【FX】自己中なトレーダーのままじゃ一生勝てないよ、という話

FX

どうも、レボログです。

今回は、ちょっと私の過去に起こったイチ場面をモノローグ風(※)に書いてみます。

※若干脚色あり。

レボログ
レボログ

ま、ただ”そんな気分”ってだけの理由で。

 

それでは、本文ここから↓

 

 

「お前ってホント自己中だよな。」

 

ある時、FXを教わっている師匠からそんなことを言われた。

 

勝つか負けるか、食うか食われるかのゼロサムゲーム。

それがFXという世界。

 

当時、そう思ってた私からしたら、

 

(は?この人は何を言ってんだ?自分が儲けたいと思うのは当たり前だろ?なのにほかのトレーダーのことを気遣ってどうする。)

そう反発したくなったのも、まあ無理はない。

 

 

ただし、その当時なかなか勝ちきれなかったのも事実で、テクニカルに従ってエントリーしているのになぜか逆行したりしてトントン(収支ゼロ)という状態が続いていた。

 

そこで、自分どこでエントリーしたのかを師匠に説明したところ、

最初の一言を食らったというワケだ。

 

 

「お前のエントリーした理由はすべてお前のことだけで完結してんだよ。

でもな、お前がどうしたいかなんて、相場はそんなこと、これっぽっちも考えちゃくれねえんだ。

なのに、お前は今まさに相場に対して、『上がってくれ!』って願望を持ってるだろ?」

 

 

レボログ
レボログ

図星…。

 

「主役はお前じゃねえ、マーケットだ。

別の言い方をすれば、マーケットがでっかい海で、お前はそこに小舟を浮かべてなんとか食い扶持(ぶち)を得ようとしているしがない漁師にすぎねえって考えてみな。」

 

レボログ
レボログ

漁師…。私が漁師だったら…。

 

「だったら、どうする?

潮の流れに逆らって、大時化(しけ)の海に突っ込んでいこうと思うか?」

 

 

レボログ
レボログ

「まさか。そんなことしたら、命がいくらあっても足りませんよ。」

 

 

「だろ?

でも、不思議なもんで、これがFXって舞台になるとそうやって無謀な漁に出ていくヤツらが後を絶たねえんだ。

その結果どうなるかは、ま、言うまでもねえな。」

 

 

大事なのは想像力だよ。

今相場に参加している奴らが何を考えているか、その総意で相場は動いてるんだ。

お前の願望なんてさしはさむ必要はねえんだよ。

今、買ってるやつ、売ってるやつ、どうしようか迷ってるやつ。

それぞれの立場に立ってチャートを眺めてみな。

 

異なる立場に立って相場を眺めてみると…

 

今ちょうど、ドル円が110円を割ってきてるよな?

さあ、それぞれの立場に立って、お前ならどうする?

 

 

レボログ
レボログ

もし、私が買いポジションを持っていたら…

次のサポートまではまだまだ距離があるし、損が膨らむ前に損切したくなる。

つまり売ると思います。

 

 

「なるほど。」

 

 

レボログ
レボログ

もし、私がその時点で売っていたら、

勢いに乗ってこのまま利益を伸ばしたいと思うでしょう、つまりそのまま売りポジションをホールドするか、もしくは追加で売り注文を入れると思います。

 

「悪くねえ判断だ。」

 

 

レボログ
レボログ

そして、もし、私が110円を切ったのを目の当たりにした様子見トレーダーだったら、このタイミングで売り勢力優勢とみて売れるポイントを探しますね。

 

「となると…

つまり、ここからは、買いよりも売りが優位になる可能性が高いってことだな?」

 

レボログ
レボログ

はい

 

「・・・よし、まあ正解だ。」

 

師匠は満足そうにそういった。

 

「今までお前は、1つの立場でしか相場を見てこなかっただろ?

でも、FXで勝つにはそれじゃ不十分だ。今みたいに、少なくとも常に売り持ち・買い持ち・様子見の3者の立場から、相場の方向性を読み解くクセをつけな。

そうすりゃ、これからどっちに相場が動いていくか、徐々に見えてくるってもんだぜ。」

 

 

その日、師匠と別れたあとで思ったこと

 

誰の力も借りず、自分の力だけで同年代の誰よりも稼ぐ。

そんな師匠の姿に憧れて相場という修羅場に足を踏み入れた私。

 

でも、いっけんめちゃくちゃエゴイストかと思えるプロトレーダーのメンタリティーは、唯我独尊どころか、ある意味では、誰よりも他者思いだった。

 

ま、もちろん、それは結果的に、他のトレーダーとの競争に勝つためではある。

それでも、自分の願望を叶えるために自分以外の誰かのことを真っ先に考えなければならないのが相場の世界というのは、なんだかずいぶんと奥深い話に思えた。

 

優しいやつである必要はない。

だけど、自己中でもいけない。

 

あらためて、

レボログ
レボログ

相場で生きる人間って変わってんな…

そう感じた瞬間だった。

もちろん、師匠には口が裂けても言えなかったけど。

そんな一幕があったとさ。

 

それでは、また。