“パパイン酵素”と呼ばれるものをご存じだろうか?
え?パイン酵素?
パイナップル酵素?
パイパイ…(コラ笑
それくらい耳馴染みのない言葉かもしれないが、実は、このパパイン酵素、
タンパク質の吸収を助ける非常に頼もしいヤツなのである。
似てるけどね、こっちじゃないのだよ…。
さっそく、パパイン酵素とは?
パパイン酵素とは、青パパイヤからとれる天然酵素のこと。
青パパイヤ。炒め物にして食べると美味い…。
青パパイヤは、南国では、医者いらずの別名メディカル・フルーツとも言われていて、アミノ酸や抗酸化ポリフェノール、ビタミンCなどが豊富に含まれる。
ちなみに、このパパイン酵素は、まだ熟す前の青パパイヤだけから摂れるものらしく、完熟したパパイヤからはほとんど摂ることができないのだとか。まさに”青い果実”ってやつか…いや、これは意味が違ったか(笑
タンパク質の吸収とパパイン酵素の関係
私たちの体の成長や健康維持に欠かせない栄養素であるタンパク質。
実は、冒頭でもお伝えした通り、そのタンパク質の吸収にパパイン酵素が大きな役割をはたすことが分かっている。
そもそも、食べ物によって体外から取り込まれたタンパク質を吸収するためには、”酵素”と呼ばれるものの働きが欠かせない。
その中でも特に重要なのが消化酵素の働きだ。
消化酵素とは、文字通り、食べ物の消化をうながす酵素のことで、タンパク質はもちろんのこと、炭水化物や、脂質などの栄養素を消化管で吸収されやすい形に分解するはたらきがある。
いくらたくさんのタンパク質を含んだ食品と摂取しても、それがきちんと体の中で消化・吸収されなければ意味がない、というのは言うまでもないこと。
余談だが、私が小学3年生の頃、体重測定で前回と体重が全く同じということがあって、担任の先生に
「お前は、この3か月の間、食べたもの全部、消化せずにう〇こにして出してたんだな。」とイジられたほろ苦~い記憶がある(食事中の方、ゴメンナサイね)。
当時は、子供ながらに、
「んなわけねえだろ!」とは思ったのだが、
この当時、消化酵素のこととか知ってたらなあ…。
話はややそれてしまったが、
実は、そのタンパク質の分解をつかさどるのが「プロテアーゼ」と呼ばれる消化酵素なのだ。
もう勘のいい方はお分かりかもしれない‥‥。
そう、何を隠そうパパイン酵素には、植物性の酵素の中で最も多くのプロテアーゼが含まれているのである。
もちろん、パパイン酵素の名前の由来となった青パパイヤには、このパパイン酵素が豊富に含まれていることは、ここで改めていうまでもあるまい。
ただ、
「青パパイヤなんて、普段スーパーでなかなかお目にかかれないんだけど…」
という方も当然いらっしゃることだろう。
そんな方には、パパイン酵素を含むサプリメントなどを活用してみるのもおススメしたい方法だ。
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サプリメントを有効活用することで、欲しい栄養を手軽にかつ必要十分な量摂ることができる…まったくいい時代になったものだ(笑
というわけで、今回はタンパク質とパパイン酵素についてのお話でした。
それでは、また。