猫に鯖缶を食べさせても大丈夫なのか…?それが問題だ

猫の鳴き声を聞くたびに鯖缶(さすがに味噌煮ではなく水煮)を手に外に飛び出す癖のある私。

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しかし、そもそも鯖缶って猫に与えてもよいものなのだろうか、とちょっと不安になってきた。

というのも、昨日、地元の友人に

「昨日、ネコに鯖缶あげようとしたら、逃げちゃったみたいなんだよね。」

ということを話したところ、予想した範囲外の反応が返ってきた、ということがあったためだ。

「え?お前、ネコに鯖缶あげちゃだめでしょ。」

なに!?そうだったの!?

というか、

「お前は、昔から動物にだけは優しいよね。」

とか

「まったく、あいかわらず物好きだよなあ…」

なんて反応ならばともかく、よもや鯖缶のリスクについて警告されることになろうとは…。

気になって問い詰めてみると、

その友人も、別に詳しく知ってるわけではないという。

ただ、前に何かの本で読んだことがあったような…という何とも掴みどころのない答え方ではぐらかされてしまった…。

てことは、あの猫ちゃんも、あの猫ちゃんも・・・。

猫たちの空腹を満たし、命を救うつもりが、むしろ体調を崩す原因をつくっていた…なんてことになってたりして…なんということだ…。

ただ、もし本当に鯖缶が猫にとって体調不良の原因になるのなら、

そんな親切心が仇となるようなことは、もう二度としてはなるまい…。

ただ、ワンチャン実は大丈夫でした~問題ありませんでした~みたいな結論も待っていないともいえない…と怖さ半分期待半分の気持ちで、ネコと鯖缶の関係について調べてみることにしたのだった。

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国産×人も食べられるキャットフードが話題…ねこはぐ

鯖(さば)…というか問題はどうやら塩分らしい

私が、鯖缶と猫の関係について調べて分かったこと。

それは、鯖自体が猫の体にとってよくないというわけではないということだ。

まあ、それはそうだ。

猫と魚…これは古くから漫画や小説でも切っても切り離せない関係だし…

それが単なる誤った刷り込みでしかない、などということにならなくてよかった。

では、鯖が体に害はないとすると、何が問題なのだろう。

ということでさらにいろんな見解、意見に目を通してみる。

すると、

鯖缶で問題なのは、塩分である、

ということが分かってきた。

猫は人とちがい、あまり汗をかかない動物

人が塩分(ナトリウム)を必要とするのは、それが汗によって体外に排出され失われてしまいやすいからだ、という話を聞いたことがある。

また、人間用につくられた鯖缶には、水煮といえども、味付け用に塩分がかなり使用されているという。

一方で、猫はというと、実はほとんど汗をかかない。

なぜなら、猫には発汗するための汗腺が、肉球部分にしか存在しないためだ。

それゆえ、人用に作られた塩分のつよい鯖缶を食べ続けると、どうしても塩分の摂りすぎになってしまう。

もともと猫は、あまり水を摂らない動物であるため、人間よりも尿の濃度が濃い。

そのため、ただでさえ腎臓に負担をかけやすい傾向にあり、塩分の摂り過ぎは、その腎臓への負担をさらに増加させてしまう。高齢の猫に、腎不全を発症する猫が多いのも、慢性的な塩分の摂りすぎによるものがほとんどだそうだ。また、人間と同様に、塩分の摂り過ぎは、心臓への負担を増加させる恐れもある。

また、獣医さんの中には、たとえ塩分ゼロであっても鯖缶自体がよくないという厳しい意見を持つ方もおられるようだ。なぜそのような意見を持つのか気になるところだが、保存料や添加物を気にしてのことだろうか。

不飽和脂肪酸の摂りすぎに注意

また、鯖などの青魚には、不飽和脂肪酸が多く含まれている。

不飽和脂肪酸は、人間の体にとっては、体内で固まらない油として、血液をサラサラにする効果があるといわれ、むしろ健康のために有益なものだとされている。

ただ、ネコの場合は、ちょっと注意が必要らしい。

というのも、ネコには、酸化した不飽和脂肪酸を多く摂取することでおこる黄色脂肪症(イエローファット)という特有の病気があるそうなのだ。

もちろん、ちょっと鯖缶を口にしたくらいで不飽和脂肪酸の摂りすぎ!などということにはならないので、それほど心配する必要はないが、開封して日が経ち古くなった鯖缶を日常的にあげ続ける、などの行為はヨロシクないのでやめた方がいいだろう。

最近では”ネコ専用の鯖缶”もあるらしい

人間用につくられた鯖缶が、そこに含まれる塩分の多さから猫にとって良くないことは分かった、

しかし、そうだとしても、やはり鯖自体は大好きな猫が多いのもまた事実。

現に、私が過去にあげたときに、猫たちはみな、美味しそうに完食していた。

ということは、

細かなニーズあるところに商品アリ!

の日本において、

きっと、ネコ用の鯖缶というものだって、あって不思議ではないではないか。

ということで探してみると…さっそく発見。

コチラの製品は、通常の鯖缶のように塩分を加えず、犬や猫にも安心して食べられることを目標に作られたものらしいのだが…ただ、添加物や保存料については特に書いてないな。

先ほど、塩分ゼロでも鯖缶はNGというある獣医さんの意見を紹介したけれど、この鯖缶は本当に猫に与えても大丈夫なんだろうか…?

ということで気になり、さっそく製造元であるサンユー研究所さん問い合わせてみると…

(追記)ここ

値段は、普通の鯖缶より少しお高めだけど、

猫の健康のことを考えたら・・・ね。

結論

悔しいけれど、

『なんとなく鯖缶は猫にダメなんじゃね?』という友人の意見はどうやら正しそうである。

ペットショップやホームセンターに足を運べば、そこにはキャットフードと呼ばれる猫のためのご飯がいくらでも売っているのだから、今後はそれを買ってきて与えた方がよさそうだ。

さすがに、総合栄養食というネーミングは伊達ではないだろうし。

とりあえず、昨日の猫ちゃんは、私に見つからなくてよかったのかも…そして、これまで鯖缶をあげてしまった猫ちゃんたち、どうもゴメンナサイ。

今度から気を付けるからね。どうか許してニャン。