どうも、タカハシ(@revolog_T)です。
今回は、リアルNBA風プレイヤービルドガイダンス第3回目。
ご登場いただくのは、ご存知AIもとい”ジ・アンサー”こと『アレン・アイバーソン』
Ezra Shaw/Getty Images
camera-iconSHARE PICTUREAllen Iverson
Streeter Lecka/Getty Images7
- アレン・アイバーソンってどんな選手?
- 2Kさんの評価はいかに?
- オープンからのミドル:94、競り合いからのミドル:92、ドリブルからのミドル:91
- オープンからの3ポイント:84、競り合いからの3ポイント:84、ドリブルからの3ポイントシュート:84
- ボールコントロール:97、パス精度:93、ボール所持時のスピード:98
- スティール:96、シュートチェック:92、横方向の俊敏性:90
- スピード:98、加速:98
アレン・アイバーソンってどんな選手?
身長わずか183センチ(実際には180無いとも言われている)。
しかし、そんなハンディなど微塵も感じさせない圧倒的なスピードとドリブルスキル、そして類まれな得点感覚を武器に、NBAの歴史でもっとも小さな得点王に輝いた男こそ、アレン・アイバーソンその人なのであります!
しかも、一度だけでなく4度(1999年、2001年、2002、 2005)までも…まさに奇跡。
「バスケットボールで大事なのは、体の大きさじゃなく、ハートの大きさだぜ!」
そんな彼の言葉に、
当時、世界中でどれだけ多くのバスケ少年たちが勇気をもらったかは言うまでもないこと。
また、その自身の名言そのままに、大男たちを切り裂く必殺の”キラー・クロスオーバー”でルーキーの頃から、果敢に1オン1を仕掛け、すでにあの神様ジョーダンさえも手玉に取ってしまったお姿※は、今も私の脳裏に焼き付いてはなれません(当然、その年のルーキー・オブ・ザ・イヤーを受賞)。
※ジョーダンとの1オン1は4:13あたりから
2001年には、自身初となるシーズンMVPを獲得。これまた、史上最も小さなMVPの誕生となったわけですが、この年に開催されたオールスターゲームでは第4クォーター時点で21点差あった点差をひっくり返してイーストを勝利に導くなど、後に語り継がれるような大逆転劇の立役者となってもいます。
そんなNBAの歴史に燦然(さんぜん)と輝くアイバーソンも、現役時代ついにNBAファイナルを制する夢だけは叶わず。
ただ、AI率いるシクサーズが、リーグ制覇に最も近づいた2001年にファイナルでの対レイカーズ戦では、
下馬評では圧倒的に不利とささやかれながら、第1戦では、オーバータイムまでもつれ込んだ大接戦の末に、アウェイで価値ある一勝をもぎ取り、その勝利は、未だにファンの語り草となっています。
特に、ティロン・ルーをクロスオーバーで崩して決めたジャンプシュート(&どや顔&大またぎ笑)は、私の中では、未だに”AI的”印象的に残るプレイ第一位。
結局そのシリーズは4勝1敗で敗退してしまいましたが、全盛期のシャックが立ちはだかるゴール下に何度も果敢にアタックするその姿には、
戦うとはどういうことか、あきらめないとはどういうことなのか…。だいぶ教えられた気がします。
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2Kさんの評価はいかに?
さて、では続いて、NBA2k18でのAIのステータスまわり
についてチェックしていくことにいたしましょう。
まずは、いつもの通り、バッジの確認から。
殿堂入り:アクロバット、アンクルブレイカー、ティアドロッパー、無情なフィニッシャー、疲れ知らずのスコアラー、難しいシュート
ゴールド:ピックポケット、ピック&ロールマエストロ、ミドルレンジの名手、ロングシュートの名手、ワンマン速攻、派手なパサー
シルバー:ピック回避巧者、無限レンジ
ブロンズ:ロブシティーパサー
パーソナルバッジ:アルファドッグ、クラッチパフォーマー、スパークプラグ、マイクロウェーブ、司令塔、感情豊か、頑強な身体
やはり、アイバーソンと言えば”キラー”クロスオーバー。
というわけで、最初に目を引いたのはドリブル系バッジの最高峰アンクルブレイカー(当然HOF)。
さらに、タフショットもお手の物、アクロバット&難しいシュートも共に殿堂入りの評価となっております。
さらに、AIはオフェンス面だけでなく、長い手を生かしたスティールも武器としていた(2001年~2003年にかけて3シーズン連続でスティール王のタイトルを獲得)…ということを反映してピックポケットはゴールド評価。これは、HOFでもよかったくらいかもしれない。
そしてシルバーながらディープスリーを沈められる無限レンジも所持しているという…あんまり遠くからのスリーを沈めるイメージねえけどな、まいっか(笑
兎にも角にも、オフェンスではインサイド、アウトサイドともに穴が無く、ディフェンス面では油断すれば相手からボールを奪う、という味方にすれば心強い、だが敵に回せば厄介極まりないというスーパースターにふさわしいバッジラインナップといっていいでしょう。
続いて、アイバーソンの能力値の中から、気になったものをいくつかピックアップ。
オープンからのミドル:94、競り合いからのミドル:92、ドリブルからのミドル:91
ミドルシュートの正確性は、名だたるレジェンドプレイヤーたちの中でもトップクラス。
これを再現しようと思ったら、マイプレイヤーでは、ショットクリエイターを絡めたビルドで対応するしかないでしょう。
オープンからの3ポイント:84、競り合いからの3ポイント:84、ドリブルからの3ポイントシュート:84
AIはミドルだけではなく、スリーポイントも非常に正確。
