負けるが勝ち!正しい負けトレードと間違った勝ちトレードの話

FX

どうも、レボログです。

 

今回は、FXには、正しい負けトレードと間違った勝ちトレードがあるよ、というお話。

 

どゆこと??逆でしょ普通。

 

レボログ
レボログ

まあ、まて小僧。読めばわかる。

 

というわけでさっそく。

 

 

私がトレードを始めたばかりのころ、1つ1つのトレード結果に対し、

レボログ
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勝ったら正解、負けたら不正解

と思っていました。

 

でも、決してそうではないということを後々、

痛い思いをしながら学んでいくことになるんですけど…。

 

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FXには大損につながる危険な勝ち方が存在する

 

人は、誰でもお金を失っていい気はしないもの。

 

特に、トレーダー志望のみなさんは、

レボログ
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ここで一旗揚げてやる!大儲けしてやる!

 

と鼻息荒く相場に参戦してくるわけですから、

最初は、自分が損をすることなんて全く考えていない(というケースが多い)。

 

 

ただ、経験が浅いうちは、

まだまだ相場がどんなところかわかっていません。

 

そこで、とりあえずテキトーに

レボログ
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この辺かな…。俺の直感がそう言うんさ。

 

なんつって、買いポジションを持ってみる。

すると、買った瞬間みるみるポジションは急上昇。

 

そして50ピップス…で5万円くらいの利益がとれたりする。

これぞ巷に言う、ビギナーズラックというやつですね。

 

何を隠そう私の最初のトレードがまさにそんな感じで。

適当に上がり始めたところで買って、たまたまグーンと伸びて運よく利確…となったのですよ。

 

レボログ
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今思えばあれがよくなかった…。

 

自分はトレーダーとしてセンスがあると勘違いし…

 

レボログ
レボログ

よっしゃ、こんなの月100万くらい稼ぐの楽勝じゃん!

今思えば、

最初の+5万で終わったトレードがその後の泥沼のはじまりでした。

 

まだ始めたてなのに、自分には相場を読み解く天性のカンが備わっている…みたいに勘違いしてるわけですから、痛すぎる…というか危険すぎでした。

 

自分には、他の人にはない勘が備わっている。

だから、勉強なんかしなくったって、

レボログ
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ここだ!

 

と思ったところでバチっとエントリーすれば、あら不思議。

ぐんぐんエントリーした方向に進んでまたまた+5万・・・+10万。

 

とかマジで思っていたのですよ(笑)。

 

そうなると当然結果の方は…

 

お察しの通りですよ…、ね。

 

ビギナーズラックなんてそうそう長くは続きません。

私の場合、それはまさに絵に描いたようで

 

勝てたのはホントに最初の1回だけ。

あとは、カンで入ると不思議なくらいすぐに逆行して損切にかかってしまいまして。

余裕で10連敗を記録しました。

 

幸い、ポジションサイズが小さかったので資金を全部は溶かさず生き残ることができましたが、

あのとき、カッとなってポジションサイズをあげてトレードしていたらと思うと恐ろしいです…。

 

レボログ、禁断の損切引き伸ばしの味を覚える

 

ここでお伝えするのも、

これまたお恥ずかしい失敗談。

 

トレードで絶賛連敗中のとき、ふと、こんなことを考えました。

 

レボログ
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もしかして…損切しなかったら負けねえんじゃね?

 

FXでは、

基本的にエントリーの段階で、ここまで伸びたら利益を確定し、ここまで逆行したら損切する。

と決めておきます。

 

もちろん、それは決して破ってはならない鉄則でもあります。

 

しかし、トレード歴の浅い当時の私には、

レボログ
レボログ

な~んか、俺の損切にかかった後、エントリーした方向に伸びてってる気がするんだよな~。

 

とか、相場がそんな風に歪んで見えてしまっていたのです。

欲望と恐怖に支配されたシロウトの典型的な奴だよ、お前は。

 

それで、試しに損切をいつもよりかなり遠くに置いてみました。

すると、案の定、いつもなら損切にかかった位置から盛り返し、見事(?)利食いすることに成功。

 

レボログ
レボログ

ほら見たことか!やっぱ損切の位置が近すぎたんだって!

