理想的な生活習慣を身につければ、誰でも平均身長以上になれるのか?

健康

現在、日本人の平均身長は男性で170.7センチで、女性で157.6ほどだそうだ。

 

まあ、平均身長という数字自体にはそれほど大きな意味はないと思うけれど、それでも”平均”という言葉にはどうも弱いもので、どうしても自分がそれより上か下かは気になってしまう。

 

そもそも身長は何によって決まるのか

 

ということに関しては、昔から大分いろいろと言われている。

遺伝的な要素がほぼ100%で、努力して伸ばせる範囲はせいぜい数センチだとか、

いやいや、いい生活習慣(栄養や睡眠、運動など)を続けていれば、身長は遺伝的な要因に妨げられることなく伸びていくのだとか。

 

そのどちらも半分くらい正しく、半分くらいは間違っているのだと思うけど、正確な臨床データみたいなものを得るためには、膨大な追跡調査が必要だから、結論を出すのはほぼほぼ不可能に近いのではないかという気がする。

 

戦後続いてきた日本人の身長の伸びも、ついに、ここ最近止まったのではないかといわれているけれど、それはともかく。

 

私自身、思春期の頃は、何とか身長を伸ばしたくて、背を伸ばすことに効果があると言われるサプリメントを取り寄せたり、ベンチのような器具(寝転んでハンドルを回すと膝が伸びていき、その刺激によって成長が促されるというようなタイプのやつ)を使ってみたりした。

 

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それが効果があったのかどうかは何とも言えないが、一応平均身長はクリアできたので、まあ、もしかしたら少しは効果があったのかもしれない(笑

 

ただ、あるデータによると、父親と母親の身長がわかれば、男子ならこれくらい、女子ならこれくらいという風に、おおよその身長の予測が立つという計算式を教えてもらったことがあって、

後で、それをもとに計算してみたところ、ほぼほぼ計算結果どおりだったので、ちょっと悲しくなったのを覚えている。

 

とはいえ、5ミリだけ(笑、その結果よりも高身長ではあったので、そこは少年時代の私の努力の賜物といれるのかもしれない。

 

今や便利な計算機もあるみたいです。

 

 

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遺伝の影響は20~30%という研究報告も

 

もし、これが本当ならば、今、身長で悩んでいる子供たちにとっては朗報だ。

 

例えば、中国の有名な元NBAプレイヤーの姚明は230センチ(!)以上の身長があったけれど、父親と母親の身長はそれほど大きくない。

 

もし、先ほどの計算式に当てはめるなら、多分190センチとかそのくらいに収まると思うけど、これもまたすべては遺伝的な要因だけでは決まらない!という一つの例なのではないだろうか。

 

いずれにしても、遺伝的なことを嘆いていても始まらない。

それは、誰にとっても変えようのないことなのだから、あとは、どれだけ背を伸ばすのに効果的な行動をとれるかが身長を伸ばす重要なカギになるのだと思う。

 

もちろん、誰でも平均身長になれるかは、誰にも分らない。

ただ、いろいろな努力を重ねることで、いい習慣を身に着けることで、間違いなく自己ベストの身長を手に入れることはできるはずだ。