死にたい気分から抜け出すために覚えておきたい5つのこと

シンプルライフ

2016年に行われた日本財団の調査によると、

日本では4人に1人が本気で死にたいと思った経験があるといいます。

 

マジか…。

ちょっと衝撃。

 

私も、普段、机に座って一人で過ごす時間が長いせいか、
周期的にウツっぽくなって気分が落ち込むということをこれまで何度か経験してきました。

 

なので、

自殺というテーマは、決して他人ごとではありません。

 

かといって、常に自殺について考えていると、それだけで気分が落ち込んでしまいそうなので普段は遠ざけているのですが。

 

じゃあ、なんで今回、あえて自殺をテーマにブログ記事を書いているのかというと、

ご察しの通り今まさにダウナーな気分の真っ最中だからでっす((;´∀`)

 

夕方までは割とテンション高めで過ごせていたのに…夜って、本当に不思議だ(汗。

いっそ白夜のある国だったらいいのにな…。

 

とはいえ、いきなり北欧の国に移住するのも、それはそれで大変そうですからね(笑

 

今回は、今すぐに誰でもできる効果的プチウツ対策について、5つのアイディアを絞りだしてみました。よかったら、ぜひ何か一つでも参考にしていただけると幸いです。

 

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気分の落ち込みはゲリラ豪雨のようなもの

 

 

まず、

予め覚えておきたいのは、経験上この気分の落ち込みはそう長くは続かないということです。

 

それなのに、なぜか気分が落ち込んでいるときというのは、その状態が永遠に続くんじゃないかという気になる。

 

なので、

ウツ気分はゲリラ豪雨」と思って、

笑える犬の(猫でもいいよ)動画でも見てやり過ごすに限ります(笑。

 

 

死にたいのは決して自分だけじゃない

 

これも、ぜひ落ち込んでいるときにこそ、思い出してほしい事実。

 

いじめや借金、仕事や家庭のトラブルなど理由は様々ですが、

今まさにこの瞬間に

 

「もう、ダメだ。死にたい…」

と本気で思っている人が、この国には何万人もいます。

 

その中には、苦しくて何もする気にならないという人だっているはずです。

その方と比べると、私なんかは、まだまだ大丈夫!だと思える。

 

大丈夫だし、こうしてブログを書けるくらいの元気はあるのだから、同じしんどさを味わった仲間として、その人たちに向けてエールの1つも贈るのがマナーかなと。

 

 

自分のつらさを忘れて誰かのことを考えてみる

 

つらい時ほど、誰かのために何かできることはないか考えてみるのも割と有効だと思います。

 

「は?死にたくて、自分のことしか考えられないのに、他人の事なんて考える余裕あるわけないじゃん!」

 

そういう声は当然聞こえてくると思っていましたよ(笑

 

ただ、私も含めて、一時的に死にたい気分を発動させてしまう人の中には、次のような心理的傾向があるように思うのです。

 

・まだ起こってもいない将来のことで不安になりがち。

・もうやり直せない過去の出来事を悔やんで落ち込みがち。

 

これらは、いくら考えても何もいいことを生み出しません。

むしろ、より死にたい気分が高まるばかりです。

 

たとえば、

落ち込んだ気分の時、目の前で交通事故の現場に遭遇したら、あなたならどうしますか?

 

落ち込んでいるから、それどころじゃない!と見て見ぬふりをしますか?

もし、あなたしか近くに人がいなかったら、それでも素通りするでしょうか?

 

おそらく、ほとんどの人が、急いで救急車を呼ぶはずです。

そして、そのときには、束の間でも自分の悩みを忘れていることでしょう。

 

「あれ、死にたいと思ってたけど、実はちょっと落ち込んでただけみたいだ。」

 

もし、あなたがそう気づいたとしたら、

今できることで、ちょっとでも誰かのために行動してみてはいかがでしょう。

 

あなたが、ブログやツイッターのアカウントをお持ちなら、励ましのメッセージを書き込むのも素敵です。誰に読まれるわけでなくとも、書くだけで不思議と気分が上がったりします。

ぜひ、だまされたと思って一度お試しあれ。

 

 

以前、夜回り先生こと、水谷修さんが

「辛くても、頑張れるのは子供たちがいるからだ。」

ということをおっしゃっていました。

 

人は、つらい時ほど誰かのために動くことで救われるのかもしれませんな。月並みだけど、そう思います。

 

この世界には、アナタを心から心配してくれる人がいる

 

 

死にたいという悩みを、あなたは誰かに打ち明けられましたか?

もし、身近な誰かに本当の苦しみを伝えることが出来たら…でも、実際はなかなか難しいですよね。

 

家族や友人に心配をかけたくない。

優しい人ほど、そんな思いから苦しんでしまうこともあるでしょう。

 

親や妻(旦那)にも言えないのに、まして親しくもない他人に相談なんて…

そう思われるのはもっともです。

 

しかし、他人だからこそ打ち明けられる悩みというのもあると思うのです。

 

いのちの電話

 

名前だけなら聞いたことがある。

もしかしたら、そんな方もいるかもしれません。

 

誰にも打ち明けられない深い悩みを専門のスタッフが電話で相談に乗ってくれる。

一言で言うと、それがいのちの電話です。

 

一般社団法人日本いのちの電話連盟

 

 

「電話はちょっと…」

という方は、メールで相談することもできます。

 

打ち明ける相手がいない…と一人悩みを抱えそうなとき、

いざとなったら相談できる相手がいる!ということを覚えておくと最低限の安心は確保できます。

 

 

死にたいと思った経験は必ずあなたのパワーになる

苦しい経験や困難な状況を乗り越えたとき、

その人の人格や人間性は間違いなく磨かれることでしょう。

 

人生で経験したすべての逆境、トラブル、障害が私を強くしてくれた。
ウォルト・ディズニー

 

ましてや、自殺を考えるほどの苦しい状況から生還出来たら、それはその人を一回りも二回りも成長させる。そう確信しています。

 

将来、かつての自分のように苦しい状況に置かれた人に対して、アナタだからこそ贈れる言葉があるはずです。

 

 

私はというと…

そうですね。

ブログを書き始めた当初は、だいぶ気分がよくなってきていたのですが…。

 

ブログに費やした文字数が2000文字を超えたあたりから、さすがにちょっと疲れたせいか、またテンションが下がってきちゃいました(泣

 

とはいえ、

 

「まだ生かされている。

つまり、自分にはまだ、この世界で生きる理由があるということ。」

 

と都合よく解釈して、

とりあえず(自殺以外の理由で)死ぬまでは死なないでおこうと思います(笑

 

それでは、また。