どうも、レボログです。
いやー、キングダムってホントに面白い作品ですね!
最近ホント、こればっかり見てます。
先日、たまたまアメトーークのキングダム芸人という回をユーチューブで観て…じゃなくて録画していたヤツを見返してたらもう絶賛の嵐&嵐。

それだけ人気芸人さんたちが絶賛する漫画っていったいどんなんだ??
と気になってしょうがなくなってしまったわけ。
キングダムのストーリーを一言で言うなら、
中国史上初めて中華を1つに統一した伝説の人・秦の始皇帝とそれを武で支えた大将軍の物語。
物語は、まだ少年である秦の若き王政(セイ)と
まだ無名の下僕に過ぎない主人公・信(シン)が出会うところから始まります。
果たして…無名の少年信がいかに天下の大将軍にまで上りつめていくのか、
そしてセイはどのようにして中華を統一していくのか…。
このあおりでグッときてしまったあなたは、キングダムファン予備軍入隊がほぼ決まってしまいました。
「今は、漫画読んでる場合じゃねえ!」
という場合は、速やかにブラウザバックして退避されることをおススメいたします。
いきなりオチをチラ見せ→その自信が頼もしすぎる
第1話目の挿絵でいきなりオチ(大将軍になった主人公)を見せるって発想もすごいですよね。

しかも、タイトル無名の少年
逆に言うと、
結末が分かっていてもなお読者を引き込むほどストーリーに自信があるということでしょう。
実際、メチャクチャ魅力的で逃れることができません(笑)。
ちなみに、日本の青年漫画で成り上がりといえば、島耕作シリーズが有名ですが、
島耕作が
主人公の少年信も1兵卒から始まり、
と成り上がっていきます。
その点を比較して、中華版島耕作といういう人もいるほど。

なるほど、ちょっと似てるかも。
もちろん、無名の少年が成り上がっていくその成長過程を追体験するだけでも十分楽しめるのがキングダムですが、
それに加えて、敵味方問わず登場する武将たちがまたイチイチ魅力的すぎて困る(笑)
あるものは豪胆でカリスマ性にあふれ、
またある人物はゾッとするほど切れ者だったり。

あの王様は実は女性でめっちゃ美人だったり…セクシーだったり…。
そんな彼(彼女)らの生きざまに触れることでワクワクできるのはもちろんのこと、
へたすると作中で出会う言葉1つが読む者の生き方すら変えてしまうことになるかもしれません(もちろんいい意味で)。それくらいの破壊力を持った作品だと思う。
そう考えると、大人の鑑賞にも十分耐えうる深みのある作品なのは間違いないでしょう。
当然、学生さんなら春秋戦国時代とかそのあたりの古代中国史の勉強にもピッタリ。
将来こんな大人になりたいなーというイメトレにもピッタリ。
という理由ならお母さんやお父さんに買ってもらえるかしれません。

歴史を学べば、そこにほぼすべての人間の成功と失敗の実例を見つけることができるともいうしのう。

私が学生の頃キングダムに出会っていたら
もう少し歴史の勉強とか好きになってたかもな。
というわけで興味のある方は、まずはキングダム芸人から。
キングダムの予習用教材としてもよくまとまってておススメです。
人気芸人Kを本屋に走らせた魅力はホンモノ

たしか以前も、キングダム芸人はリアルタイムで見ていたはずなのに、当時はあまり響かなかったんだよな。
それが今回はなぜかすごく読みたい気分が高まってしまったんですよね。
オモロイ人たちがオモロイというんだから、
きっとすごくオモロイんでしょうっていう。
番組内でケンドーコバヤシさんが、
「第1巻を読んだら、続きが気になりすぎてそのまま夜9時にタクシーで本屋までいって全巻買った。」
というくらい面白いらしい…読みたい。

話盛ってるかも…って発想はないわけね
というわけで、私も第1巻だけ買ってみたわけですよ。

すぐ読みたかったのでキンドル版で
そして…見事に心をつかまれてしまった。
だって、第1話目で
「ははーん、コイツどうせ主人公でしょ??」って子が死んじゃうんだから。

スラムダンクでいったら、1話目で流川が交通事故で死んじゃうようなもんよ。
キングダムはスラムダンクファンにとってもゆかりのある作品だった
実は、キングダム原作者の原先生は、もともとスラムダンクやバガボンドの作者として有名な井上雄彦先生のアシスタントをしていたそうで。
そして、意外や意外。
連載開始当初、キングダムは打ち切りも囁かれるほど、
人気がなかったそうなのですよね。
そこで、原先生が井上先生に相談したところ、一言。
「主人公の目をもう少し大きく描いてみたら?」
とアドバイスを受けたそうなのです。
そのアドバイスに天才どうし通じるインスピレーションを感じたのかどうか、
アドバイスに従って6巻あたりから目の大きさをそれまでより少し大きくしてみた。
そしたら読者投票で常にトップをキープするほどの大人気作品に躍進して今に至るというウソみたいな本当の話です。

目の大きさって大事なんだね。
そういうつながりもあって、
キングダムという作品は、スラムダンクファンにとっても従妹(いとこ)のような作品ではないか…と思ったのは、多分私だけではない、といいな。
ちなみに、ご存知の方もいると思いますが、
キングダムにはアニメ版もありまして。
アマゾンプライム会員なら
特典としてシーズン1と2をすべて無料で視聴できます(2019年8月12日現在)。
というわけで、漫画を大人買いする前の予習もかねて
夜更かししながら一気に観てしまった…。
アニメ版は序盤のCGのヒドさにめげずに見るべし
確かに、ヒドい。
まるで専門学校の学生さんの卒業制作かってくらいのクオリティーだ(専門学校の学生がどのくらいのクオリティーのモノを作るのか知らないけど)。
何を隠そう私自身、シーズン1の序盤も序盤で、
お粗末なCGとカメラアングルに目が行って話が入ってこず、視聴を断念した過去があります…。
でも、そこを除けばストーリーは激熱ですし、何より王騎(おうき)将軍カッコ良すぎ。

何も知らず、唇オネエかよ…とか思っててスイマセン。
特にシーズン1の終盤では、
王騎将軍が総大将として自ら戦に出陣し、その最中で過去の因縁も明らかになり…そしてまさかの結末に…と見どころ満載。

涙無くしてみられん・・・
CGがどうのとか言って、見逃すのはホント勿体なさ過ぎます。
ただ、アニメ版の方は表現規制があって、お楽しみのお色気シーンや残虐な描写なんかはほぼ全カットされてるっぽいんですよね。
やはり戦場に生きる男たちと血と酒と女は切っても切り離せないものだと思うので、
正真正銘のキングダムを存分に堪能したかったら、漫画版一択ということになるんでしょう。

さて、ではさっそく注文するか…いやまて。
まずは漫喫いって、1回読んでから…にしよかな。

サッサと買えよ。
というわけで何年ぶりかで漫画にドハマりしそうです。
それでは、また。