【FX】マルチタイムフレーム分析で混乱したら時間足を断捨離だ!

FX

どうも、レボログです。

 

今回は、FXで勝つために必須と言われるマルチタイムフレーム分析についてのお話。

 

内容を先に言うと、

見る時間足を絞ったら勝ちやすくなったよという経験談です。

 

 

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マルチタイムフレーム分析とは?

 

木を見て森を見ず。

 

トレードの世界でも、

1分や5分足などの短期足ばかりをみて取引するトレーダーをそんな風に揶揄(やゆ)することがあります。

 

そして、そんなとき

二言目に必ず登場するフレーズがマルチタイムフレーム分析

 

これは要するに、

トレードする足よりも長期の足で方向性を確認(分析)してからトレードしよう(そうしないと勝てないぞ?)という考え方です。

 

例えば、5分足でトレードするなら、その上の1時間足や4時間足を、

1時間足でトレードするなら、日足をといった具合に。

 

より上位の足の方向性(上昇か下降か、あるいはもみ合って停滞しているか)に合わせて短期でもエントリーする方向を決めていくのがセオリーとなります。

 

レボログ
レボログ

上位足が上昇局面なのに、短期で売るのは悪手だろ?蟻んこ・・・とかね。

 

 

そのネタは、なかなか伝わんねえと思うぞ。

 

 

あの、いろんな時間足みると混乱するんですけど

 

そう。

長い間、私はこの症状に悩まされてました。

 

レボログ
レボログ

まさにマルチタイムフレーム分析シンドローム?

 

だってそうでしょう。

5分足でトレードするのに、週足も日足も4時間もチェックした結果、どれも方向性バラバラなんですから!

 

それでもマルチタイムフレーム分析への信仰はゆるぎなく…

 

上位足が常に下位の足に優先する。

 

当時(トレードを初めて半年くらい)の私は、それが間違いのない真実だと思っているから、

レボログ
レボログ

…もっと上位足もチェックしないと。

と、つねに気を揉んでいました。

 

でも、出くわすのは

 

月足は下げていて、

週足はレンジ気味で、

日足は上昇トレンドで、

4時間は下降トレンドで、

1時間は小幅なもみ合い…orz。

 

レボログ
レボログ

さて…5分足でいったいどっちに仕掛ければいいんだ・・・?

 

そんないじわるな相場状況ばかり。

そのうちに、頭が混乱してトレードするのが怖くなってしまいました。

 

いじわるってのは…お前さんの思い込みだけどな。

 

 

レボログ
レボログ

おっしゃる通り。

相場は常に中立、ニュートラルだよね。

 

 

 

混乱するくらいなら、見る時間足を2つに減らしなよ

 

そこであるとき、

師匠(私にトレードを教えてくれた先生)に相談したところ、こんなアドバイスをいただきました。

 

「一度、観る時間足を3つに・・・いや、正直2つでもいいくらいかな。エントリーするのが5分足なら、環境認識として1時間で方向性を確認すれば十分だから。その方がむしろ余計な迷いが減って楽にトレードできると思うよ。」

 

いつの間にかトレードに完璧を求めすぎてない?

 

レボログ
レボログ

たしかに、いつの間にか全部のトレードで勝とうとしてました。

 

でも、たくさんの時間足を見れば見るほど勝てたかというと、決してそんなことは無く。

むしろ、混乱とトレードできないストレスばかりが増してしまい、その結果

 

レボログ
レボログ

なんで、そんなとこではいったの?

というところで入ってしまって撃沈…

あの頃(やはりトレードを始めて1年経つか経たないかってとき)を振り返ると、完全にマルチタイムフレーム分析がトレードの足かせになってましたね。

 

 

レボログ
レボログ

確実なエントリーポイント(ホントはないのに)を求めて、長期足を見るたびにむしろ迷いばかりが増えてたなー。

 

 

そもそも、

トレードで利益をあげるのに、勝率9割とる必要なんて全くありません。

勝率8割である必要もない。

 

6割で上出来。

5割でもまずまず。

4割でトントンくらい。

 

私の中ではそんなイメージです。

レボログ
レボログ

リスクリターンの比率に気をつければ、勝ち負け五分五分くらいでも利益は積み上がっていくよ。

 

だったら!

1回のトレードごとにそこまで多くの時間足を時間と労力をかけて分析する必要なんてない。

むしろ、判断の邪魔になるくらいなら見ない方がいい。

 

 

レボログ
レボログ

たとえば、5分足でトレードするのに、週足なんか見たってほぼ役に立たないと思う。なぜなら、時間の感覚がまるで違うから。

 

というヒントを出したうえで1つ質問。

 

もし、5分で押し目買いを狙うポイントがちょうど週足の節目に当たるポイントだったとしたら、そこで買いの判断を思いとどまるべきでしょうか?

では、答え合わせ。

 

私の答えは、NOです。

 

確かに、週足は節目に差し掛かっている。

だから、もしかしたらそこで抑えられて下げてくるかもしれない。

 

しかし、

週足の節目がレジスタンスとして効いているかどうか判断するには、週足という時間軸の性質上、数週間、下手すれば1月以上の時間が必要になるでしょう。

 

そうなると、

もはやそれは5分足でのトレード判断には使えない。気にしたってしょうがないんです。

 

 

レボログ
レボログ

てか、そんなの気にしてたら、

いつまでたってもエントリーできないよ。

 

 

もともと、5分足で狙う値幅はせいぜい10~20ピップスというところでしょう。

ならば、なおのこと動く値幅がまるで違う週足は判断材料になりません。

 

とはいえ。

もちろん、まったく長期足を確認しなくていいかというそうではなく

エントリーする足が5分なら、30分足や1時間足など比較的時間間隔の近い上位足はチェックした方がいいでしょう。その方が優位性は高まると思います。

 

レボログ
レボログ

ただ、5分のトレードなのに、日足とか規模感の違う時間足をチェックしてもあまり役立たないし、むしろ逆効果だよということです。

 

というわけで、今回のまとめ。

 

マルチタイムフレーム分析で混乱したら、見る時間足を絞ってみよう。
それでは、また。