どうも、最近英語をかじり始めた…いや、舐め始めたタカハシです。
まあ、特に深い理由はないんですけどね、MU-TONの英語フロウかっけえな!とかそんなもん(笑
学生時代からずっと疑問だったんですけど
なんで日本人って中高6年間(大学も入れれば10年近く)英語を学んでいる風なのに、さっぱりなんでしょう。
それに比べると、メキシコだとか、東南アジアだとか、決して教育水準や知的水準が日本ほど高くない(と私が勝手に思っているだけかも)国の人々は、しっかり英語をモノにして英語圏で生活しています。
この違いはいったいなんなのかと。
という導入を書いたところで、正直なことを書きますと、本当はこれから紹介する動画をみていてふと、
(そうだよなあ・・・)
と疑問が再燃したって感じなんですよね。
だから
はじめに疑問ありき→解決のために動画を探してみた風に導入を書いたけれども、
そうじゃなくて、本当は、
動画タイトルが目にとまった→疑問再燃→動画みてみた
って流れだったのです。ちょっとウソをついてごめんなさい。
でも、学生時代に疑問に思ってたのは本当。ま、どうでもいいことでした(笑)
というわけで、さっそく私が視聴した動画を紹介いたしますね。
ちなみに動画は全部で3つあります。では、まずはこちらから。
内容をかいつまんで言うと、
・日本人は、欧米の英語以外は英語じゃないと思っている(ハードル設定が高い)
・アジアやインドの人は自分たち流に英語をアレンジして使っている(使いやすいものを優先し、欧米レベルの英語を目指していない)
・日本でも、欧米式英語を目指すのではなく、誰でもある程度話せるようなジャパン・イングリッシュをつくっていくべき。
よく、日本人の精神性を指して恥の文化という言葉が使われたりしますが、
英語学習に関しては、これが裏目に出ているのかもしれませんね。
そして、その背景には、欧米式の流ちょうな英語でないとしゃべっちゃいけない的な考えがあって、そのことが、英語を使う事への積極性をさらに奪っているようにも思います。
堂々と英語を使うアジアの人たち
一方で、アジアや他の英語ネイティブじゃない地域の方々が使う英語は、決して欧米式の正統派…ではないのかもしれないけど、自分たち流にアレンジを加えて、発音なんかも母語に近いものにして、誰でも使えるようにハードルを下げている。そして、それで十分英語で他国の人とも意思疎通できてるっていうんですよね。
日本で言うと、他の地域出身者が使う”なんちゃって関西弁”を関西の方がもっと大らかな目で見守ってくれたら、日本人全体がもっと気楽に「なんでやねん!」とか言えるようになるって感じでしょうか、ちょっと違うか(笑)
ここまで書いてふと思ったんですけど、日本人ってもしかして言葉は自分を形成するもので、自分という存在の一部みたいな意識がわりと強いのかもしれない。
だから、自分のアイデンティティの一部でこだわりありまくりな関西弁を、変なイントネーションで話されるとイラっとするわけで。
あ、この辺は、異質なものに違和感を持つ国民性とかともつながってくるのかも。
英語って明らかにオープンマインドな人たち向きな言語って感じがしますもんね。
一方、アジア圏で英語を使いこなす人たちは、明らかに”英語は便利なツール”程度に考えてそうです。
だから、変にアイデンティティとか乗せないし、深い思い入れもないから完璧も求めない。でも、皮肉なことにそれが結果的にうまくいっている…興味深いです。
日本人と英語を話すアジア人との発想の違い
日本人の発想:完璧じゃない英語を話すこと→完璧じゃない自分をさらすこと→恥ずかしい
アジアで英語を使う人の発想:完璧じゃない英語を話すこと→別に通じればいいんじゃね?
マインドの違いを単純化するとこんな感じでしょうかね?
