この間、母と電話していた時の話。
母は現在、父と父の母である祖母と暮らしていまして、
まあ、いわゆる嫁姑ライフを絶賛満喫中なわけですが、
とある食事時の会話にイラっとしたという愚痴を食らったのでここで面白おかしく(?)書かせていただこうかなと。

そんなこと言うとハードル上がるぞーw
美味いんでねえの!の一言にイラつく母

いやー、繊細さんってのは、本当に繊細ですね。
ボクなんかは、「美味い…」というところまで聞いたら

あ、美味かったんだ、よかったよかった
と勝手に解釈してたぶん語尾とか聞いてないと思うんですけど…ってこれも繊細さんである母の話を聞いていて改めて気づいたことで(笑)
さてさて、
母はというと、美味いの後に続く「ねえの」が気になるらしく…
母『ねえの!ってなんなん!私の料理が美味しかったのは意外なことなのかよ!何を驚いてくれてんの!』
って怒りがふつふつと湧いてくるらしい…めんどくせw

あ、失礼、母上も、大変ですね。
ばあちゃんにしたって、そんなつもりで言ってるわけないのはほぼ間違いないのに、とおもうと

ま、気にすんなw
と言いたくなるのをグッと堪えて、
ボク「嫁姑って大変だよね~」
とかよくわからん感想を述べるにとどまるのでした。
まあ、ほかにもここ10年くらいずっと祖母が左手を使わずに食事するのが気になってるとか…
母「私の作った料理は片手間で食べられる…左手をつかうまでもないものってことなのかい!?」
いや…気にすんな、と言いたい。
人生いろいろ、飯の食い方もいろいろだから…とはいえこれって人類の普遍的な悩みなのかも、
飯の食い方1つで離婚とか割と普通にあるしな。
繊細さん→専門用語ではHSP
2年ちょっと前、ロンドンブーツ1号2号田村淳さんが繊細さんであることをカミングアウトして話題になったりしてました。
繊細さんは正式には、HSP(Highly Sensitive Person・非常に敏感な人)といい、SPS(感覚処理感受性:sensory-processing sensitivity)が高い人のことなのだそうです。
ちなみにSPSは、感覚情報(五感・平衡感覚・内蔵感覚など)を脳内で処理するプロセスの、生まれもった個人差を指します。
この概念を見いだした心理学者のエレイン・N・アーロン博士によると、HSPはどの社会にも15~20%程度は存在するのだとか。

思ったよりも多いな。
ちなみに、うちのじいちゃんは、逆繊細さんみたいな人でしたけどねw
点数つけるのは上から目線?
そういえば、この間、母の作ったカレーを食べたときのこと。
ボク「この間のカレー120点だったわ!」
と個人的には最大限の賛辞を送ったつもりがどうやら癇に障ったらしく、
母「何上から目線で点数付けてくれとんねん!(意訳)」
というまさかのカウンターパンチを食らって唖然とするという一幕もありましたっけ…ホント繊細さんなんだから…。
ただ、どうしても無意識のうちに自分の感覚をスタンダードなものだと決めてほかの人を変わり者認定するクセって誰しも少しは持っているものだと思うので、

もしかしたら、俺がガサツなだけなのかもな…
とちょっとだけ反省しつつ、まあこれからも自分と全然違う感性の人との出会いを楽しみにしていきたいなと思ったりしましたとさ。

あ、嫁姑ライフ満喫中のくだりは母には内緒で…ここだけの話でお願いします(母にはこのブログの存在は内緒)
それでは、また。