免疫力アップの新常識!?LPSでインフルエンザを予防しよう!

健康

先日、ある雑誌を読んでいたら、

健康関連の特集記事の中で、突然、あるページが目にとまった。

 

『免疫力アップの新常識!LPSがスゴイらしい』

確か、そんな感じの見出しだったと思う(ちょっとうろ覚えだけど。。。)

 

このところのインフルエンザ流行りで、私の住んいる地域の小学校は5年生がほぼ全休だとか、2学年が学級閉鎖になったとか、そんな不穏当な話ばかりが聞こえてくる。

 

もちろん、私にしたって、あなたにしたって、まずは体が資本。

 

おいそれと風邪など引いているわけにはいかない。

ましてや、インフルとなると強制的に何日か休まなければならなくなってしまい、周辺各位にいろいろとご迷惑をかけてしまうことにもなりかねない。

 

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風邪ひきは、免疫力の低下が原因

ものすごーく、シンプルに言うとそういうことらしい。

冬に風邪をひく方が多くなるのも、体温の低下などで免疫力が低下しがちであるということが原因のひとつとして考えられている。

 

(とはいってもねえ、ビタミンCとかならともかく、免疫力ってどうやって上げたらいいんだろ…)

 

そんなことをぼんやりと思いながら、

この記事の冒頭、近所の本屋に立ち寄った矢先、何気なく手に取った雑誌の表紙に踊っていたのがLPSというアルファベット3文字だったというわけだ。

 

LPSってなんですか?

 

その雑誌いわく、LPSは正式名:リポポリサッカライドというらしい。

 

早口言葉として使えそうなくらい、言いにくい…これはLPSと略されるのも頷ける。

いやいや、そんなことはどうでもいい。

 

私が気になっているのは、そのリリポ…じゃなくて、リポポ…もういいや(笑、

なぜ、そのLPSが今、そんなに注目されているのかという理由の部分なのだ。

 

 

その前に、そもそも免疫力ってなんだろう

 

もともと、”免疫力”という言葉の由来は、疫病、つまり病気を免れる力

という意味らしい。

 

今ほど医学的や薬学的な知識が発展していなかったころから、

 

「体を温めると病気しにくいよ」

「食事は腹8分が体にいいらしい。」

といった生活の知恵みたいなものが蓄積されて今に至る。

それが免疫力と呼ばれるものの原点だと思っているのだが、私の理解は、半分くらい

合ってるといいな(;´∀`)

 

もちろん、今ではそのほとんどが医学的にもいいことが解明されてはいるようだ。

 

話はちょっと脱線するけれど、経験の習慣から培われたおばあちゃんの知恵袋みたいなやつ、

そのほとんどが、今では何らかの医学的、科学的、心理学的根拠があるらしいのですヨ、後付けだとしてもなんかすげー。

 

以上、脱線おわり(笑

 

我々の体を外敵から守る”大食い”細胞マクロファージ

 

先に申し上げておくと、このマクロファージ、LPSを語る上で切っても切れない結びつきがある。

マクロファージとは、その名の通り(マクロ=大きな、ファージ=食べる)、私たちの体に侵入したウィルスや、がん細胞などといった、体内の不要な細胞を何でも食べてくれる、まさに免疫システムのリーダー的存在。

実は、私たちの体のありとあらゆるところに、マクロファージ細胞はいるらしい。

そして、そのマクロファージさんが元気にバリバリ働いてくれれば、まあ、免疫力が下がることはなくて、大きな病気はしにくいよね、という話。

 

そこで、いよいよ登場するのが、今回の主役LPSである。

LPSは、別名:免疫ビタミンとも呼ばれていて、免疫システムのリーダー的存在マクロファージをパワーアップさせる、今までになかったような画期的な成分なのだそうだ。

 

なるほど、ビタミンやミネラルといった成分を取り込むことで、いわば間接的に体調を整えようというのではなく、もうマクロファージに直接働きかけて、悪性細胞をやっつけてもらっちまいやしょう!という話しなのか(これは、あくまで私の勝手な解釈デスのでお気になさらず)。

 

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さらにさらに、キノコでパワーアップしたマリオがことく、LPSで力を高めたマクロファージによって、体内の不要な老廃物が除去されれば、老化防止や美容効果まで期待できるというのだから、これって一石何鳥なの!?という嬉しい悲鳴も聞こえてくるというのもご納得。

 

もうなんだろう、体内に、専属のお医者さん兼トレーナ兼エステティシャン兼セラピストを常駐させてるみたいな(笑

未来の医療を描いたSF作品なんかでは、細胞くらいの大きさに小型化したお医者様が、体内に船のようなもので入って行って、直接患部を治療したりしているけれど、

LPSとそれによって強化されたマクロファージのコンボは、ある意味、そんな未来をちょっとだけ先取りした存在なのかもしれない。