どうも、レボログです。
今回は、先日何気なく見始めて以来ドハマりしてしまった
ハイパーハードボイルドグルメリポート※という番組をご紹介。
※アマゾンプライム会員なら5話まで無料で見られます。
個人的なことを書かせてもらうと、
私いまだにカスタマーレビューが書きこめない症状が継続中なので、
アマゾン関連のモノはあんまり褒めたくない気分なんですけど…頼みますよ、アマゾンさん。

それでも悔しいけど面白いです。
グルメ番組を装った超絶ドキュメンタリー
※この番組はグルメ番組です。
オープニングでなんでわざわざそんな注意書きをしているのか。
それは、第1話を見てもらえればすぐに分かります。
このハイパーハードボイルドグルメリポートという番組
扱う題材がとにかくヘビーでぶっ飛んでいる。
番組のテーマは、食べること=生きること。
だから、この番組を一言で言うならなんですか?
と聞かれれば、

グルメ番組…かなあ。
となるんだけど、
実際グルメリポートの部分はグリコのキャラメルか、Jリーグチップスのポテチみたいなもんで、
メインはそれ以外の部分なのですよ。

それは見てのお楽しみ。
というわけで、番組ディレクターがたったひとりで世界の様々な国や地域に赴き、そこで出会う人々に
「何食べているか見せてもらえませんか?」とお願いしつつ、食べることを中心に普段の生活を取材させてもらい1本のドキュメンタリーに仕立てている。
と書くと、なんだかハートフルでピースフルな感じがするのですが、ところがどっこい!
第1話目から、いきなり向かったのがアフリカの元・少年兵たちがいるリベリア共和国(!)
そこで売春婦をしながら稼いだ日銭(たった200円!)で質素な食事(ほぼ白米のみ)をする元少女兵の女性に密着取材…。

マジか…。
もう、引き込まれないわけにはいきません。
これまで、元少年兵を扱った番組といえば、某TBSの夕方のニュース番組とか
とにかくシリアスでヘビーで、心ある大人や知識階級が見るみたいなイメージだったんですけど。
少なくともバラエティー番組で扱えるようなテーマではなかった。
それを、あえてグルメ番組というポーズを決めることで、
見事にバラエティー番組として成立させてしまっているというまさにウルトラC級の番組だと思う。

ここまで、感心させられた番組はホント久々。
その後も、アメリカでイチバン危険と言われるギャングのテリトリーに突撃取材したり、
台湾マフィアのトップの会食に同行したり…。
ホント、どんだけリスキーな取材してんだよって感心するしかない。
これを番組ディレクターとカメラマンと現地ガイド3人とかで、鉄砲玉のように乗り込んでいって撮れ高をもぎ取ってくるんだから、もうその勇気だけでも称賛に値します。

だって常に命の危険と隣り合わせ感がハンパないんですもん。
フォールアウトみたいな危険地帯が広がるリアル
もうね、不法難民がたむろする廃墟とか

フォールアウトかよ!
って心の中でツッコミを入れながらでなければドキドキしてみていられませんでした。
いきなり中から爆弾●~*抱えたテロリストが飛び出してきても不思議じゃないっていうヤバい雰囲気が画面越しにもプンプン伝わってくる。

よくもまあ、そんなところに乗り込んでいったもんだ。
自らの命の危険も顧みず、いま世界で起こっているリアルを人々に伝える。
もうこれは、ジャーナリズム以外の何物でもないですね。
私みたいなチキン野郎じゃ絶対に1人ではいくことのできない、てかたぶん一生足を踏み入れることのないであろうディープな世界の一端を垣間見れた気になれるだけでも、本当に価値のある番組をありがとう!という感じ。
ヤバい人たちのヤバい食事をただひたすら追いかける。
ホント、とがった企画考えさせたら、ダントツですね、テレ東さん。
というわけで、ますますテレ東熱が高まったボクなのでした。
それでは、また。