として覚えておくと何かしんどいな…と感じたときに役立つかもしれません。
結果が出なくても焦らず淡々と続ける…がたぶん正解
たとえば、世の中には、こんな模範解答があります。
結果が出ないときは、原因を自分なりに分析してその部分を改善し、新しい方法で取り組んでみる。いわゆるPDCAを回すってやつですね。
もちろん、それが正しい取り組み方なのはわかってるんです。
でも、どうも心と体がついていかない。そんなときだってあるでしょ?
この記事はそういうモチベが下がり気味の時にどうすればいいのかのついて書いてます。
もちろん、原因は間違いなく自分にある。だから改善は必要。でもしんどい。
そういうときは、
今までどおり淡々と続けてみるのがいいんじゃないか、と思うのです。
もちろん、続けられる範囲で無理をせず。
たとえば、私の好きな芸人さんで、十年以上売れなかったけど、そのあと改名をきっかけに爆発的な人気者になったコンビがいます。
ま、さまぁ~ず(元バカルディ)さんなんですけど(笑)
当時ボキャブラ天国というタモリさんが司会を務める番組が大人気で、そこでレギュラーを務めるような芸人さんたちはみんな人気者になっていた。
でも、当時バカルディは
自分たちのやりたいことと違う…とその番組に出演しなかった。
その結果、しばらく日の目を見ない下積み時代を経験することになるわけですが。
その間もライブや食リポなどの仕事をこなし、あるいは大竹さんは構成作家の仕事なども掛け持ちながらの日々をおくっていきます。
「俺がどんな汚れ仕事でも引き受けて支えるから、お前はネタ作りに専念しろ!」
当時、三村さんが大竹さんにかけたという言葉。
苦しい時こそ自己犠牲をいとわない。まさにコンビ愛を感じずにはいられない…いつか言われてみたい…と、その前にまずは相方を見つけなければ。
その後、三村さんの〇〇かよ!ツッコミがめちゃイケで取り上げられたり、なんといってもウンナンさんの気分は上々という番組で
バカルディからさまぁ~ずにコンビ名を変えたことで運気が上がったのか、ポップなイメージがついたのか一気に大ブレイクした。もちろんそれはそれまで実力を磨いてきたお二人の力があってのことでしょう。
ただ、人気を得た前後で、大きく芸風が変わったかというと、そんなことはないと思う。
よく、ようやく世間が追いついた。彼らの面白さに気が付いた。
みたいな言われ方をすることがありますが、まさにそんな感じなんじゃないでしょうか。
ある時、バラエティー番組で大竹さんが
Q:10年前の売れてなかった時代の自分に今なんて言葉をかけますか?
と聞かれて一言。
「(お笑い)やめんな!」と答えていたのが印象的でした。
やめないこと、淡々と自分の芸を舞台で披露し続けること。
そうすればいずれチャンスはくる。
人気なんてどこで浮き沈みするかわかりません。
だから、そこに一喜一憂してても仕方ない。自分ではコントロールできない部分ですから。
プロ野球選手だってそうです。
ヒットが出ないからあーやーめた、なんて言ってたらプロ失格。
ヒットが出ない時期こそ、淡々と練習をこなす。
もちろん、変化が必要な部分もあるのかもしれませんが、一時的なスランプで時間がそれを解決することだってある気がします。どっちみち続けなければ結果は出ませんのでやはり続けることが一番でしょう。
楽しめないことをムリしてやってないか
好きじゃないことをムリしてやる。
それってたとえばバカルディが乗り気じゃないボキャブラに人気番組だからという理由だけで出演するようなものではないでしょうか。
それで、本意じゃない芸を披露して、そこそこ笑いをとって。
でもそれだと今の唯一無二のシュールなボケや、あのツッコミは生まれていない気もする。
だから、ここからこっちはやるけど、こっちはやらない!
みたいな線引きはしていいと思います。むしろすべき。
とはいえ仕事はもちろん、どんな分野でも自分が好きなことだけやってなりたつことはありません。
好きな道でプロになれば、好きな時に好きなだけでは済まなくなるし、好きなことにまつわるめんどくさいことややりたくないことだってついて回ります。
そんなときは、好きなこと3割を続けるためにめんどくさいこと7割もこなす。
それが世の中のバランスなのだ、くらいに割り切ると意外とうまくいく気がします。
たとえば、小学生がゲームで遊ぶためにしっかり学校に行って部活もやって宿題もやる、みたいな。
まとめ:諦めなければ試合は続いていく
好きな道で自分なりの努力や工夫を淡々とつづけていく。
乗り気じゃないボキャブラには出演しない(世間の流れに押し流されて自分の本音を偽らない)。
それで人気が出ればラッキーだし、そうでなければ仕方がない。ただ、自分たちのファンのために自分たちが自信をもって披露できる芸を出し続ける。
浮き沈みが激しい芸能界でのこと。
さまぁ~ずさんにしても必ず売れる!という確信まではなかったんじゃないかなと思います。
こうすれば売れる!(ぶっちゃけやりたくないけど)
みたいなことを嫌々やって、それで売れずにあげく自分が本来やりたかったことさえ見失う…。
これが結局自分を一番痛めつける取り組み方だと思うので、やはり自分がやりたいこと、面白いと思えることを披露していくしかないのですよね。
どんなに才能があろうと、あきらめたらそこで試合終了。
でもあきらめない限り試合は続いていくのでよね、人生の試合時間は結構長いですから、焦らずに。
それではまた。