どうも、レボログです。
今回は、最近読み始めた『名医は虫歯を削らない』という本で

マジか!?
と驚いた内容をご紹介いたします(結論はタイトルどおり)。
砂糖をやめると虫歯にならない
今回の記事の結論はズバリこれ。
最初に紹介した本の著者でもある歯科医の小峰一雄さんが患者さん1000人ほどに取ったアンケートによると、
虫歯になりやすい患者さんとそうでない人との間で食生活に明確な違いがあったそう。
それは、虫歯になりやすい人ほど、ふだんから砂糖を多く含んだ食品を口にしていること。
そこで、虫歯がなかなか良くならない患者さんに砂糖をやめてもらったところ、その多くで虫歯の進行が止まるという結果が得られたそうです。
ちなみに、本の中に書いてあって注意すべきだなと感じた点が1つ。
それは、フルーツは体にいいからOKでしょ?
みたいなことは全然ないということ。
たとえば、小峰さんのもとを訪れた患者さんで、毎朝健康のためにフルーツを加熱して作ったジュース(砂糖不使用)を飲む習慣をお持ちの方がいたそうですが、虫歯の原因はそのジュースから摂る果糖にあったらしく、その習慣をやめてもらったところようやく虫歯の進行がとまったそう。

フルーツも過熱したら砂糖と同じは覚えておきたいですね。
歯周病には糖質制限
また、歯周病予防には、砂糖のみならずお米やパンなども含む糖質制限が効果的だといいます。
最近、がん予防に効果を発揮することが期待されているケトン食も、
メインとなるのは糖質制限。
私…だけじゃなく誰もがきっと患いたくないであろう病トップ2であるガンと虫歯が同じ糖質制限によって予防できるとなれば、これはかなりありがたい話です。
砂糖が含まれる意外な食品
これまた、冒頭の本からのうけ売りで恐縮ですが、
ちょっと興味深い内容として、砂糖が含まれてい無さそうで実は含まれている食品(嗜好品)といいうのが紹介されていました。
その中で、とくに意外だったのが次の3つ。

いや、無糖なのに砂糖入ってるって…ダメじゃん。

砂糖はある意味麻薬にちかい
虫歯やさまざまな病気を引き起こすリスクを高める一方で強烈な中毒性がある。
一時的な快楽と引きかえに、後々大きな反動がやってくるという意味では、
砂糖って合法だけど麻薬に近いとさえ言えるかもしれません。
ただし、食品業界やお菓子メーカーからの圧力(?)なんかもあるでしょうから、マスコミは決して大々的には取り上げないでしょうけど。
ポジショントークを天秤にかける
私が、この本の著者である小峰さんの意見を割と信頼してもいいかなーと思えたのは、
利権がらみのポジショントークじゃないと判断したから。
たとえば、砂糖は健康に悪影響を及ぼさない…といってる本人がお菓子メーカーのお偉いさんだったら信用できませんよね?
ただ、小峰さんが砂糖は虫歯の原因になる!
といったところでそれほど甘い汁が吸えるとは思えない…あ、多少本は売れるかもしれないし、講演の依頼が殺到するかもしれないけど。
でも、やはり本業の歯科医として、誠実に虫歯で苦しむ患者さんを少しでも減らしたい!
そういう熱意に突き動かされてこの本を執筆された…そう信じてもよさそうだな。
そう感じたのです。
もちろん、本心は別のところにあるのかもしれないけど、それでも騙されても仕方ないと思えるくらいには誠意(真心)が感じられたので。
ただし砂糖をゼロにするのはほぼムリゲー
本当に心の底からチョコが食べたいときにそれを我慢すると、
そのストレスが凄すぎて逆にどうにかなっちゃいそうなので…
ホントーに甘いものが食べたいとき、
炭水化物が食べたいとき、
そんな時は無理せず食べたらいいと思います。
ただ、

甘いもの食べるってのはそれなりのリスクがある行動なんだよな…
ということを頭の片隅にとどめておくと、
なんとなく口さみしい時に口にするものが変わってくると思う。
つまり、砂糖が虫歯のリスクを高めるという内容を知識として知っているか知らないかで
普段口にする食品の質が少し変わると思うのですよね。
たとえば、

あー、そういえばコーヒーにも砂糖入ってたんだっけ…じゃあ、お茶にしとくか。
とか

アーモンドチョコやめて、シンプルにアーモンドだけにしよ。
とか。ちょっとずつ気をつけるようになる気がする。
そんな細かい積み重ねが積もり積もって虫歯になりにくい生活習慣をつくっていくのですから、バカにできません。

チョコパイ…3つ食べるのが食後の習慣だったけど…2つにしとくか。

どっちみち食べすぎな。
というわけで、チリも積もれば山となる。ということで
今回はこのへんで。
それでは、また。