【映画】オールユーニード イズ キル 死にゲーRPG風SFという新ジャンル?

映画レビュー

ヘタレ主人公が、あるきっかけで死ぬたびにセーブポイントで復活するループにハマり、徐々に成長しながら難敵打倒を目指すというまるでダークソ〇ル型RPGのようなSF作品。

違いがあるとすればそこにちょっとしたラブロマンスがトッピングされたことかなと。

 

 

レボログ
レボログ

どうでもいいけど、ちょっと未来予測できただけで人生ってマジチートすねw

戦闘経験のない素人が敵の動き予測できるだけで歴戦の戦士のようになれるんだから…

 

 

そのへんいかにもゲーム的というか、漫画的でツッコミどころなんだけど、

あくまで頭を空っぽにしてみるべしなのです!

 

ちなみに、

主役は近未来SFでは安定のトム・クルーズ。

 

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発想は面白いけど、途中ちょっとダレました

 

これはボクのこういうジャンルに対する耐性のなさだと思うけど、

 

たとえば死にゲーとはいえ、次のセーブポイント目前で死んでだいぶ前からやり直し…なんてことになると、やる気を失うというか萎えることもある性分で。

 

映画の設定上仕方のないこととはいえ、

同じシーンを何度も何度も繰り返す演出はちょっとクドいというか、ついついスマホに目がいってしまう時間が長くなり集中できないという感じでしたね。

 

最終盤で、もう残機が残ってないよ…的な演出もイマイチ緊迫感を感じられなかった…全集中しつつ見てたらまた違った感想になったのかな…と思うとちょっと残念です。

レボログ
レボログ

また、しばらく時間をおいてから見返そ。

 

すぐ忘れるのってこういうとき得だよな。

とはいえ。世論に耳を傾ければ

もちろん、素晴らしい作品には違いなく、

 

見る人が見れば同じようなシーンも実はちょっとした表情の変化だったり、以前は立たなかったフラグが発生していたりとムフフなポイントはあったのかもしれないけど、

退屈がそれを上回って繊細な変化を探すセンサーは終始作動せず。

 

加えて、こちらは初見のシーンにもかかわらず

「実はこの会話は前にも経験していてね。」

なんてことを徐に主人公の口から言われると、

同じシーンは繰り返すのに、肝心なシーンは端折るんかい!

と、きめ細かいのか雑なのかよくわからないカット割りに首を捻る場面も。

 

前評判では、

CGで作りこまれた世界観がすごい!

とのことだったので期待したものの、蜘蛛型?のエイリアンにイマイチ迫力が感じられずちょっと肩透かし。ただまあ2014年当時に見てたら

レボログ
レボログ

最新CGスゲー!

ってなったのかもしれませんな。

 

プレイヤーだけでなく死ぬたびに敵も進化する仕様は近未来のゲームシステムを先取りしてるかも

 

さて、作品そのものとはあまり関係がないんだけれど、映画を見ながらぼんやり考えたことを少々書かせていただくことに。

 

映画の中で、主人公たちだけでなく、敵もこちらの行動を学習して進化していく的な描写(セリフ)があったような気がしたのですが…気のせいか?

 

(もし、仮にボクの勝手な勘違いだったら申し訳だけど、)それって、ゲームのギミックとして考えたときにちょっと面白いなと。

 

たとえば死にゲーといわれるものって、

敵の行動はあらかじめパターン化されていてそれを覚えるのが基本だけど、そのうえで、敵もこちらの行動パターンに合わせて動きを変えていく。そんなあたかも対人戦のようなせめぎあいが楽しめるRPGが出来上がったら、相当ながく遊べそう…(事実上無限に遊べる?)

 

まあ、現状、多額の開発費をかけて、そういう優秀なAIを搭載したゲームを作るより、少々雑なシステムのスマホゲーでも対人要素さえ入れとけば、勝手に読みあいや対策を練りあって盛り上がってくれるんだからゲーム開発陣としてはそちらにいくのも頷ける、といわざるをえない。

 

レボログ
レボログ

そもそも1作で満足されちゃったらソフト売れなくなるし…

 

友人A君
友人A君

壊れない家電作らないのと一緒の発想ね

 

とか、考えると敵すらどんどん進化するような理想的な死にゲーは当分開発されなそうですね。

というわけでしばらくはこの映画でもみて我慢するか!

 

 

 

 

 

なお、原作は日本の方が描いたものらしく、FFのクラウドのような大剣とかいかにもだな…と思ってたら案の定原作へのオマージュだそうですね。そちらを見て違いを楽しむのも一興かなと。