怒りの感情をヒントに思い込みの人生から解放されラクになる方法

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どうも、レボログです。

 

 

今回は、本屋で完全にジャケ(タイトル)買いしてしまった

『人生のピークを90代にもっていく!』

という本の中から、気になった箇所を少々ピックアップ。

 

 

レボログ
レボログ

この本の中に出てくる、定年後の時間=人生の午後という考え方が最近の御気に入り。

 

 

友人A君
友人A君

午後って言葉には、

斜陽っぽいネガティブなニュアンスがないもんね。

 

 

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今回のテーマはズバリ「怒り」

 

レボログ
レボログ

ま〇ぞのさん、怒りが収まるまでには何秒待てばいいんでしたっけ??

 

最近、テレビなんかでも、

たまにアンガーマネジメントなんて言葉を耳にするのですが、

要するに、これって怒りをどうやってコントロールするかって話なんですね。

 

レボログ
レボログ

怒りの感情は6秒がピークで、そこからスーッと引いていくとか。だから、そこまでグッと我慢するのがキレないためのポイントらしい。

 

 

さて、今回のテーマも同じく「怒り」なわけですが。

 

怒りのコントロールの仕方…は、また別の機会にでも取り扱うとして

 

今回は、怒りの感情を利用して縛りプレイ気味の人生から自由になっちゃいません?

というテーマでお送りしたいと思います。

 

人生の、縛りプレイ?なんじゃそりゃ?

ちなみに、

縛りプレイとは、テレビゲームなんかでよく使われる言葉。

たとえば、一度クリアしたゲームをもう少しハードルを上げてプレイしなおすために、

 

レボログ
レボログ

よっしゃ、今度は回復アイテム無し&初期装備だけでクリアしてみよう!

 

みたいに、あえて自分の中で制約を設けることを言います。

 

リアルな人生もいつの間にか縛りプレイしてません?

 

そう、意外と気づかないうちにリアルな人生に対しても、自分で勝手な制約を課しているケースってあるんじゃないかと思うのですよ。

 

ゲームだったら、それで難易度を高めて楽しめればおKなんですけど、

もともと、難易度高めのリアル人生でわざわざ縛りプレイ…?をする余裕のある方って、たぶん少数派じゃないでしょうかね。

 

にもかかわらず、なぜか縛りを設定してしまうのは、

チェーンジェイルよろしく、それが知らず知らずのうちに自らを縛る鎖(くさり)だからかもしれません(笑)。

 

とはいえ、ご安心あれ。

その目に見えない鎖の存在に気付くためのカギが、私たちの中にちゃんと用意されています。

 

それは、ズバリ感情。

とくに喜怒哀楽のうち、怒りの感情は、縛られた人生に対する不自由さや理不尽さを感じた時に沸きあがってくるものなので、縛りプレイチェッカーとして非常に役立ちます。

 

というわけで。

 

…自分は、今なんで怒りを感じてるんだろう?

 

そういうところから、

無意識の思い込みに気づいて自由になるヒントを探っていこう

今回は、そういうお話でございます。

 

 

怒りの原因の9割はあなたの中の『〇〇べき』という鎖

 

たぶん、

怒りを感じる時の心の動きってこんな感じのことが多いんじゃないでしょうか。

というわけで、ここからは冒頭紹介した本の中で登場したエピソードをちょっとアレンジしてご紹介。

 

例えば、Aさんのケース

 

Aさんは、ある一流企業の部長職についていました。

 

当然、多くの部下を抱え、

みんな尊敬の眼差しと態度で彼に接します。

 

また、

多くの同僚に頼りにされ、

何か重要な決定事項があれば、必ずAさんにお伺いをたてるのが部署での通例になっていました。

 

しかし、Aさんは、昨日その会社を無事、定年退職しました。

 

そして3日後、

「家でゴロゴロしてないで!」と奥さんに勧められ

地域のボランティアに参加することに。

 

 

突然、部長から新米ボランティアに

 

ボランティアに参加してみると、あたりまえですが

そこでは、Aさんも初めてボランティアに参加したメンバーの一人として扱われます。

 

Aさんが元・大企業の部長であることを知っている人は誰もいません。

 

・特別扱いされ、職場ではどこへいっても一目置かれること。
・何かあれば、最優先で意見を求められること

 

そんな扱いが日常化していたAさんは
急に自分が軽んじられているように思えてきました。

 

