人は何歳まで成長し続けられるのだろうか。
あ、これは人間的に…とかそういう話しではなくて、単純に
人はいつまで身長を伸ばすことができるのだろうか?
という素朴な疑問の話です(笑
もちろん、世界にはビックリ人間のような極めて例外的な人というのはいて、
かつてNBAで活躍した姚明選手のように、25歳とかを過ぎても身長が伸び続けていたという例もあるにはあります。
でも、なかなかそれを一般化するのは現状では難しそうですよね・・・。
そもそも、成長期を引き延ばすことって可能?
人間の成長は、第二次性徴期と関係していると言われます。
第二次性徴期とは、男性なら男性、女性なら女性といった性差に基づいた身体的特徴が表れる時期で、一般的には、中学生くらいから(早い人は小学校高学年くらい)から始まると言われています。
私のような俗っぽい人間の理解では、いわゆる性の目覚めってやつだと理解しているですけど、この二次性徴期と、人間の成長期がモロ被りだというのは、ご存知の方も多い話だと思います。
背が伸びるってどういうこと?
身長を伸ばしたい!
そう願う少年少女は多いとはいえ、じゃあ、そもそも背を伸ばすってどういうこと?って聞かれると、意外と知らない人も多いんじゃないでしょうか?
というか、私自身もつい最近知ったことだったので(笑
ここで、この記事に出会ったボーイ&ガールはとてもラッキー。
これを機会に、背が伸びるとはどういうことかだけでも覚えて帰ってねb
とかなんとか、変な媚びを売るのもあまり性に合わないので、
さっそく本題に入らせていただくと、
背が伸びるとは、ズバリ骨端線が伸びること、なのです。
え?骨端線ってなにかって?
そりゃ当然気になりますよね。
では、お答えいたしましょう。
骨端線とは、成長期の子供の骨にしか存在しない、身長を伸ばす重要なポイントとなる骨組織のことです。 成分としては軟骨に近く、大腿(たい)骨や、すねの部分の脛(けい)骨などに存在します。
実は、この骨端線は、男子の場合16歳前後、女子の場合15歳前後で固まってしまうといわれています。
げ、16歳とか…マジか!?高1じゃん、ちょっと早ない!?
と意外に思った方もいるかもしれません。
そうなんです、早いんです!
だから、このデータだけで言うと、実は、
人間の成長期は、平均的には15~16歳まで
と考えておくのが妥当ということになるんですよね。
そして、
身長を伸ばすこと=骨端線が伸びる(成長すること)と考えると、
骨端線の成長が止まった状態から、栄養や睡眠といった生活習慣を改善したとしても、なかなかそれを成長につなげたり、限界を超えて成長期を引き延ばすというのは、ちょっと厳しそう…か。
ただし、もちろん、16歳を過ぎてからグングン身長が伸びていくケースも決して珍しくはありません。
スラムダンクに登場した山王工業の河田選手(兄の方)だって、
高校入学から1年間で25センチも伸びた設定でとして描かれています。
まあ、これは漫画の話ではありますけど、
実際に、スポーツの世界なんかでは、このようなケースは、わりとよく耳にします。
もしかすると、運動などによって、骨組織が刺激され成長が促されるということがあるのかもしれませんね。
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というわけで、人間の成長期に関する、ちょっとしたお話でした。
それでは、また。