【授かり効果】古い服とマンガ(本)が捨てられない理由

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最近、洋服ダンスに着もしないダサい服が幅をきかせていて

新しい服をしまうスペースがない。

 

それは、本棚も同じでもう何年も読んでいない本が上辺にホコリをかぶったまま鎮座している。

 

レボログ
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何なん…ただでさえ限られたスペースなのに…マイルーム

 

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原因は授かり効果だった

 

所有という概念は、人の心に大きく影響する。わざわざ買おうと思わないようなものでも、いったん所有してしまうと失うのが怖い。「授かり効果」という心理的バイアスのせいだ。

 

というのはエッセンシャル思考という本の一節。

 

 

要するに、いったん手に入れたものは捨てにくいってことのようだ。

 

この授かり効果に関して、ノーベル賞を受賞した心理学者のダニエル・カーネマンが、興味深い実験をしている。

 

カーネマンは、実験で、ランダムに選んだ被験者の半分にマグカップを与え、もう半分には与えなかった。

 

そうして、その後マグカップをもらった(つまり、所有している)グループに対し、

 

Q:いくら払えってもらえれば、そのマグカップを手放す?

という質問をしたという。

 

同様に、マグカップをもらえなかったグループに対して、

Q:同じマグカップを手に入れるのにいくら払う?

 

という質問をして両グループの言い値を比較したところ…

 

マグカップを所有していたグループが手放すのに払ってもらうべき金額としてあげたのが最低でも5ドル25セントだったのに対し、

 

マグカップをもってないグループがマグカップを手に入れるために払ってもいいと答えた金額は、2ドル25セント~2ドル75セントの間にとどまった。

 

つまり、所有しているというだけの理由で、何のことはないマグカップの価値が3ドル(約300円)も高く感じられたということになる。

 

その服と本、今でもほしい?買う?

 

このエピソードを読んで、

まさにボクの部屋に着ない服と読まない本が蓄積されている理由も、まさにこの授かり効果でしかないと思った。

 

たとえば、同じ服をショップで見かけて、

買う?

と聞かれたら、

レボログ
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速攻でNOってか、金もらってもちょっと…いらね、

って服が3着は見つかった。

 

結局、今改めてほしくない服とか、いらないんですよね。

もし、万が一もう1度全く同じ服が欲しくなったら、また改めて買えばいいのだし。

 

 

 

※1週間以内に着ない服はもう一生着ない

 

レボログ
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らしいです、1週間じゃなくて3日だったか1か月だったかもしれません。

 

まあ、ともかく、直近着ない服は、少なくとも冬物なのに冬中着なかった服は捨てるべし、が正解なのでしょう。

 

よく断捨離界隈では、

身に着けたときワクワクしない服やアクセサリーは捨てましょう

 

なんて言いますけど、まさにそうなんだろうなと、オーラとか運勢とかスピリチュアルとかは全然疎いボクも、なんとなく感覚的にそうなんだろうなと思わずにはいられない説得力がある標語(?)ですよね。

いつか、まとまったお金ができたら、タイのバンコクあたりに移住して、一年中半袖短パンで過ごすのが夢なんだけど(笑)

 

そうなったら、洋服ダンスすらいらなくなるな。

 

 

ただ、本の場合は必ずしもそうとも言い切れず…とか思うとなかなかブックオフに売れんのよな~

レボログ
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ただ、以前引っ越したとき、一番大変だったのが本の処分だったんよな…

と思うから最近はメッキリ電子書籍ばかり買うようになりましたw

 

ただ、まあ、本こそそんな高い買い物でもないし、古本だってあるし、

それこそ欲しくなったら改めて買う、1年読まなかったら捨てるを繰り返すのがいい気もするな、循環循環。本棚も新しいのは買わない!

 

それでは、また。