「これね、独り言なんですけど…」は会話が苦手なオレ氏にとってのマジックワードか?

コミュニケーション術

コミュ力が高い人の特徴!

そんなサムネ&タイトルにつられてこんな動画を作業しながら聞いてみた。

 

最初は、テキトーに流して聞いていたのだが、テシマが登場してきた辺りから、気づいたら作業の手は止まって、ついつい聞き入ってしまっている自分を発見する。

 

小デブで、別にイケメンでもないのに、なぜか女にもてる…いました、いました、そういうヤツが私の近くにも(笑

 

なんでだろ?

とずっと疑問にかんじていたのだけれど、

このひろゆき氏の話を聞いて、長年の疑問の答えが半分くらい得られたという気がする。

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女性は、本質的に自分の話を聞いてほしい生き物

というのはよく聞く話だけれど、

 

いくらなんでも、「はい、じゃあ今から全部聞きますから、話していいですよb」

ではあまりにセンスがないし、だいたいの女性は引いてしまうはず。

 

じゃあ、女性が話しやすい環境(雰囲気)をどうやってつくるかというひとつの方法論として、まず、独り言のように自分のことを話すというのは、私にとっては、かなり目から鱗! なアイディアだった。

 

ポイントは「あ、それでいいんだ」という安心感

 

 

会話の話からは少し脱線して申し訳ないが、

例えば、アメリカ人に度を肥えた・・・じゃなくて度を超えたデブが多いのは、周りが食べることに対して大らかで、当たり前のように巨大な肉の塊や、何ガロンものジュースを摂取している大人や友人たちに囲まれながら育ってきた…という環境ありきなのだろうし、

 

その中にいれば、自然と

「ああ、こんだけ食っても普通なんだ…」

という感覚になって、気が付いたら、日本からお相撲さんのスカウトが訪ねてきて…ということになっても何ら不思議ではない。

 

コミュニケーションの場においても、この、「そんなんでいいんだ。」という安心感は重要なのだろうと思う。

初対面の人と食事にいったり、酒を酌み交わすのも、すべてはリラックスした雰囲気づくりのためだろうし…って、私は普段ほとんど酒を飲まないから、あまりテキトーなことはいえないんだけれど(汗

 

それに、

 

アイツもどうでもいい自分のことばっか話してるんだから、アタシだって自分の話したいことを話してやる!

という権利意識(もしくは対抗意識)みたいなものが芽生えた方が話しやすいということもあるのかもしれない。

今は、相手の話を聞く技術なども、割と一般的に認知されるようになってきているから、

あまり露骨に相槌などを打とうものなら、

「ああ、コイツは意図的に私に話させようとしてるな。」

と逆に警戒されてしまう可能性も決して軽視できない。

 

セオリーも、広く流布してしまえば通用しないのは、どの世界でも一緒だ。

 

それならば、むしろ、相手の話を聞く聞き専にまわるのではなく、

あえて、いったん自分のことを話すというスタンスに切り替えてみる。

それもできるだけ、どうでもいいことを、独り言のように(笑

 

こういうことを本能的に意識せずにできる人のことをたぶん天才と呼ぶのだろうけど、こと会話術に関しては凡人以下の私としては、意識しなければ逆立ちしたって思いつかない発想なので、そこは意識的に見習っていくしかない。

 

ただ、この方法は、それほど高度なトークテクニックが求められるわけでもないし、

相手に合わせていろいろと話題を変えたりだとか、その辺で気を揉む必要がない分、普遍的に使える、マネしやすいテクニックだと思う。

 

それで相手の胸襟をひらくことになればもうけものだし、そうならなくても、自分は自分のどうでもいい話をして、ちょっとすっきりできるから、どちらに転んでもいいっちゃいい(笑

 

仮に、そのような振る舞いを前にして不機嫌になる相手だったら、もともと合わなかったとあきらめて、また違う相手との会話を楽しめばいい。

 

理想的なバランスとしては、相手の話に興味があれば聞くし、興味が無ければ、無理問答のように互いに関連性のない独り言を言い合ってスッキリするというのが良さげな気がする。

 

ただ、注意したいのは、話題のチョイス

もし、愚痴や不平不満などガティブな話題に終始してしまうと、多分相手も気持ちよくないのでないかと思う。

 

そういう意味で、ささくれが痛いというテーマは無色透明な中にもちょっと間の抜けた感じもあり、かつ絶妙などうでもよさの中に、どこか母性本能をくすぐる要素もあって、実はかなりハイセンスなものなのではないか、と感じたりもする。

 

かといって、当人にしてみれば、練りに練った話題などではなく、ただの思い付きなのだろうけど(笑

 

人は、共感されると怒ることができない

また、ピザ屋でバイトしていた際のテシマのクレーマーに対する対応の仕方も、めちゃくちゃだけど、ウマイ(笑

 

(ちょっと強引にでも)相手の側に立つという手法も、

独り言のように話すことで、自然と相手にとっても話しやすい環境をつくるのも、

 

つまりは、

 

話を聞いてほしい!

共感してほしい!

 

という人間心理を巧みについた方法で、普遍的な詐欺師の手口テクニックとして

覚えておいて損はないだろう。

 

特に、独り言の会話術は、話をする方にとってもストレスが少ないので、まさに相手とのwin-winな関係を築きやすいとは思う。

 

そういえば、喫茶店などで、仲の良さそうな女性同士の会話が聞こえてきた際、

お互いに自分のことばかり話し、まるで会話がかみあっていないので、不思議に感じることがあったのだが、ひろゆき氏のこのエピソードトークを聞いて、

なるほど、これはそういうことだったのねと妙に納得してしまった。

 

ということは、今回の記事は、

話好きな多くの女性にとっては、何を今さら…という内容だったのかも…しれませんね((;^_^

 

でもね、若干話ベタなオレ氏にしてみれば、だいぶ新鮮なテーマで、記憶にとどめておきたかったので、こうして書いてみたわけですよ、その点、どうぞご勘弁を。

 

それでは、また。

 

あ、余談ですけど、

 

コミュ障って言葉、ちょっといいですね。

おかげで、

 

あれ?コミニュケーションだっけ?

それとも、コミュニケーションだったっけ?

 

みたいな迷いから解放されました(笑