このところ、はしかが流行っていてちょっと怖い。
いや、ビビりな私にとってみれば大分恐いことだ(;´・ω・)
なんでも、2018年現在26~39歳に該当する世代は1回しか予防接種を受けていないらしく、それだと対策としては不十分だという。
予防接種1回にかかる費用はいくら?
予防接種は、2回どころか、3回受けてもいいらしい。
まあ、要人こそ用心に越したことはないとかテキトーに韻を踏んでみても始まらないので(スイマセン、たまたま誤変換だったのを使って…ちょっと言ってみたくて(汗)、
1回にかかる費用はいくらなのか調べてみた。
ただ、現在ははしか単体のワクチンは人気(?)のため品薄らしく、
他の感染症との混合ワクチンならあるけど…費用は2倍だよ?みたいな状況らしい。
ちなみに、料金に関しては下記のサイトを参考にさせていただいた。
こちらのサイトによると、はしか(麻疹)単体の一般予防接種は1回5000円ほど。
また、風疹(ふうしん)との2種混合だと1回10000円ほどだという。
高い?それとも妥当な値段?
それでも、スキー場の自販機よろしく背に腹は代えられないということか。
任意の予防接種は全額自己負担
はしかを始めとした予防接種を自分の意志で受ける場合は、基本的に費用は全額自己負担になる。
また、市町村によっても対応が変わってくるというが、いきなり医療機関を受診して予防接種を希望してもすぐには受けられないことがほとんどだそうで、あらかじめ予防接種を希望する意思を伝えて、予約をしなければならないそうだ。
なので、もし大事な出張や海外旅行に備えて、予防接種を受けようと思っている人は、前もって早めに予約しておいた方がよさそうである。
気になるはしかの症状について
はしかは、ウィルスに感染後、潜伏期→前駆期→発疹期→回復期という順番で症状が進行する。
潜伏期
はしかは、ウィルスに感染してすぐに症状が出るわけではなく、感染後10日~12日ほどの潜伏期間がある。そのため感染に気付かずに、海外などからウィルスを持ち込んで、そこから感染が広がるケースがみられる。
前駆期(3~4日)
潜伏期が過ぎると、いよいよ症状が現れ始める。
この期間にみられるのは、発熱、くしゃみ、鼻水などかぜと似た症状。
まだ発疹などは現れないため、かぜと区別できないことも多い。
しかし、この時期の鼻水や痰(たん)には、はしかウィルスが含まれているため、人にうつる可能性も。
また、この時期に頬の粘膜を見ると「コプリック斑」と呼ばれる、周囲が赤くて真ん中が灰色の砂粒くらいの斑点を見られることがある。
発疹期(3~4日)
前駆期の終わりには、いったん熱は下がるが、その後再び40℃近い高熱が出るとともに、体に赤い発疹が現れる。
発疹の出現は、顔や耳の後ろから始まり、体幹、そして手足の順で全身に広がる。また発疹どうしがくっついていく(融合していく)ことも麻疹による発疹の特徴。
回復期(7~9日)
やがて、熱が下がるとともに、発疹も消えていく、しかし、その後のしばらく肌に色素の沈着が茶色に残る。
はしかは多くの場合自然に治る病気ではあるが、感染中は免疫力が低下し、肺炎や中耳炎など別の最近による感染のリスクが高まる。
また、はしかは、稀に脳に炎症を起こしやすい感染症としても知られていて、発疹が現れてから、すぐに脳にも症状があらわれるもののほか、感染から約10年後に学習障害や痙攣といった症状から始まる「亜急性硬化性全脳炎」という型もあるという。
いずれも有効な治療法はまだ確立されていない。
参考サイト:麻疹(はしか)とはー特徴的な症状と予防接種の重要性
はしかの発症率は95パーセント
はしかのウィルスに感染するとその発症率は驚異の95パーセント。
つまり、はしかに感染したら、ほぼ症状が出ると考えて間違いないといえる。
そのため、いかにウィルスに感染しないか、という対策が大事になってくるわけで、つまりは予防接種するのが一番なわけで。
はしか、というと
『ちょっと熱が出たり発疹がでたりするくらいでしょ?』
と甘くみられがちだが、
途上国では感染者1000人中20人が、先進国でも1000人に2人が亡くなっているというデータもある。
この数字をどう捉えるかは人それぞれ…と言いながら、個人的には決してバカにできないな…結構な割合で人がお亡くなりになってて、怖いな、というのが率直な感想デス。
というわけで、まだ1回(もしくはゼロ)しか予防接種を受けていないそこのアナタ。
後で、
「あのときちゃんと予防接種しとけば…」
と後悔しないためにも、早めに予防接種は受けときましょう。
それでは、また。