 

まさに、気分は世紀の大発見、

バフェットも真っ青の億万長者への正規ルートをつきとめたってなもんですよ。

 

10連勝のあとのたった1敗で

 

その後、損切を引き延ばす戦略は着実に進化していき(笑)、

損切にかかりそうになると、

レボログ
レボログ

やべ!もう少し損切は遠くに置きなおして我慢我慢。

 

とかいいながら、最終的には、10ピップスの利益をとるために、100ピップスの損切を置く…

なんてそんな状態になってました。

 

1度勝つと1万円ゲット。負けたら10万円のマイナスってことか。

 

レボログ
レボログ

リスクリターン比10:1…

今思うとホント、クレイジージャーニーだったわ。

 

こんなトレードですから、

当然勝つ時は10連勝くらいはします。

 

当時は、勝ちトレード=正解

というマインドでやってますから、10連勝は10問連続正解なわけです。

 

レボログ
レボログ

もう、このまま俺は損切になんてかかりゃしねえんだ。

 

ホント気分は有頂天ホテルでしたね。

あの時が来るまでは。

 

ある朝、パソコンの開いてみると、

 

損切引き延ばしの味を知ってから、

私はトレードというものを完全にナメてました。

 

 

レボログ
レボログ

どうせテキトーにエントリーしても勝てるんだし、

注文いれたら、利確するまで遊んどこ!

 

そうして、友達と外で鬼ごっことかかくれんぼとかしてましたね(ウソつけ)。

 

でも、とにかくトレードから離れて好きなことしてました。

 

でもって、ある朝、目が覚めてウキウキ気分でパソコンの画面を開くと…

 

レボログ
レボログ

あれ・・・?おかしいな。この赤いマイナスはなんだ??

 

まさに青天の霹靂とはこのこと。

10連勝のあと、ついに恐れていた事態がやってきました。

 

それまでの利益が全部水の泡(あわ)

 

そりゃ、そうですよね。

リスクリターン比を冷静にみれば、明らかだったんですよ。

 

リスクが利益の10倍なんですから、10勝1敗でも±ゼロなわけです。

そんな当たり前の事実に気づくのに一か月もかかってしまった…アホや。

 

 

レボログ、さすがにいろいろ学習する

 

この損切で大ダメージを食らった直後から、さすがにトレードというものを真面目に考えるようになりました。

 

たとえば、こんな感じのことを頭に叩き込みましたね。

 

どんな戦略でも、負けることはある。勝率6割が狙える手法なら10回中4回は負けるもの。その4回はルールに従った結果の負けなので受け入れるべき。逆に、ルールを破って勝てたとしても、それはただのギャンブル。優位性のないやり方でトレードしてもトータルで利益は積みあがっていかない。
勝ったり負けたりを繰り返しながら、100回トレードして利益を残していくのがトレード
損切は決してのばしてはいけない。むしろ、利益が乗った方向にどんどん狭めていくべき

 

 

 

この中で、特に重要な学びとなったのが、

正しい負けと間違った勝ちという考え方。

 

よく、相場で勝ち続けるには一貫性が大事だと言われます。

 

一貫性…つまり自分の決めたルールに従ってトレードしつづけるということですね。

 

レボログ
レボログ

こういう形になったらエントリーして、損切は直近の安値(高値)から少し離して、利益ターゲットは損切幅の2倍のところに…。

 

そんな風に自分のトレードルールを決めたらそれを守らなければならない。

 

でもね、やってみればすぐにわかることですけど、自分なりに正しい(優位性のある)トレードをしても普通に負けるんですよ。

 

でも、それが正解。この感覚をつかむまでに大分時間がかかりました。

 

レボログ
レボログ

負けることが正解って…

一般的な常識ではあんまり考えられないもんな。

 

よく、トレードは世間の常識と真逆の考え方を持った人が勝てるなんて言われますが、

この考え方もまさにその1つだと思います。

 

 

負けるが勝ち…この考え方を身に着けて以来、

レボログ
レボログ

損切したくない!

ってこともなくなりました。

 

そりゃそうですよね、負けていいんだから(笑)、

いやむしろ負けるべきとこでしっかり負けとかなきゃ次の勝ちトレードを呼び込めないんだから。

 

レボログ
レボログ

損を切らせて、勝ちを呼びこむ・・・ってね。

1回の負けに落ち込んでる場合じゃないのですよ。すぐに次のチャンスが来るから。

 

あ、ここでいう勝ちというのは、

1つ1つのトレードの結果ではなく、トータルでプラス(利益)になることって意味なので。

そこは勘違いなさらないようお気を付けくださいませ。

 

目の前の勝ち負けに執着した結果、クレイジーな旅に出発しちゃったのが数年前のお前さんだもんな。

 

レボログ
レボログ

そうそう、今思うと必要な経験だったんだろうけど、もう味わいたくないよね、2度と。

 

というわけで、

これを読んでくださった方のうちひとりでも

私と同じしくじりを回避していただけたら、さいわいです。

 

それでは、また。