ゲーム脳は病気!→大人のポジショントークとしか思えない件

ゲーム

どうも、レボログです。

 

このところ…でもないけれど、ゲーム障害という話題をちらほら目にするようになりました。

 

ざっくりいうと、

ゲームがした過ぎて他のことが手につかない状態。

 

これを薬物依存やギャンブルなどと同じ依存症の一種として扱うとWHOが発表したからさー大変!

 

ま、子供を持つ親御さんは喜びそうなトピックですよね。

 

 

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ゲーム障害の具体的な基準って?

以下上記サイトからの抜粋

 

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WHOによると以下により、個人・家族・社会・学習・仕事などに重大な問題が生じる状態が12ヶ月以上続いた場合「ゲーム障害」と診断されます。

  • ゲームをする頻度や時間をコントロールできない。
  • 日常生活のなによりもゲームを優先してしまう。
  • 仕事や学業、健康などに支障をきたしても、ゲームがやめられない。

進行が速いとされる幼少期は、より短い期間で依存症とみなされます。


 

 

なるほど。たしかにここまでいくとちょっとヤバいかも。

 

ただ、この障害かどうかの認定ってゲームに限らずものすごーく匙加減というか、場当たり的な感じがしてしまうのですよね。

 

たとえば、昨今流行りのeスポーツ。

その舞台で活躍するプロゲーマーたちは、この定義からすると明らかにゲーム障害に該当しそうなわけです。

 

ただし、彼らは賞金を稼いでいる。

スポンサーから金銭的なサポートを受けている。

 

つまり、職業として成り立っている。

 

 

障害かどうかの認定は人によってバラバラ!?

 

以前、病院に勤務している方から聞いた話なんですが、

 

「たとえば、自閉症ひとつとってみても、それが社会生活を送るうえで特に支障をきたしていないなら、障害とは認定されないんだよね。要は、当人がまともに社会生活を送るのに支障があれば、病院側は障害と認定して社会的な支援を受けられるようにサポートしていくわけ」

 

ということらしい。

 

つまり、明らかに人とは違う…フツーの人(フツーが何かは置いておいて)ある程度の人が当たり前にできるようなことができなくても、何か他のずば抜けた特技や可愛げとかかがあって、

 

有り体に言えば、それで金を稼げていれば問題なし!

みたいな、ちょっと

レボログ
レボログ

マジか…

 

と思えるような基準で障害かどうかって決まっちゃってるんだ!

と軽く衝撃を受けたのを覚えています。

 

 

障害認定されない障害なんて山のようにある

 

今回取り上げた、ゲーム障害の定義に当てはめると、

 

たとえば、仕事障害、スポーツ障害、家事障害、編み物障害…

 

障害障害・・・無限に発見できそうですよね(無限ではないか)。

 

  • あみ物をする頻度や時間をコントロールできない。
  • 日常生活のなによりもあみ物を優先してしまう。
  • 仕事や学業、健康などに支障をきたしても、あみ物がやめられない。

 

レボログ
レボログ

家のママンとか一時期こんな感じでしたよ(笑)

 

この間テレビで、7年間にわたって自分の興味関心があることだけをひたすら自由研究のようにノートにまとめ続けた少年のドキュメンタリー番組が放送されていました。

 

あれだって、受験勉強とか部活とか、本来学生が「打ち込むべき」と言われているものがおろそかになるという意味では障害と認定されかねない…ものかもしれません。

 

しかし、自分が圧倒的に興味関心があることを、どこまでも追及できるジャーナリズム精神や行動力そしてそれを文章として表現できる作家性はあきらかに人にはない才能なわけで。

 

私としては、それを思う存分伸ばしてほしいーと願わないわけにはいかなかったわけです(笑)

 

実際、もし彼が勉強や部活をしないで7年間ゲームをし続けてた…みたいなことだったらNHKさんはおそらく取り上げなかったでしょうし、彼が子供ノンフィクション文学賞を何度も受賞して話題を集めたからこそ番組として取りあげたのでしょう。

 

レボログ
レボログ

そう考えると、ゲーム続けてたとしても、世界大会で優勝とかしたら番組になってたかもな。

 

要するにすごく場当たり的な基準だったりするのですよ、障害かどうかなんて。人によって全然違うし。

 

だったら、エラそうに

ゲームのし過ぎは障害デス!

とか大きなお世話!って気もするし、

 

大人の思いつきみたいな施策で摘まれてしまう若い才能の芽だってないとは言えないと思うのですよね。

だったら生活に支障をきたしそうなすべてを公平に障害認定すべきなんじゃないかなーと。ただ、いい方は「一応これ全部障害っぽいから気をつけてねー」くらいのマイルドさで。

 

レボログ
レボログ

まあ、仕事障害とか勉強障害とか絶対言わなそうですけど。

 

むしろ1日10時間勉強したぜ!

昨日から徹夜で仕事して寝てないぜ!

とか武勇伝のように自慢するのが当然みたいになってますからね、いやそれ定義的には障害だからと(笑)

 

健康への悪影響の度合いで言ったら、ゲームなんかより仕事による過労(ワーカホリック)とかのほうがよほど問題なんじゃないだろうか。WHOさんそっちは問題視しないの?

 

 

レボログ
レボログ

まだまだ、ゲームばかりしてけしからん!みたいな大人が多いからきっと受けがいいんでしょうね、ゲーム障害って認定しておくと。

 

 

逆に、1日8時間とか練習に明け暮れる高校球児とかつかまえて「スポーツ障害だ!」とか絶対言わなそうだもんな。

 

 

なんにせよ、当人の社会生活がうまくいってるならその限りではない

というただし書きありきだったら、そもそも言い出さなくてよかったんじゃね?あんま意味ないし。

 

と思ったりしたわけです。

ま、スマホとかも普及して深刻な社会問題になりつつあるってのもあるんだろうけどさ(これこそ匙加減)。

皆さんはこの話題どうお考えでしょうかね?

 

それでは、また。