悩みと不安から解放されて幸せに生きるための3ステップとは?

どうも、タカハシです。

最近何となく、気分が晴れない。

将来のことを考えると不安だ…。

というのは、この世界で私一人だけ…ということはないはず。

そんな感じで、どこか鬱々とした気分で過ごしておりまして…。

まあ、季節の変わり目、とりわけ春は環境が大きく変化したり、いろいろとストレス&プレッシャーのかかる場面が多くなりますからね。

そりゃ、油断すれば、いろいろとマイナスな想像も膨らむわけでございます。

そんなとき、私がよく目を通すのが、こちらの本。

今回も、パラパラとページをめくっていると、参考になりそうな箇所で目が留まりました。

悩みを吹き飛ばすウィリアム・キャリアの魔術的公式とは?

1.起こりうる最悪の事態を想定すること

2.やむを得ない場合は、その最悪の事態を受け入れる覚悟を決めること

3.あとは、落ち着いて、最悪の事態を好転させる努力をすること

キャリアの公式は、ズバリこの3行に集約されます。

あ、申し遅れましたが、今回目に留まったのも実はこの3行でして。

では、さっそく順を追って説明していきましょう。

1.起こりうる最悪の事態を想定すること

不安なとき、人は意外と問題の本質から目をそらしてしまいがちです。

それゆえ、モヤモヤと得体のしれない怪物に追いかけられているような漠然とした不安感を抱き続けてしまいます。

そんなときは、思い切って、

「もし、想定できる最悪のケースでは、自分はどうなってしまうんだろう?」

と自問してみます。

最初はちょっと怖いですが、これによって、問題の本質がハッキリして、漠然とした不安感からは解放されます。

それは、

勤め先をクビになることかもしれませんんし、

試験に落ちてしまうことかもしれませんし、

あるいは、死んでしまうことなのかもしれません。

このことと関連して、

この本の中で、アール・ヘイニーという人物のエピソードが紹介されています。

あるとき、

ヘイニーは、悩み多き性格が災いしてか、重い胃潰瘍を患ってしまいます。

その結果、一時は体重が79キロから40キロにまで落ち、医者からは「もう手遅れだ」と余命宣告まで受けたそうです。

何か月もベットの上で、チューブにつながれた状態で過ごすうちに、ヘイニーはあることを思い出しました。

『そうだ、俺の夢は、いつか船で世界一周旅行をすることだったじゃないか。』

どうせ死ぬのならば、その前にこの夢だけはかなえたい。

そう思い立ったヘイニーは、医者に向かって、今まで行っていた一日2回の胃の洗浄は続けながら、世界一周旅行がしたいと伝えました。

「そんな話は聞いたことがない、まさに狂気の沙汰だ、てか死にますよ?」

当然、医者たちは猛反対。

しかし、ヘイニーは引き下がりません。

「大丈夫、もし、私が死んだら、ネブラスカにある先祖の墓に葬ってもらえるよう親戚には頼んであります。それに船には、ちゃんと棺桶を背負って乗船しますから。」

そして、もし彼が船旅の途中で命を落としたら、その棺桶に遺体を船の冷凍室に入れたまま母国に持ち帰ってくれるよう船会社と契約を交わしました。

棺桶を背負って乗船というのも、なかなかぶっ飛んでいますが…今だったらコンプライアンス的にアウトかな…あ、スイマセン、無粋なことをいいましたね。

ただ、命がけで夢を叶えようとする彼の姿に応えてくれた当時の船会社、素敵です。

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2.やむを得ない場合は、その最悪の事態を受け入れる覚悟を決めること

ヘイニーにとって、最悪の事態とは、当然”死ぬこと”だったのでしょう。

しかし、もし命を落とすことになっても、夢をかなえられないまま病院のベットでチューブにつながれたまま後悔を抱えて死ぬのと、長年の夢だった世界一周の最中で命を落とすのとでは、同じ死でも意味合いがまったく変わってくるのではないでしょうか。

もし、ヘイニーが死の恐怖におびえ、死の可能性を受け入れることをしなかったら、夢を叶えるために一歩を踏み出すという勇気ある決断に踏み切れなかったかもしれません。

しかし、ヘイニーは、死のリスクを受け入れ、自らの夢のために船に乗り込むことを選びました。

3.あとは、落ち着いて、最悪の事態を好転させる努力をすること

船に乗り込み、東洋へとむけて出発した直後から、ヘイニーの気分は途端によくなりました。

徐々に、それまで行っていた胃の洗浄とも縁を切り、命取りだと言われていた異国の料理や飲み物さえ口にするようになります。

そして、数週間後には、強い葉巻やハイボールを飲むまでに。

船の上では、長い間味わったことのないような楽しい時間が続き、新しい友人もつくり、夜更かしもしました。

東洋の貧しさや飢えを目の当たりにし、それに比べ自分はなんてちっぽけなことで悩んでいたんだろうと感じ、それ以来無用な心配はすっかり追い払ってしまいました。

アメリカに戻ったとき、ヘイニーの体重は40キロも増えていたといいます。

自分が胃潰瘍であったことなどウソのようで、生涯を通して、これほど晴れ晴れとした気分を味わったことはなかったといいます。その後、仕事に戻った彼ですが、その日以来病気一つしたことがないそうです。

最初に紹介した公式に当てはめてみると、まず、ヘイニーはこう自問しました。

『自分に起こりうる最悪の事態は何か?』

そして、その答えは、死でした。

次に、死を覚悟するように、自らに言い聞かせました。

医者たちが手遅れだという以上、仕方のないことです。

ただ、ヘイニーは、そこで終わりませんでした。

『どうせ、死んでしまうのなら、残された短い時間の中で、最大限生きている喜びを味わおう。』

本には”最初から最悪状態から脱することを試みて、このような冒険を試みた”とありますが、おそらく当時の本人の心境としては、

『死ぬ前に、やりたかったことをやって、後悔のないよう人生をまっとうしたい。』

という想いだったのではないかと思います。

ヘイニーの場合は、幸運にも、快方へと向かいましたが、当然、途中で体調を崩して死ぬ可能性もあったわけですし。

しかし、それが結果的に、それが最悪の状態から脱する最良の選択となったわけです。

まとめ

死を覚悟する。

というと、大げさな感じもしますが、人間はみんないつか必ず死を迎えます。

『自分が余命わずかだったら、いったいどう生きたいだろう、何をしたいだろう。』

そう考えると、この自問自答は、人生の方向性を決めるうえで非常に大事なものに思えてきませんか?

もし、不安や悩みに押しつぶされそうになったら、

一度、深呼吸して、自分の本当の願いと向き合ってみるべきときなのかもしれません。

それでは、また。