どうも、レボログです。
前回の記事で『怒りの感情をヒントに思い込みの人生から解放されラクになる方法
』というタイトルのものをお届けしました。
ちなみに、その記事の元ネタとなったのがコチラの本でござい。

マス。

…ちっw
相変わらず、

人生(ほぼ)最後まで上り調子でいくぜ!
的な発想がステキすぎ。
こうあるべき!から脱出するための3ステップ
近頃、
知らず知らずのうちに、自分を縛りプレイへと追い込んでは、

最近、人生なんかシンドイな…。
なんて思ってませんか?
実は、そのしんどさの原因は、
いつのまにか自分の中に出来上がってしまった

こういう場合は、ゼッタイこうあるべき!
という思い込みかもしれれないよ、というのが前回のお話。
そして、今回はその続きで、

じゃあ、
どうやってその思い込みから自由になればいいのさ?
ということについて
一緒に考えていきましょう。

とかいって、
どうせさっき紹介した本の請け売りだろ?

・・・まあね。
ステップゼロ.とにかく”ゆるく”がポイント

3ステップとか言っといて、
いきなりゼロからスタートかよ!
まあ、そういわず。
ここからは、
冒頭紹介した本を参考に、今回ご紹介する人生を縛る鎖(思い込み)から自由になる方法について具体的にレクチャー(というほどおおげさでもないけど)していくわけですが、
全体を通して、取り組む姿勢といいますか、考え方といいますか…
一言で言うと

ゆるくテキトーにやりましょ。
ということに尽きるのですよ。

だからこそのステップゼロってわけだね。
始める前の基本姿勢って感じか。
その通り。
テキトーも漢字で書くと適当。

いいかげん!無責任!
っていうネガティブなイメージを持たれがちだけど
本来は、

ちょうどよい、ぴったり
っていういい意味だからね←多分日本中でこれまで5兆回くらい言われてきたやつ。
さてさて、
ではさっそくステップ1から。
ステップ1.思い込みの存在に気づく
まず、すべての始まりはここから。
人生の縛りプレイから脱出するためには、実際に自分を縛っている鎖(思い込み)の存在に気づくところからスタートします。
前回の記事に登場したAさんが縛られていた思い込みは、
「自分は、どこへいってもVIP(重要人物)としてリスペクトされるべき!」
ってやつでしたね。
こんな風に、自分の中にある〇〇であるべき!という鎖を発見したら、
続いてステップ2へどうぞ。
ステップ2.その思い込みって今役に立ってる?と自問する
ステップ1で、思い込みの存在に気がついたら、
お次は、

それって今、自分の人生にプラスになってる?
と自分自身に問いかけてみましょう。
そこで間髪入れず、

もちろんイエス!
という心の声が聞こえてきたら、
もう、このプロセスはそこで終了してけっこう!
だって、思い込みが人生に役立ってるんだから変える必要もないし、
何の問題もないじゃないですか(笑)。
ただ一方で、もし、

いや…かなりビミョー…というか役に立ってない…ってかむしろメチャクチャマイナスかも…。
という正直な心の声が聞こえてきたら、
それをしっかり受け止めつつステップ3へとお進みください。
ステップ3.こうあるべき!少しずつゆるめていく
ステップ3までたどり着いたあなたは、
きっとご自身のことを謙虚に内省できるスバラシイ方に違いない。

というお世辞はともかく(笑)
ステップ2で、役に立たない思い込みの存在に気づいたら、
いよいよこのプロセスで一番大事なステップ3の出番です。
ステップ3で具体的に何をするかというと、
先ほど見つけた自分の中の役に立たない思い込み(こうあるべき!)を、
ちょっとずつゆるめていきます。
実は、このちょっとずつがポイント。
ヒトは、大きな変化を嫌う生き物
そう、だからこそ、ちょっとずつが有効なのです。
ちょっとついでに、想像してみてください。
もし、あなたが総理大臣だったら、
辞任した次の日から一般市民としてつつましく暮らせると思いますか?

私だったら…
たぶん総理時代のクセがなかなか抜けなくて、
いきなり公用車を呼んで、
後輩政治家なんかを引き連れて、得意先の高級レストランとか料亭に出向いてはしばらくは元総理の印籠をかざしまくってると思う(笑)。

まだまだアイアムV.I.P!

絵に描いたよな典型的な老害じゃねえか…。
でも、それまでスゲー頑張ってきたんだから、
それがフツーだと思うんですよね。
いきなり、それまで自分を支えてきた思い込み=価値観をポイっと全部捨て去るなんて、
かなりムリゲーに近い気がします。
だからこそ、そういう人間の特性を分かったうえで、

ちょっとずつ、ちょっとずつ。
もう役に立たなくなった思い込みをゆるめて、
新しい自分に脱皮する準備を始めていこうというのがステップ3です。

さなぎがゆっくりと蝶(ちょう)になるように…。
おわりに
いかがでしたか?
「俺は、どこへいっても重要人物としてリスペクトされて当然!」
そんな、
人生の午前中には当たり前に思えた価値観。
それは船での航海に例えるなら、目的地となる宝島。
あるいは、そこにたどり着くためのルート(だと自分が信じていたもの)だったのかもしれません。
しかし、望む宝を手に入れても入れられなくても、
人生の午後に入れば、一度その冒険は終了します。
そうなれば、
目的地も海図も新しいものに刷新しなければならない。
あるいは、もしかしたら、海から陸に上がる必要がでてくるかもしれない。
長い地球の歴史の中で生き残ってきたのは強い生き物ではなく、
環境の変化に適応できた生き物だといいます。
そして、

こうあるべき!
という思い込みに気づいてその縛りから自由になるプロセスも、
言い換えれば、環境に適応し、変化していくこと。
ただ、そうはいっても。
一気に変わろうとすると、
それまでの自分が

うえー、やめてやめて~。そんなんムリムリ!
と猛反発して、わきの下あたりをコチョコチョしてくるおそれがあるので、
そこはゆっくり、ちょっとずつ。
無理せず、出来る範囲でやっていけばいいと思います。

何事もゆるく。
これが人生の午後を楽しく生きるための合言葉かも。
というわけで、今回はこのへんで。
それでは、また。