
マルゴリの声思ったよりも高っえ・・・w
というわけで年内になんとか映画館で観ることが叶った映画【スラムダンク】
ボクの中では、漫画版で十分完結した作品なので、あれ以上のものはないでしょ…
と思っていたんだけれど、
完結から20年以上もたって敢えて映像化するってんだから、何かあるんだろうな、期待。
ということでとりあえずまあ、見ないわけにはいかないよな、ファンとしてはという流れです。

あ、記事の性格上、以後ネタバレ不可避だと思われるので
これから事前情報ゼロで映画館へいくんだぜ!って方はまた後程、よかったらお会いいたしませ。
伝説の山王戦が映像化されただけで満足
今回の映画、主人公というのはもちろん湘北の5人ってことなんだろうけど、
あえて特筆するなら、意外や意外、宮城リョータの過去を紐解くところから物語が始まる。
ってところに驚きがあった。

宮城って沖縄出身だったんすね、確かに苗字が…
ボクは原作で語られない情報は入れない方なので、
もしからしたらすでにコアなファンの間では常識なのかもしれないけど、
宮城の家族や少年時代について語られた序盤のストーリーはとても興味深かった。

そーちゃん・・・
もうね、この作品通して、全部そうなんですけど、
ちゃんとキャラクターがバスケしてるんすよ、テレビアニメスラムダンクとはクオリティー全然違うんですよ(失礼)
多少CGっぽさが気になるものの、リアルな挙動で、
バガボンドやリアルという作品作りを経た井上先生の描くスラムダンクのキャラが縦横無尽に躍動するだけで、
もう感無量というか、涙目ですw
もうこの時点で十分待ったかいはあったというもの。
さすがに細かいギャグとかやり取りとかが尺の都合上カットされてるけど、
もう最近の完結しなかった名作アニメリメイクの流れに乗って
スラムダンクもぜひこのクオリティーに近い完成度でアニメ化してくれたら
これ以上望むものはないって感じ…ま、夢ですな。
映画への情熱が詰まったファンブックも・・・ほ、欲しい!
映画を見終わった足でふわ~っとそのまま近くの本屋へ行き、
そこで狙ったように店頭に積まれていたファンブックに当然のように心を奪われた(即買いはせずw)
たいていの映画はそれを見たら満足してしまうけど、
この作品だけは、鑑賞後もいろいろ井上先生の言葉で聞きたいことが浮かんでくる。
その辺のことが語られているとしたら、この本に掲載されているインタビューはまさに必読ということになる。
また、井上先生の幻の読み切り作品『ピアス』も掲載されているのでそちらも要チェックでしかない。

少年りょうが、あやという少女と出会い、ピアスをあけるというプロセスを通して大人への階段を上るというストーリー…
となると、もうお分かりですよね。
個人的には映画の中での晴子さんの扱いや作画が若干不満だったものの…という余談はさておき、
井上先生の中では、僕が思っていた以上に宮城リョータというキャラクターは大切な存在だったのだなと。
ま、映画のラストシーンなんかまさにそうだよねというね…。
とりあえず、普段なら財布の紐が固いわたくしも、
ことスラムダンク関連となると…もうノーガードのドンフライ高山状態になっちゃうの何なんだろな…と自分でも笑ってしまう。
ま、、それがファンもとい信者ってやつなんでしょね、嗚呼、しあわせ。