自己紹介の順番ひとつとっても、

 

「なんで、俺が最初じゃないんだ!」
と思わず怒鳴りそうになる自分を必死に抑えなければなりませんでした。

 

とまあ、Aさんって
なんだかよくありがちな困った老害予備軍みたいですが、決して珍しい人種ではないと思います。

 

人は、誰でも自分は重要な尊重されるべき人間だ
と思いたいもの。

 

特に、それまで社会的に尊敬されるような地位についていた人なら、その地位を捨てるなんて勘弁!となるのがフツーでしょう。

 

ただし、人生の後半に入れば、
遅かれ早かれ多くの人にとって、それまで築き上げた地位から降りなければならいタイミングがやってくるもの。

 

そして、そのタイミングで
「自分はこういう風に扱われてしかるべき!」
という人生の前半でしがみついていた思い込みを手放さないと、

 

Aさんのように誰にもぶつけようのない怒りを抱き、それを周囲にまき散らして煙たがられるだけのTHE・老害になってしまうキケン性はかなーり高いと思います。

 

周囲を変えるか自分が変わるか

 

新米ボランティアに転身したAさんが怒りの感情から自由になる方法として、

大きく分ければ2つのやり方があると思います。

 

1.周囲(の人たち)を自分が望むような対応をするよう調教する
2.新しい環境に適応すべく、自分が変わる

 

言わずもがな、1はかなり難易度高め(笑)。

 

なぜなら、周りの人はAさんの部下じゃないし。無償で行っているボランティアの場で、見ず知らずのおじさんの思う通りにこびへつらう人間なんて多分いないでしょうから。
そんな中で、もし周りのひとに

 

「いいかお前たち、俺のことは、〇〇社の元・部長として敬え!」

 

何て言ったら、クレイジーなク〇じじいとして

 

「明日からもう来ないでね♡」
と引導を渡されておわりでしょう。

 

怒りをグッとこらえ選択肢2をチョイスした結果…

 

となると。
変わるべきはAさん自身であり、それこそが怒りの感情をコントロールする最短ルートということになります。

 

いや。
今回のテーマは縛りプレイから自由になる方法なので、正しくは
怒りの感情を手掛かりに、その原因を突き止め、自らを縛る鎖からうまく縄抜け成功ルート!
ということかな。

 

鎖なのか縄なのか…どっちなんだよ。

 

レボログ
レボログ
ま、どっちも例えなので、
そこはあんまり気にしないでいただけると…。

 

友人A君
友人A君
他人の細かい粗が気になって、すぐにイライラする。
それも、人生における縛りプレイの1つかもしれないね。

 

怒りを感じるという経験は、あまりうれしいことではないけれど、
捉えようによっては、自分が現実に不釣り合いな思い込みを持っていることを教えてくれるサイン
と認識することもできます。

 

そして、怒りの感情をヒントに、人生に対する不都合な思い込みの存在に気づければ、それを捨て去る選択肢を選ぶこともできるのです。

 

さいわい、Aさんは、選択肢2…つまり周りを変えようとするのではなく、状況に合わせて自分が変わろうと決意しました。

 

それまでは、部長としてモテはやされてきたけれど、
ここではそうではなく、自分は新米ボランティア。
できることから1つ1つみんなと協力してやっていこう。

 

すると、
それまで無礼に思えていた人たちも、それまでにいろんな人生経験を経てここに集まってきたということが見えてくるようになり、自分と違う考え方を持った人たちを受け入れる余裕も生まれたといいます。

 

まとめ

 

Aさんの場合、

 

自分はどこへいっても尊重されて当たり前。
という思い込みを捨てました。

 

そして、
それぞれの場所には、それぞれのルール(やり方)がある。
場所や立場が変われば、誰だって役割は変わっていくもの。自分はその中でできることをやってみんなと喜びを共有できればいい。

 

そんな風に考え方をシフトすることで、人生の午後の過ごし方がグッとラクになりました。

 

レボログ
レボログ

こんな風に自分を怒らせる周りが悪い!

 

ではなく、

 

レボログ
レボログ
自分は今なぜ怒りを感じているのだろう?
この怒りは自分に何を教えようとしてくれているのだろう?
といったん立ち止まって考えてみる。

 

怒りの感情との付き合い方ひとつで
人生は文字通り全く違ったものになるのかもしれません。
レボログ
レボログ

とか割とマジメにそう思う今日このごろ…。

 

それでは、また。