私が選挙に行かない3つの理由…はナマケモノの言い訳か?

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senkyo-darui

今日はとにかく怠かった。
何もかもやる気がせず、日がな一日寝て暮らしたような一日。

こういうのサウダーデとかなんとか言うんだっけ?忘れちゃったけど、言いようのない虚しさ、切なさってヤツ。

とまあ、布団の中でウダウダしていて、ふと思いついたテーマが…こんなの。

 

怠惰な暮らし方をした日には、なんとも怠惰なテーマを思いつくもんだ。
と我ながら…笑いはしないけど、わりと真面目な面もあるわけだから。

さてさて、じゃあ、どうして私が選挙に行かないのか、今回は、静かに自問自答でもしてみますか。一応、メンドクサイからって理由はナシで考えてみます。

 

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1.やっぱりめんどくさいから

 

ゴメンナサイ(笑
最初から公約守れませんでした。

というのも半分は冗談ではなく、実際、あまりにも多くありませんか?

こういうタイプの裏切り。

 

いっくら聞こえのいいことを連呼したって、それは選挙に受かるための猿芝居でしかない…
「え?そんなこと言いましたっけね?」

じゃ、あまりに国民…かどうかはわからないけど、少なくとも私をバカにしている。

だから、もし公約破ったら(まあ、頑張ってやってみたけど、実現できませんでしたってのは大目に見るとしても)牢屋に入れられるくらいリスク負ってくれなきゃ、私も覚悟してあなたに票は入れられませんよって話。

 

2.そもそも私が政治をそれほど分かっていない

 

これも、理由としてはかなり大きい。

いくらあーだこーだ言ってみたところで、結局、第一印象でなんとなく決めちゃうことになる気がする。

「あ、このおじさん、太ってるから自己管理なってないから、きっと公約も守れないな。だから、やめトコ…っ候補者全員太ってんじゃん。」みたいな。

しかも、何となく思い付きでいれた一票も、頑張って勉強して入れた一票も、結局同じ価値では、やる気も出ない。

せめて頑張ったら5票くらい入れられるとか、そういういい意味での差別化がないと…それじゃあ、形式的平等が保てないでしたっけ?でもそれって…実質的にメチャクチャ不平等な気も。

 

3.他人が私のために本気で働いてくれるとは思えない

 

誠心誠意がんばります!

あなたの地域をきっとよくいたします!

そういう具体性はまったくないけど、耳ざわりだけいい言葉を吐いた後は、ひたすら名前をごり押し連呼。

 

うぐいす嬢(・・・嬢?)には頭が下がるけど、

正直、うるせーったらありゃしない。

 

地域を良くしたいなら、まずその騒音まき散らすのやめるとこからお願いします(笑

どうでもいいけど、あれ、個人でやったら確実に警察呼ばれちゃいますよね?

まるで、5歳児相手に選挙運動してるのかって感じ。
「どうでちゅか?これだけいっぱい名前言ったら、おぼえられるでちょ?」

そういう、人の迷惑とか考えらえない選挙戦をしちゃう候補者には入れたくないんだよ、私は(笑)

結局、票さえ入れてもらえればなんでもいいんですよね、あなたたちは。

料亭とか行ってる暇に、一度、『北風と太陽』とか読み直した方がいいと思う。

 

 

「私、不器用ですけど、やるだけやってみますから」

そんな一言だけ残して颯爽と去っていく、在りし日の健さんみたいなカッコいい政治家、いないかな。あ、また印象で決めてる。

 

選挙に行かないのは数百万の損失?

ある選挙特番か何かで、

選挙に投票に行かないのは、1回あたり200万円くらい損してることになるんですよ?」
みたいなことを言っていた。

どういう計算で200万円の損ということになるのかは知らないけれど、まあ、行かないと200万円の罰金とかなら、私も行くとは思う。

ただ、だいたいお年寄りに優しい人が、私にはまったくうれしくない公約掲げて当選していくし、私が、ちょっといいなあと思う候補者はたいがい圧倒的な大差で負けていくし、そもそも今まで30人の村の村長選挙でもない限り、10票差とかの僅差で勝負がついた選挙なんて見たことがない。だから、ますます私が投票する意味ってなんなんだろって空しくもなる。

関係ないけど、無投票で再選ってあれヒドくないですか?

