どうも、レボログです。
今回は、勝つために必要なのはわかるけど、

トレード日誌書くのメンドクサイ…。
というトレーダーの方向けの記事。
実は、私も結構当てはまるタイプで、特にスキャルや短期トレードなどをしていて
トレード数が多くなるとイチイチ全部のトレードを振り返って検証するのとかマジで怠いなーと思ってしまうことも…。
ということをまたまた無謀にも師匠(FXを教わった)にぼやいちゃったということがあったのですよね…。

無謀にも…。
勝ちは忘れてもいいが、負けは忘れるな!
私のぼやきに、
普段わりと温厚な師匠が明らかにブチ切れそうになりながら不機嫌になりながら
教えてくれたことは次の2つ
これをもってトレード記録とすること。
師匠いわく
「もちろん、なんで負けたのか?ってことに関してはお前が思ったことを書けばいい。そんでたぶんそれは間違ってんだよ。だって、理由が分かってんなら、そもそも最初から負けねえだろ?」

いや、師匠…人間にはあなたと違って、
わかっちゃいるけどやめられないという習性を持つ者もおりまして…
という口ごたえをしそうになったけど、なんとかグッとこらえました(笑)
さらに、
「でもな、あとでまとめてノート見返してみると、何度も同じことが書かれてることに気づいたりするんだ。驚くほど同じパターンでやられてるってことがな。その気づきが大事なんだよ。」
要するに、未熟な私が考えた負ける理由そのものよりも、
負けパターンに共通する特徴を発見することがトレードノートの目的だというのです。
さらにさらに。
「ぶっちゃけ、勝ちは忘れていいんだよ。だって、一度勝てたってことは、同じパターンでまた勝てるだけの技術と判断力はすでに身についてるわけだしな。問題なのは、負けてる状況をどう打開するか…打開できねえなら回避する判断力を身に着けるかってことだな。」

もし答えが見つからない時は‥‥
「そのときは、さらに上位の時間軸のチャートもチェックしてみることだ。
5分足チャートでトレードしてるなら、1時間足、4時間足、日足と理由と思えるものが見つかるまで視点をミクロからマクロに変えていく、気を見て森を見ずってことにならないようにな。
とはいえ、5分で負けた原因を日足に求めてもこじつけで意味がねえってこともあるからケースバイケースだけどな。とりあえず考え自体は間違っててもいいからでもいいから、気づいたことは全部書いとくといい。判断は未来の自分に任せてな。人間は思ったよりずっと忘れっぽい生き物だからな。」
人は嫌な記憶を消去してしまう生き物

この失敗は決して忘れまい、そして2度と繰り返すまい!
とか思っても人間って想像以上に物忘れが激しいみたいです。
特に私なんて、

忘れないぞ!
と思ったこと自体を忘れてしまうから完全にお前はもう〇んでいる状態。
もちろん、忘却は罪でもあり恩寵でもあるみたいな言葉もあって(たしか)、
嫌な出来事やトラウマを記憶の彼方に追いやることで明日を前向きに生きられるということもあるでしょう。
ただし、トレーダーとして生き残りたければ、
普通の人と同じマインドセットでは多分かなりのムリゲーが予想されます。

相場参加者の95%が1年以内に退場する世界ですからね。
もし、自信を無くして挫けそうになったら、いいことだけ思い出せ
これはワン・・・アンパンマンの歌の歌詞ですが、
トレーダー風に言い換えるなら、
もし、自信を無くして挫けそうになったら、負けトレードだけ見直せ!
みたいになるんだろな。
「なんの反省もせず、記憶を消し去った先のポジティブシンキングはトレーダーを殺す。でも、負けトレードを記録して反省して、何らかの対策を自分なりに考えた結果前向きな姿勢をキープ出来たら、そいつはいつか必ずトレードで生きていけるようになる。」
相変わらずの名言製造機。

師匠の言葉はいつも染み入りますな。
というわけで、今回はこのへんで。
それでは、また。