89歳ゲーマーおばあちゃんとダークソウルおじいちゃんのこと

ゲーム

 

COD(コールオブデューティー)をプレイする89歳のゲーマーおばあちゃんがいる。

しかもユーチューバーデビューまでしてるらしい。

 

そんな噂を聞いたのはいつのころだったでしょうか。

 

まあ、今は便利な時代なので、

ソッコーググって真相を確かめることができます。

 

さっそく「89歳 ゲーマー おばあちゃん」で検索。

 

お、いきなり関連記事と噂のユーチューブチャンネルがヒット。

 

ゲーマーグランマこと森浜子さんは、1930年(昭和5年)生まれの89歳。

出身は東京・浅草だそう。

 

ゲーム以外にも趣味で水泳をしていて、全日本マスターズにも出て2位になったこともあるというスポーツウーマンだったそうです(スゲ)。あとは編み物もよくやりましたね、と多趣味でいらっしゃる。

 

なお、ファミコン初登場の1983年ごろからゲームをはじめゲーム歴はすでに40年近くになるという強者です。そりゃ、うまいわけだ。

 

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ゲーマーグランマからの素敵なアドバイス

 

はじめに申し上げておきますと、年を取ってもゲームを続けるのは最高です。若いうちは忙しくて、なかなかゲームをプレイする時間がとれないかもしれませんが、早めに始めておくと年を取ってからでも全然問題なくプレイできるはず。とにかく、若いうちからゲームはやっておきなさいというのが私の一番のアドバイスです。おしゃれやスポーツが趣味だと、続かなくなるときが来るんですね。でも、ゲームは気楽だからいい。

 

若いうちからゲームはやっておきなさい…こんなアドバイスをくれた先輩がいまだかつていたでしょうか(笑)

 

そしてこれは持論なのですが、ゲームをやればボケないです。ゲームをプレイしようと思うと、機器の使い方やゲームの内容そのものを勉強しますし、メモをとるようになったことも良かったと思っています。普通に年を取るとそういうことやらなくなりますから。あと、耳が遠くなってもゲームはできますよ。何も心配することはありません。

 

ゲームをやればボケないし、耳が遠くなってもゲームはできる。

とりあえず大事なのは目。ブルーライトカットとかの対策は若いうちから老後に備えてしときなさい、ゲーマーとして生きていきたいなら…ってことですよね?グランマ。

 

 

”ダークソウルおじいちゃん”というパワーワード

 

 

死にゲーでおなじみダークソウルをやりこむ”ダークソウルおじいちゃん”として有名になった加三清さんは今年で83歳のベテランゲーマー。

 

大阪府堺市にて理髪店“Barberカサン”を営んでいて、関西のTV番組で、高難易度のアクションRPG『ダークソウルⅡ』を熱心にプレイしているところを取り上げられると、“ダークソウルおじいちゃん”として、一躍インターネット上で話題となりました。

 

80歳にもなるとね、昔のことを思い出す時があんのよ。どっか旅行に行った時のこととか。そうやって思い出す中に、あれはスゴかったなっていう思い出があんねん。それをよう考えたら、ゲームの中のどっかの街のシーンやねん。ゲームの中の風景が、実際に自分が旅行に行った風景と、同じように記憶に残っとんねや。

 

ゲームの中の情景を、

実際に過ごした昔の出来事のように思い出すという加三さんの言葉が印象的です。

また、ゲーマーグランマこと森さんもそうだし、加三さんも写真のコンテストで世界一になるなど凄い経歴の持ち主でもあります。

 

ちなみに、加三さんは60歳からゲームを始めたという世間的には遅咲きのゲーマーですが、

充実した人生を送り、余生はゲームで楽しむ。

これこそまさに理想的なシニアゲームライフといえるかもしれません。

 

 

 

グランマ・グランパのプレイ姿を見ているとゲームが健全なものに見えてくる

 

最近では、e-sportsブームなんかでやたらとゲーマーがもちあげられてますが、

それはビジネス的にうまいという大人たちの思惑であって、やっぱりゲームってどこか親に隠れてやるものというか、後ろめたいものというか不健全な香りがするものだとおもうのです。

(余談:少し前に、プロゲーマーの私生活に密着!みたいなドキュメンタリー番組をみたことがありましたが、食事はカップラーメンやコンビニ弁当もしくは出前で、完全昼夜逆転、運動不足で四六時中ゲームばかりしている…とまったく健康的な暮らしぶりとは程遠いものでした。)

 

少なくとも、もともとは学校や家に居場所がない少年たちがゲームセンターに入り浸る…みたいなところからゲーム文化は進んでいったわけで(少なくとも格ゲーなどの今の日本でのプロゲーマー文化はそうだと理解しています)。

 

しかし。

70過ぎたら(75だっけな?)タバコやお酒のように体に悪いとされているもののリスクより加齢リスクのほうが高いのですよ!というお医者様の発言とか、

 

以前、笑ってこらえてという番組で、

たしか90歳くらいのおばあちゃんが、

「眠れんって言ったら、医者にタバコ薦められてん」

とか言いながら、縁側でタバコをふかしている映像とかも脳裏をよぎったりしつつ…

 

・80歳で酒・タバコを始めました。
・80歳でゲームにのめりこんでます。

 

これを20歳に置き換えたらなんかものすごく不健康な感じがするけど、80歳だとむしろ健全というか

レボログ
レボログ

いいぞ!もっとやれやれ!

みたいな気分になるから不思議。

こういうのって、人生という荒波を泳ぎ切った人たちだからこそ醸し出せる神々しさ(色気?)なのかもしれません。まさに特権階級ゲーマー。

 

ゲームネイティブ世代が老後を迎えたら…

ファミコンが発売されたのが1983年。

そのころ5歳だった子供は1978年生まれで現在41歳。

 

年金の支給年齢は70歳くらいになるだろうから、

あと30年もするとその世代も無事老後を迎えることになります。

 

物心ついた頃からゲームが身近にあった世代。いわゆるゲームネイティブ。

 

ファミコンから始まって、スーファミ、プレステ、プレステ2…あ、メガドライブもお忘れなく笑

その辺のハードの変遷と共に人生を歩んできた人たちが老後を迎えたら…当たり前のようにガンガンゲームしてそうだな。

そうなると、暇を持て余したシルバー世代たちがこぞってユーチューバーデビューするのかもしれない。凄腕ゲーマーでトップランカーは80歳のタイゾウさんです…

レボログ
レボログ

ち、またあのジ〇イかよ・・・

 

みたいなことがフツーに起こりそう。加山雄三さんもバイオハザード超うまいし。

 

ゲーマーグランマこと森さんは、

「シニア世代はオンラインゲームよりシングルモードがおススメ。さすがに若い人たちと一緒にやると足を引っ張っちゃうから。」

 

とおっしゃってますが、それもまたシニアゲーマ専用サーバーとか開設すれば解決しそうです。

 

いずれにせよ、これから間違いなくシニアゲーマーは増加していくでしょうから、メーカーもそんな方々向けのゲームを開発していくに違いありません。

 

もちろん、スマホでポチポチやるようなのもいいんだけど、個人的には壮大なMMORPGとかFPSとかそういう骨太のゲームに挑んで狂喜乱舞するおじいちゃん・おばあちゃんの雄姿をみてみたい!

 

日本でも、もっともっとゲーマーグランマ&グランパがユーチューブデビュー&活躍することを願ってます。

 

それでは、また。