どうも、レボログです。
株やFXを経験したことのある方なら
次のような経験はありませんか?

あります!

いや、速いって。
・エントリーした瞬間、意地悪されたんじゃないかってくらいすぐに逆行する
・直感的にここだ!と思って入るとだいたい高値(安値)つかみになってしまう

やっぱ、あります!

結果オーライ…。
というわけで、今回はなぜエントリーした瞬間逆行してしまうのか

そこそこ頑張って仕掛けてるつもりなのに。
ということについてその理由を考えてみたいと思います。
結論:すぐ逆行する理由は衝動買いです(たぶん)
まず、大前提としてFXは9割の人が負ける(トータルプラスにできない)厳しい世界です。
つまり、普通のことをしてたら負けるのです、余裕で。
ということは。
あなたが、もし
「エントリーした瞬間逆行した!」
と嘆いているのなら、それはフツーの人(多数派)と同じ行動をとっている可能性が高い。

当然、高値つかみなんてしてたら、
いつまでたっても勝てません。
というわけで、このあたりで今回の記事の結論っぽいことを言うと、
エントリーした瞬間逆行してしまうのは、
あなたが多くの人と同じタイミングでエントリーしているからなのです。
具体的には、

じゃあ、いったいどうすりゃいいんだ?
大衆心理≒自分の衝動だと考えてトレードする
さて、上の3つのエントリータイミングでトレードする人の心理に共通してるものって分かりますかね?
・
・
・
正解は、買いたい(売りたい!)という衝動。
もしくは、ここで入らなきゃ乗り遅れちゃう!という恐怖です。
でもって、
トレード初心者ほどこういったタイミングで入ってしまうだろうなー(自分もそうだったし)というのはサルでもわかりますよね?
だから、エントリーしてはだめなのです。
だってそれは間違いなく負けている9割がポジションをとるタイミングだから。
方向性が明らかな相場に優位性はない
たとえば、こんな絵にかいたようなトレンド相場。
これって、誰の目にも買いが優位だって明らかですよね。
だからみんな買うんです、つまり優位性がないんです。

大衆と同じでは勝てないのがFXなのです、つらいけど。
となると、
狙うのはトレンドが転換するタイミングなど
まだ方向性が誰の目にも明らかじゃないポイントで仕掛けていく
ということで、
そういう冷静かつ大胆な思考を重ねていると、衝動買いも減ってくるし、
というか、

こうなったらこうする!
と、あらかじめシナリオを描いておいて前もって指値でエントリーを仕込むことも増えてくる気がするなー。
そうなれば、衝動買いとはほぼバイバイですね。
もちろん、トレンド転換点というくらいだから、まだ方向性が定まっておらず予想と外れて逆行することもあるけれど。
それは同じ逆行でも衝動買いからの即逆行とは性質が全く違うもので、戦略上必要な経費ですので、グッとこらえつつ、前を向いていきましょう。

理性的に利益を狙いに行った結果だ、オーケーだ!
相場には仕掛ける側と仕掛けられる側がいる
トレードで勝ち続けるためには、仕掛けられる側ではなく、
仕掛ける側に回らなければなりません。
バンドワゴンに群がる群衆ではなく、
群衆が降り落とされた後、悠々と席に着くようでないと。
相場というのは、個々のプレイヤーによって動かされることはないデカすぎるマーケットという風に思われがちですが、それはその通りです。
しかし、ごく短期的には、機関投資家によるストップ狩りや大衆を誘導するような意味のない下げ(フェイク)が見られます。
もちろん、こういった巧みなやり口を全部見抜くのは至難の業でしょうが、
ひとつ簡単にワンランク上のトレーダーになる方法があります。
それは、自分の衝動を常に意識しておくこと。
分かりやすい例でいうと、
相場が急に1方向に動き始めたとき、

買いたい!乗り遅れたら損だ!
というのが衝動です。
そして、こういう心の動きに気づいたら、
あー、今(負けている9割の)大衆は、きっとここでエントリーしてるんだな。
と意識してみましょう。

自分の衝動≒大衆心理でしたね。
そうすると、じゃあ、彼らが困る状況ってどういうときで、損切りはどのあたりに置いてるだろうということも大体予想がつくものです。

確かに。自分も危うくエントリーしかけたポイントだからな。
そうやって、衝動(≒大衆心理)とワンテンポずらしたところでエントリーするクセをつける。
最初は、心の中に衝動が湧き上がってきてから、一度待ってから入るのがいいでしょう。
そして、待つことに慣れてきたら、
次はワンテンポ早めに入る訓練もしてみるとエントリーのバリエーションも広がります。
おわりに
あなたが衝動買いしたいポイントはみんなも買いたいのです。
誰の目にも明らかに上がりそうなところで買っても勝ち続けることはできません。
たとえば、レンジを急に下にブレイクしたタイミング。
誰の目にも、一瞬売りが優位に見えます。
というか瞬間的にせよ優位なのは間違いない。
だけど、優位性というのは大衆と異なる行動をとって初めて生まれるもの。

何度も言うけど、9割は負けてるからね。
つまり、そのエントリーポイントは9割の負けているトレーダーと一緒だということで、
構造上、そういう衝動がうずくポイントでポジションをとってる限り永遠に安定的に勝ちを積み上げることはできません(2回目)。
大衆心理を意識しつつ、その逆をいくことがトレードで勝つコツ。
ある程度トレード歴のある方なら、一度は聞いたことがあるフレーズだと思います。
しかし、
じゃあ大衆心理って何よ?チャート上からどうやって判断するの?
と聞かれてすぐに答えられる人って意外と少ない気がする…。

というか、すぐに答えられる人は多分勝ててる人。
だって、大衆心理の逆を行けますからね、確実に。
ということで、今回の記事のテーマでもあり
私なりに大衆心理というのを考えた結果、自分の本能的な衝動が大衆心理代表なのかなと。

ここで飛び乗りたい(お前はもう死んでいる)→損切はここにおいて…よし、買いだ!
と衝動に任せたエントリーをしたと仮定して、そこで大勢が損切くらって値動きが逆行するのを見こしつつ、冷徹に売りの指値を仕込んでおく。
つまり、衝動的にエントリーしたいと感じるポイントから1歩ずらしたところで入ることで、
大衆から1歩抜け出せるというわけです。
というわけで、衝動買い、あかん。
それでは、また。