 

4.選挙に行く間にもっと別のことがしたい

 

またまた、前言撤回で4つ目のトピックを書いちゃってますが。

一番怖いのは、選挙行っただけで、
「俺、この国良くしてるぜ。やったったぜ。」

みたいな妙な感情が生まれること。

よくよく政治について勉強したり、これまでの候補者の実績についてリサーチもしないで、なんとなく

「選挙いくっしょ、それが大人の務めでしょ。」
みたいな感じで投票するとどうなるか…少なくとも、私にはそれが自分や周囲の人の生活をよくする行動だとは思えないってことです。

え?もし罰金性になって、実質行くことが義務化したらどうするって?

そりゃ、いきますとも、そのときはできる限り政治のこと・候補者のことお勉強させていただきます(笑

 

法改正はパッチ適用みたいなもの

 

たとえば、私が選挙にいかない間に、とんでもない候補者たちが大勢通っちゃったとして、それでトンデモな法改正がなされたとします。

もちろん、そのとき、私はそれに対して文句を言える立場にはありませんから、黙って決められたルールに従うだけ。

これと状況的に似てるものとして…コンピューターやゲームのプログラムアップデートの際にしばしば行われるパッチ適用なんかが思い浮かびますが…まあ、ある日突然、それまでのルールや仕様が大きく変わるって意味でですけど、

※パッチとは

もちろん、ルールやシステムが大きく変われば、それまでの戦い方が通用しなくなったり、新たに覚えなければならないことが出てきたり、と最初は戸惑う部分もあるでしょうが、

 

必ず、その中で生き残るすべというのは、あるはずです。少なくとも多くの人が私と同じ状況に置かれるでしょうから、その中で、より良い立ち回りをして生き残っていく覚悟はある。

そもそも、プレイヤー(国民)の大半がお手上げになっちゃうようなメチャクチャなことしちゃったら、今の時代、それこそ日本沈没でしょう。そんなバカなマネはまあ、しないだろうと。少なくとも、1度の選挙で大きく変わることはないわけで、歴史的に見ても、物事には必ず、前兆というかきな臭くなる兆しのようなものはあるわけです。

大事なのはそれを見落とさないことの方で、

だったら、1回1回の選挙を固唾を飲んで見守るよりも、

もっと歴史的なことを学んだり、(政治家)個人ではなく、システムとしての政治だとか、社会の流れについて、かつてヤバい選挙や法改正が行われた後、その国はどうなったんだろうとか、壊滅的な状況になるまでどれくらい猶予期間があったのかとか理解しておいた方がマシなんじゃなかろうかと。

ま、どんなルールになっても、その中でどう立ち回るかを考えるってことだけは一緒ですからね。あまりに理不尽なルールを課す国に代わりそうな兆しが見え始めたら、その時は国外逃亡も辞さないって覚悟は持っておくべきかもしれないけど。

 

他人を選挙に行かせたがる人たち

というのが必ず一定数いますよね。

ただ、選挙投票って基本的に個人戦なので、もしあなたが無理やり選挙につれていった相手が、あなたが支持する候補者と対立する候補にテキトーに入れちゃったときのことは、ぜひ想像しておいていただきたい。それで、あなたの1票は相殺されちゃいますから。

 

誤解のないようにいっておくと、別に、選挙に参加するとこれだけのいいことがあるのに、それを知らなくて、無知だから行かないってんじゃないと思うんですよ、

選挙に行かない層というのは、義務だとか大人としてのモラルだとか、そういうのを取っ払って、実利とか費用対効果の面から考えたとき、わざわざ雨の中着替えて、化粧とかして投票所に向かうだけの魅力ってないなあと感じてるんだと思う。

 

選挙に行ってる人間の方が立派だ、みたいな勘違いをしている人もいるみたいだけれど、別に誰でも行こうと思えばいけますからね。その中で、ある人は、コレコレこういう理由から選挙に行くことを選択し、ある人はいかないという選択をしている、それだけのことだと思う。

まあ、独裁政権が崩壊して、初めて国民に選挙権が与えられたみたいなドキュメントとかみると、選挙権って尊いんだなあと思わないこともないけど…

ただ、選挙に行こうが行くまいが、決まったことは国民に等しく降りかかるってことだけ理解しておく必要はあるでしょうね。

 

ちなみに、お年寄りとか、若者世代とモロに利益相反の関係にあるのに、老婆心からか「選挙行っとけ!」とか言っちゃうのってどうなんですかね?言わない方がいいんじゃない?とか思っちゃうのは私だけでしょうか。

 

「これからは、若者の時代だ!だから俺たち年寄りが私利私欲や不安にかられて投票しちゃいけねえ!だからばあさん、俺は80超えたら選挙は卒業すんぞ!」

 

逆に、こんなおじいさんがいたら、すごくカッコいいとは思いますけど(笑。

 

それじゃ、また。