否定から入る人が嫌い→理由と対処法を知って冷静になろう(心理)

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「いや、でも」

「そうじゃなくて」

「違う違う…そうじゃ、そうじゃな~い」

 

アナタの周りにもいませんか?

 

こんな風にまず否定から入りたがる人

 

私の周りにもいます。確実にひとり。

それは、うちの母親。

 

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べつに毒親とかではないんですけど

 

以前、帰省した際、ばあちゃんが

「昔は雪が凄かったねえ…でも今年は全然雪が降らんねえ…」

という話をしたことがあったのですが、

 

突然、同席していた母親が、

「いや、確かにここの雪も凄かったけど、私の地元の雪はもっとすごくてこんなもんじゃなかった。」と言い放ったのです。

 

一瞬凍り付く会場…じゃなくて茶の間。

 

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は…?なに張りあってるん…てか、その返しいる?

 

反射的にそんな言葉が口から出かかったけど、

それを言ってしまうとなんだかものすごーく険悪な空気になりそうだったので、膝をつねりながらグッとこらえまして。

ただ、ばあちゃんがそれきりしゃべらなくなってしまったのが可哀そ過ぎて…ごめんね、ばあちゃん。

 

せっかく家族みんなが集まる穏やかな正月なんだから、

 

「そうだねえ。あんときは雪すごかったよねえ…」

と頷(うなず)いておけばいいじゃないか!

 

本当に、実の親ながら空気を読むセンサーがバグってて泣けてきます。

 

小学生とか、幼稚園の子供がやるならいざ知らず、

大の大人がそんなしょーもない形で話の腰をおるんだなーとスゲー残念な気分になったのをほろにがな気分とセットで覚えています。

 

 

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ただ、指摘したところで「嫁姑問題とか、長年のうっぷんとかいろいろあんのよ!」とか逆ギレされそうだな。

 

人と人とは、なかなか分かり合えないものなのでしょうかね。

たとえ血のつながった親子であっても。

 

 

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否定から入るのは自分に自信がないから?

 

ただ、注意して会話を聞いていると、一定数いるみたいですね。

口癖のように

 

「いや…」から会話をスタートさせる人。

そういう人って、もしかしたら自分の考えと全く同意見でない限りとりあえず否定したい衝動にかられるのかもしれません。

 

たとえば、ハリネズミのジレンマという言葉があるけれど、

 

それと一緒で、自分に自信がない(弱みをみせることを異常に恐れている)から相手を否定するという攻撃性がまず最初に現れるのかなーなんて思ったりもします。

 

でも、そうなると当然のリスクとして

「コイツ…嫌いやわー」と思われる率が高い。

 

もういちいち否定から入る人って認定されたら最後、

まともな会話に参加できなくなる可能性すらある。

 

 

もし、会話を避けるべきタイプの人5選!的なまとめ動画があったら、真っ先に上がりそうだもんな。

「一緒にいるとエネルギーが下がるので逃げましょう」とか言って。

 

 

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たしかに。

無意識だとなおさら質が悪い、相手にとっても本人にとっても

 

そりゃー、分かってて嫌がらせ的に話の腰を折る方が悪いに決まってるじゃん!

 

レボログ
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いや笑

 

やっぱり感じ悪いですね、否定から入ると。

 

言い換えましょうか。

 

レボログ
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たしかに、そういう考え方もできるよね。ただ、本人は気づいてなくて、無意識に否定から入ってる場合のほうが、自覚がない分、注意してあげないと一生治らない可能性が高い…つまり悪意なく天然で人をイラつかせるという意味ではなおさら質が悪いと思うわけよ。

 

なるほど、確かに否定から入られるよりは、スーッと話が入ってくる気がするわ。聞く気になる。

 

友人A君
友人A君

否定から入る癖を直したいなら、まずは相手の話を一度肯定してから自分の考えを言う癖をつけた方がいいかもね。

 

 

否定から入る原因はフラジャイル・ナルシズムにあり

 

なんだって?フラジャイ・・・?

 

心理学的には、否定から入る人の根本には、フラジャイル・ナルシズム(壊れやすい自己愛)があるといいます。そして、さらにその奥には、トラウマだったりコンプレックスが存在しているとも。

 

要するに、不安なのですよ。

不安なんだけど、自分が優位に立ちたいから目の前の相手を否定することで一瞬でも優位に立とうとする。そう考えるとなんだかかわいいですね。

 

可愛いですね、とかいってますけど、私もきっとどこかのタイミングで無意識に

レボログ
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いや…でも

から会話をスタートさせていると思います。しかも結構な確率で…頻繁に。

 

聖人君子ならいざしらず、世の中には認めたくない相手や苦手なタイプというのはいるもので、

そういう相手に対して意見や評価を求められたときにそれは発動しやすい気がする。

 

いや、大したことないでしょ、とか言いたいですもん笑

それもすべて、フラジャイル・ナルシズムの成せる業だったのですね。

 

詳しく聞いたことはないけど、

もしかしたらうちの母親も、若いころばあちゃんにいろいろ言われたり気を使ったりしながら大変な思いをしていたのかもしれません。

 

そういうコンプレックスや憤(いきどお)りみたいな…言い方は悪いかもしれないけど積年の恨みみたいなものが溜まりにたまっての

「うちの地元のほうが雪すごい~」

発言だったのかもしれない…と考えると少し許せそう…な気もする、だってそれはそれで可哀そうだもん、フラジャイルだもん笑

 

関係ないけど…フラジャイルといえば…

 

レボログ
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でも、好きなのは愛のカケラの方なんだよな。

 

否定から入りそうになったらタイムアウトを取れ!

 

バスケファンならなじみ深いタイムアウトというワード。

 

実はこのタイムアウトは否定から入る癖を矯正するのに効果絶大です。

 

そもそも、否定から入る時の状況を思い返してみると、

衝動的・感情的になって気づいたら「いや…でも」が口をついていた…ってことがほぼ、なんじゃないでしょうか。

 

だったらその衝動が収まるのを待てばいい。

アンガ―マネジメントの本によると、人が怒りを感じるピークは6秒間

だそうです。

 

否定したい衝動もいわば怒りの一種。

沸き上がってきたら、安西先生(ホワイトヘアーブッダの方)の顔を思い浮かべて、

 

「ほっほっほ」といいながら

6秒タイムアウト(一呼吸)をとりましょう。

 

何か言うたびに目の前で急に

「ほっほっほ」っていうやつもなかなかだよな。

 

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それはまあ…ただ否定から入る奴より全然平和的ってことで。

 

てか、最後の最後で何紹介してくれちゃってんだよ!

レボログ
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(…タプタプしたいかも)

それでは、また。