人類の進化系!?世界にわずか38人のポルタトーリとは?

どうも、タカハシです。

突然ですが、皆さんは特質系ですか?

「また、コイツ…中2病かよ…」

そう思われた方⇒半分正解。

ただ、実は現実世界にも、これって、水見式やったら特質系なんじゃね?

という特異な人たちが存在したのです。

それも世界でたった38人という超レアモノ。

彼らの名は、ポルタトーリ。

彼らは、全員がルクソ地方イタリア・ガルダ湖のほとり位置するリモネ村という1000人ほどの小さな村で暮らしているといいます。

ちなみに、ポルタトーリはイタリア語で、「遺伝子を運ぶもの」を意味するのだそう。

なんか、メッセンジャーみたいで、ちょっとかっちょいい…。

参照:信じられない…奇跡の遺伝子を持つ人々『ポルタトーリ』

ポルタトーリの特質:ズバリ動脈硬化になりにくい

朝から、ベーコン、そして豚のサラミに油をたっぷり塗った郷土料理。

ポルタトーリたちの食生活は、私たちの基準に照らせば、お世辞にも健康的とは言えず、一般人ならとっくに動脈硬化になってもおかしくないようなかなり脂っこいメニューが中心。

にもかかわらず、彼らは、動脈硬化とはほぼ無縁なのだとか。

しかも、その特徴は年を取るごとに発揮されるようで、あるポルタトーリのおばあちゃんは、80歳を超えても、朝からサーロインステーキをペロリと平気で平らげてしまうのだそうです。

なぜそのようなことが可能なのでしょうか。ただの大食い部族だから?

いやいや、そのカギは彼らの持つ特異な遺伝子の配列にありました。

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ポルタトーリと一般人の違いは染色体11番目の1文字

ポルタトールと私たち一般的な人との違いは、遺伝子のわずかな配列の違いによってもたらされていることが分かっています。

具体的には、一般的な染色体11番目の文字配列がCGCなのに対し、ポルタトーリは、TGCになっています。この遺伝子はAIMilano(アポA-1ミラノ)と呼ばれており、AIMilano遺伝子を持つ場合、通常よりも速い速度で、コレステロールの処理が可能となり、血管にコレステロールが溜りにくくなるのだそうです。

実際に、このAIMilano遺伝子を持っている人は、ベーコンや脂っこい肉料理を食べても動脈硬化になるリスクが一般的な人と比べ、圧倒的に低いといいます。

また、体内で作られる善玉コレステロールについても、普通の人とは違うたんぱく質で作られており、それが動脈硬化予防に一役買っているとのこと。

ってことは、黒〇ーロンとか、トクホのお茶とか難消化性デキストリンとか飲まなくてもいいのかあ…いいなあ、ポルタトーリ。エコで。

参照:AIMilano apoprotein identification of the complete kindred and evidence of a dominant genetic transmission.

ポルタトーリの始まりは、ある男性の突然変異から

陸の孤島であり、人の行き来が制限されていたこともあり、リモネ村では、村人どうしが結婚するケースがほとんどで、その婚姻、出産、死亡に至るまでの情報がルネッサンス期から克明な記録として残されていました。

その記録を辿っていくと、1654年に誕生したホマロリ・ジョバンニという一人の男性にたどり着きます。

記録を基にした研究者らの推測では、どうやら彼の遺伝子が何らかのきっかけで突然変異を起こし、以降、脂っこい食事をしても動脈硬化になりにくい特異体質が発現したのではないかということです。

ちなみに、現在は11代目が誕生したりしているようで…ってことは、ポルタトーリはポルタトーリ同士結婚して、種(家系)の保存に努めているのでしょうかね?

ただ、ポルタトーリとそうでない人との間に生まれた子供は果たしてどっちになるのか、ちょっと気になります。

参照:世界に38人しかいない奇跡の遺伝子。この人たちはどんな特徴があるの?

新時代の人類はみんな超ポルタトーリ?

ポルタトーリは、自然発生的な遺伝子の変化によって、いわば偶然生み出された存在。

おそらく彼らは、これまで生物が環境に適応しながら長年かけて進化してきた流れをそのまま汲む存在であり、その進化の先駆けともいえる存在なのだと考えられます。

ただ、今、我々人類のテクノロジーは、進化のカギである遺伝子情報すら操作し、超人類とも呼べる存在を生み出せるまでに発達してきています。

となると、ポルタトーリから着想を得た研究者らによって、人類全体に安全に適用できるような形で遺伝子を改変できるような技術が生まれる可能性はかなり高いと思われる・・・。

そして、俗に言われるデザイナーズベイビー(遺伝子操作によって頭脳明晰、容姿端麗といったハイスペックを約束された赤ん坊)たちは、おそらく、みな生まれながらにしてポルタトーリのような特質を持って生まれてくるようになるんじゃないかと推測できます。

実際に、今現在もポルタトーリの遺伝子が造り出す蛋白質を人工的に合成可能とすべく、ベンチャー企業が研究を重ねているそうです。

90歳を超えても朝からサーロインステーキをガッツリ。それでも、胃もたれなんかせず気分爽快。そんな時代はもうすぐそこまで来ているのかもしれません。

え…?

今でも家のばあちゃんはそんな感じだって?

それって、もしや、39人目のポルタトーリなんじゃ…(笑

あ、でもベジタリアンやヴィーガンにとっては、あまり恩恵のないことなのかな…いやいや動脈硬化になりにくいってだけで十分ありがたい。ま、まだ少し先の未来の話になりそうですけどね。

それでは、また。