お肉やお魚がタンパク質豊富なのは知ってるけど…
近年、さまざまな理由から肉や魚をできるだけ食べない”菜食”中心の食生活を選択する人が増えています。
もちろん、栄養のバランスに気をつければ、菜食は他の動物の命を奪うことなく、健康的でピースフルな生活につながる素晴らしいものですが、
その場合、気を付けたいのが栄養不足に陥らないようにすること。
とりわけ、よく見られるのが、いきなり動物性の食品を食べなくなることで、それまで、それまでお肉やお魚から摂っていたタンパク質が不足するケースです。
タンパク質は、血液や、内臓、免疫機関、また、子供の成長にも欠かせない軟骨組織の生成に関わるなど、人の体にとってなくてはならない重要な役割を担う栄養素。
そこで、今回は、お肉やお魚に頼らずに、無理なく十分なタンパク質を確保する!
をテーマに、植物性食品の中でも、特にタンパク質豊富なおススメ食品を3つご紹介したいと思います。それでは、さっそく初めて参りましょう。
なお、食品名に添えたグラム数は100グラムあたりに含まれるたんぱく質の量です。
1.豆腐(タンパク質 4.9グラム)
寒い季節には、鍋のお供に、そして暑い季節には、冷たい冷ややっこにするなど、一年を通して食卓に欠かすことのできない豆腐。
ちなみに、私、無類の麻婆豆腐好きでして…たまに、花椒などを手に入れては四川風マーボ―を作ったりしているのですが(あのしびれる感じがたまりません)…と、それはともかく(笑
低カロリーであることから、ダイエット食品としてもお馴染みの豆腐には、サポニンと呼ばれる血液をサラサラにし、代謝をアップさせる成分が含まれています。
ダイエット中や、菜食中心の食生活では、どうしてもタンパク質が低下しがち。
タンパク質が不足することで筋肉が落ち、基礎代謝が低下して太りやすい体質になってしまう…そんな困った事態を事前に予防するためにも、ぜひ普段から積極的に摂ることをおススメしたい食品です。
納豆(タンパク質 16.5グラム)
タンパク質はもちろん、カルシウムやミネラル、鉄分などをバランスよくふくむ納豆は、日本が生んだ世界に誇る健康食品です。
納豆に含まれるビタミンKは、骨に含まれるタンパク質を活性化し、成長を促す作用があるため、成長期のお子様にも大変おすすめ。
また、コンパクトで持ち運びも便利なので、どこでも気軽に摂ることができる点もGOOD。保存にも優れているので、常備しておいて、栄養が偏りがちな外食の際などに一品加えて栄養のバランスをとるという使い方もできます。
きなこ(タンパク質:35.5グラム)
きなこには、食物繊維が豊富に含まれ、便秘の解消やダイエットに効果のある食品として近年注目されています。また、食事の前に摂ることで血糖値の上昇を抑える働きがあるため、血糖値が気になる方にもおススメです。
味にもクセがなく、粉末状で飲みやすいため、お茶や牛乳(動物性の食品を控えたい場合は豆乳で代用可)などの飲み物に溶かしたり、料理に加えて胡麻和え風にするなど工夫次第でさまざまな使い方ができる点も魅力。
スポンサードリンク
おわりに
少し前に、「【ベジタリアンの間ではもはや常識!?】”植物性”食品の中で高タンパクな食材はコレで決まり!」という記事を書かせていただいたのですが、
奇しくも、今回ご紹介した食品は、どれもも大豆を原料としてつくられた食品ばかりになってしまいましたね💦
いや、ホント、ワザとじゃないんです(笑
それだけ、大豆は、タンパク質が豊富で、しかもさまざまな食品に加工されているありがた~い食材ということなのでしょう。
おまけに、
どれも、スーパーやコンビニで気軽に手に入れることのできるモノばかり。
タンパク質が不足している方は今すぐにでも、
また、ベジタリアンの食生活に興味が沸いてきたという方は、その一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
それでは、タンパク質たっぷりな”植物性”食品についてのお話でした。
では、また。