数字で見てもシャーププレメ(プライマリ:パス&ボールハンドリング、セカンダリ:3ポイント)を超える3ポイントレーティングを誇ります。
これでムリゲーに一歩前進(笑
ボールコントロール:97、パス精度:93、ボール所持時のスピード:98
アイバーソンの大きな武器であるボールハンドリング。
今でこそカリーやアービングらにその席を譲った感がありますが、当時はNBA史上でも最高のボールハンドラー・ドリブラーの呼び声も高かった…。個人的には、純粋に、クロスオーバードリブルの切れ味だけで言ったら、いまだに歴代最強の選手だと思っています。
それはともかく、やはり2kもこの項目の評価は高かった。
これ再現するとしたら、プライマリスキルをパス&ボールハンドリングに設定するのはマストとなるでしょう。
スティール:96、シュートチェック:92、横方向の俊敏性:90
やはり、スティール王3回は伊達ではなく、スティールの評価も今作中最強クラス。
また、長い手を生かしたシュートチェックもお手のもの。
そして、横方向の俊敏性。
これは、ディフェンスの項目に含めるかどうか迷いましたが、ディフェンス時のクイックネスやアジリティー(俊敏性)を評価したものとして、敢えてこの項に掲載しています。
スピード:98、加速:98
もちろん、AIはスピードも圧倒的に最速。
その動きは、あのMJ(ディフェンスも超一流)ですら捕まえられなかったほどキレッキレでしたから、この評価は妥当でしょう、うん、異議なし。
アレン・アイバーソンビルドの方針
いやいや、これまで何回かスーパープレイヤーたちのビルドアイディアについて記事にしてみたわけですが、さすがAI能力値に関しても注目するポイントが多すぎて、それだけで文字数がえらいことに💦
もう少し、簡潔にまとめやがれ!とお叱りも受けそうで怖いのですが(笑
ここまで確認してきたことを踏まえて整理してみると、
AIを再現する際のポイントなるのは、
まず、卓越したボールハンドリング能力&パス能力
続いて、コートを縦横無尽に駆け回るスピード
さらに、正確なミドルシュート。
この辺りをどう再現するかということになるでしょう。
欲を言えば、スリーポイントやスティールなどの値にもこだわりたかったのですが、
そうなると、AIの爆発的なオフェンス能力やインサイドでの力強さが損なわれてしまう可能性が高いため、なくなく平均的な数値で我慢するぞ!という決断を(勝手に)下しました(笑
ただ、この3つであれば、身長や体重を含め、十分に再現可能だと思っています。
というわけで、いよいよビルドアイディアのご紹介。
ビルドアイディア1:183センチ:プレイメイキング シュートクリエイター
実は、このアイディア自体はAIのバッジを確認した段階ででピンときました。
というか、アンクルブレイカー&難しいシュートの2つとも殿堂入り可能なビルドはこれを置いて他にありません。
また、ボールコントロールもオーバー90で、マイプレイヤーで使用可能なすべてのドリブルを駆使することがでいるので、キレッキレのドリブルの再現にも不自由しないことでしょう。
というわけで、いつもは迷う第1候補ですが、今回は割とスンナリ結論が出せました。
ビルドアイディア2:183センチ:シュートクリエイティング プレイメーカー
こちらは、よりボールコントロールとパス能力を重視したビルドアイディア。
司令塔としてゲームをコントロールしたいという場合には、非常にバランスの取れたプレイヤータイプだと思います。
ビルドアイディア3:183センチ:ツーウェイ プレイメーカー
第3候補は、シャープシューティングプレイメーカー(プライマリスキル:パス&ボールハンドリング セカンダリスキル:3ポイント)とどちらにするか迷ったのですが、
私の個人的な印象として、AIといえばアウトサイドシュートよりもスティールから速攻に持ち込むイメージの方が強かったのでこのビルドを第3候補とさせていただきました。
80を超えるスティールのレーティングとピックポケットバッジ(シルバー)を所持することを考えあわせれば、本家の完全再現はムリでも、十分にその雰囲気を楽しむことができるのではないかと思います。
3タイプのバッジ一覧比較
まず、それぞれのタイプで獲得できるバッジを比べてみます。(参照:NBA2kmyplayerbuilder)
ちなみに、左から、第1候補(プレメシュークリ)、第2候補(シュークリプレメ)、第3候補(ツーウェイプレメ)の順です。
より攻撃的にいくなら第一候補、バランスを考えればパスにも長けた第2候補、そして攻守両方での再現を目指すなら第3候補と言ったところでしょうか。
ただ、どれを選んでもAIっぽいプレイをそれなりに堪能できると思いますので、ご心配には及びません。迷ったらグッときたのをお選びください。
続いて、3タイプの能力値を比較
こうしてみると、個人的に、やはり第一候補に挙げたプレイメイキングシュートクリエイターが能力値的にも再現度が高く魅力的に映っちゃいますね。また、このタイプはレイアップの値も高く、ドライブから少々バランスを崩してもお構いなしに得点を量産した現役時代のアイバーソンの再現として相応しいものと考えます。
ちなみに、私の中でのおススメ順は、第1位が第一候補のプレイメイキングシュートクリエイター、そして第2候補と第3候補は同率2位で甲乙つけがたし(お好みでどうぞ)といったところ。迷ったら第1候補をチョイスしておけば間違いないと思います。
というわけで、今回は以上となります。
ご覧いただきありがとうございました。
それでは、また。
おまけ
最後に。
おまけとして、いつもお世話になっているUSハードコアスポーツトークさんから、ノビツキー先生とポルジンギス様の対談の様子を拝借。
同じヨーロッパ出身者として、互いにリスペクトと”アイ”が感じられるスバラシイ動画でございます。
それでは、また。