
NHKの都合で配信止めるとか・・・アマゾンはプライム会員バカにしてんのか?
と思ってたけど、ま、呪術廻戦もあるし、いっかとか思ってたらまさかの2話連続配信ですっかり機嫌も治った…どうもそんな感じのヤツですw
最近、変化が乏しい生活を送っているためか、どうも物覚えが悪くなっているような気もするので、忘れる前に日常のあらゆることの感想文を書いておこかなーと、試しにね。
これもその一環で、どうせアニメは見るし、子供の頃いわれませんでした? 感想文は早めに書いとかないと最後に泣きを見ることになるぞ!って。

それ、夏休みの読書感想文なw

読書感想文といえば、小学生のころ、読んでもいない本の感想文をママンに書いてもらってそれがまさかコンクールに入賞しちゃって、でっかいホールで読まされたという恥ずかしい記憶が…
それは、さておき、進撃の巨人「暴悪」編ですよ。
まず冒頭からエレンが怖すぎなんで、引いてたんですが、ミカサやアルミンをドSっぽく攻める描写…あれはよくないですわw
今まで3人が築いてきた友情や絆を一発で破壊しにかかる感じ…
特にミカサを
「このアッカーマンの雌豚奴隷が!!」と罵倒するシーンは悲しみがハンパなかった。

雌豚は言ってねえだろw
これまで3シーズンの間、多くの苦楽をともにして培ってきた絆がこんな一瞬で…

ま、まだ崩壊してないですけど。
これ、きっとあれですよね、偽悪的っていうか、実は心で泣きながらミカサとアルミンを惨劇から遠ざけるためのやさしさですよね?エレン。

ちなみに、ボクの中では、理由はどうあれ女の子を泣かす男はアニメでは嫌いなキャラクターの代表格です。
今の段階では、タイバー候の演説を襲撃し、
マーレ人を大量虐殺したところからエレンというキャラクターへの信頼度(人生哲学とかモラルとか)は大暴落しているので、もうちょっと共感できると見てて辛くなくて助ります。
とりま、今期では間違いなく全一クラスで毎週展開が劇的すぎる作品だと思うし(そんなにたくさんの作品は見てないけど)まったく先が読めないのがこの作品の魅力でもあると思うので、再び

なんだ…そんな事情があるとは知らず…エレン…やっぱいい奴じゃん。
とボクの評価が再高騰することを願います・・・
エレン派の仁義を通さない感じがどうもね…
もう1個気になったのが、訓練兵たちがシャーディス教官をフルボッコにするシーン。
ま、暴行シーンは描かれなかったからよかったものの、もし仮にその場面を丹念に描こうもんなら
その段階でボクの進撃の巨人は終了してたまである…そのくらいショッキングなシーンで…
「お前らひよっこが束になったところで、問題にならん!」
というフラグから失神KOの描写はもう、見てらんなかったですね。

それがまた、クーデターを起こしたエレン派の差し金ってんだから、なんともねえ。
おじいちゃんが、悲しい最後迎えるのとか、時代に取り残されていくとか。
マジで観たくないんですよ。いい人なら特に。
一人の男の、しかもまっすぐに生きてきた男の人生が、
まだ右も左もわかってないガキどもの幼稚な暴力で汚される感じ、見てて気分いいですかね?
たとえば、ヤンキー漫画や、任侠映画

もしくはルパン三世
そこでの主人公は、くくりは悪人ではあるんだけど、仁義や正義をちゃんと貫くからこそ支持されるんだろうと思います。
しかも、その正義が自分勝手な狂信・妄信ではなく、一般的な感覚にそぐうものであるからこそ。
そんな中に、年長者を敬えることというのは割と重要な要素としてあると思っていて、とくにかつての恩師なら猶更(なおさら)。
もちろん、仁義や恩義といったものをないがしろにするキャラクターもいますよ。
ただ、そんなもん主役になりえないよね、やがてヒーローによって痛い目見せられるよね、というお約束があってのこその安定の小悪党なんだろなーと思っていたんだけど、最近のアニメってその辺のバランス感覚がバグってるというか、インパクトを残したいがために、
ボクの感覚だと

いやいや、そのライン超えたらその世界崩壊しちゃうでしょ。
というラインを安易に超えちゃう作品がチラホラ…
ま、商業作品の辛いところですね。何であれ味が濃くないラーメンは売れない…みたいな(?)
そんなわけで、たまにクズ野郎がクズ野郎としてのさばって、それを懲らしめるヒーローもいなくて…まさかまさかで主人公(の1派)がクズ野郎に闇落ちしちゃうとなると、もう作品全体が暗澹としてくるというか、くらーい感じによどんでしまう。
もう、気持ちよくみることはできなくなるわけです、

あ、エレンってあんとき、かつての恩師をボコったやつらのリーダー格のやつでしょ
って、これからどれだけ理想を掲げようが多くを救おうが、脳裏にチラつく気がして…だいぶ思い切った演出だったなーと思ったりしました。

タイバー候襲撃もね…
さあ、ここからどうやって、エレンの罪を帳消しにするほどのサプライズを届けてくれるのか…って期待しながら今後の展開を楽しみにしていきまっす、
まあ、楽しむってよりは、現実や歴史と見比べながら、戦争と平和について深く考える作品って気もするけどね。

少なくとも、これが史実をモデルにした戦争のリアルです、みたいなオチの付け方じゃ納得しませんよ?ボクは。
あまりに重い使命を前に立ち尽くす子供
ボクには、この時点でのエレンはそのように映ります。

逆コナン君ですね。迷リーダーエレン
「俺には、全エルディア人を救う使命がある!だから愛だの恋だの友情だの仲良しごっこにかまけている暇はねえ!」
要するに余裕がない。
だから周りの人の悲しみや痛みに気づくことができない。もしくはあえて見まいとしている。
あるいは、おそらく作中最強の巨人の力を手にした全能感がそうさせているのかも…

ごちゃごちゃ言ってると全員潰すぞ?的な
とりあえず、もう少し周りの状況に目を配ってくれないと、ただただ腕っぷしの強いサイコパス気質な子供に思慮のある大人たちが暴力で無残に蹂躙されていく悲しいお話になりそうで切ない…ま、そうはならないと思いたいけど。
エレンやジークの目的のためなら手段を択ばないゲスの極み男子な感じが気になる中、リバイ兵長の筋の通ったカッコよさが際立ってるなと感じる今日この頃…この人だけは昔からずっと一貫した正義のために戦っている気がするなー。
ちなみに、続く74話はジークの過去編…語られる内容によっては、またまた、肩入れするサイドが二転三転しそうです。みんなそれぞれの痛みがある。
では、また。