日本だと、やたら文法がどうだのLとRの発音の違いがどうだのと気にする人が多いけれど、本当はそれってそんなに重要じゃないのかもしれない。
海外ロケで堂々とカタカナ語(というか半分くらい日本語?)を駆使して外国人とコミュニケーションをとる出川哲郎さんなんかをみるにつけ、また、かつてメジャーリーグに挑戦して、現地メディア出演の際にアメリカ人コメンテーターの爆笑を誘いすっかりファンのお気に入りとなった川崎宗則選手の周囲を楽しませようとする姿勢をみるにつけ、必要なのは勇気と積極性…とは思わされていたけれど、あ、もちろんそれは重要なんですけど。
ただ、上のお二人はある意味ではスーパーマンですからね(笑)
なかなか普通の日本人がマネするっていうのもそれこそハードルが高い話かもしれない(笑)
もちろん、アジア人すべてがお二人のようなスーパーマンなわけではなくて、そこには英語を臆せずに話すことができるマインドセットのようなものがあるはずなんですよ。
長ったらしく書いて申し訳ありませんけど(笑
要するに、アジア人たちが英語を堂々と話せる背景には、それを可能にするための「英語は自分たち流にアレンジして使えればOK、だって俺ら欧米人じゃねえし」という発想がしっかりと根付いているということなんでしょうね。
だからこそ、日本人もそれを見習って、欧米式を目指すのではなく、もっとゆるくジャパンイングリッシュを目指しましょうよって話につながっていくんでしょう。
その方が、結果的に英語圏でより自由に活動できる日本人が増えると。
Q:日本語話せますか?外国人「もちろん!」
多分、陽気な外国の方って、
「コンニチハとか、スシ、サムライ、テンプラ」とかそのくらいの単語知ってるだけでも堂々と
「俺、日本語しゃべれるぜb」とか言っちゃうんですよね。
それに対して、日本人は、TOEICで900点とか取ってたり、英検1級持ってても、
「いや、読み書きはともかく発音がちょっと…」とか言っちゃいそう。
謙虚と言えば聞こえはいいけど、今まで書いてきた内容を踏まえると、逆に、ちょっと滑稽に思えてしまう。
「なんでそうなるのよ!もう、『俺、英語完璧!』って開き直ったらええやん!」って、もうアジアンイングリッシュを駆使する方々から総ツッコミくらいそう(笑)
英語を勉強す上で勤勉さはもちろん大切だけれど、ある程度まで勉強したら、あとは開き直っていい加減になる、間違っても気にせずしゃべるまくるって姿勢の方が上達ははやいんでしょうね、きっと。
とりあえず、イギリス人やアメリカ人のレベルを目指すのではなく、
「いや、俺話してんのは、ジャパンイングリッシュだから!you know mean?」
とか、近いうちに言ってみたいと思います。
さてさて、このテーマに関して、続いてご紹介する動画がこちらになります。
う~ん、英語とテレビメディアの関係…新しい切り口ですね。
確かに、英語をネイティブであるかのように(このネイティブって表現もちょっとよくわからないんですけどね)話せる人って、日本だと”ちょっと普通じゃない”って扱いですよね。
天才とまでは言わないまでも、しっかりとした教育を受けたとか、海外に留学した経験があるとか、もともと言語学の才能があったとか何か特殊な人のように扱われるというのは、その通りだと思います。
そして、先ほどはいい例として取り上げた出川イングリッシュですが、ここでは、まさに英語をバカにされる日本人の典型という見方もでき、そう考えると彼の影響は良い面もあれば、悪い面もあったのかと考えさせられます。悪い面は思いつかなかったけど…刷り込みの力って怖いや。
(出川がテレビで高いギャラもらってバカやってる分には良いんだけど、実際自分も似たような英語力だし、あんな風に海外で笑いモノになるのは嫌だな。)
そう思う人は意外と多いのかもしれません。
また、動画内でも指摘がありましたが、特にヨーロッパなどでは、EU移行後は国境を超えて人々の移動が当たり前になってますから、イタリア語、フランス語、英語、スペイン語と多言語が飛び交うのが日常になっているのでしょう。
そのような環境では複数の言語を習得していることは、むしろ当たり前のことなのかもしれません。
よく、テレビで東京出身の役者さんが関西弁の役をやったりしていますが(また、関西弁の例でスイマセン)、
もしかしたら、ヨーロッパの人たちにとっては、隣国の言葉を覚えるのって方言を1つ覚えるくらいイージーなことって認識なのかもしれない。もちろん、もともとラテン語ベースで構造が似た言語ってことも背景にはあるでしょうけどね。
そう考えると、日本人は自分で言語習得のハードルを勝手に上げているだけなのかも。なんでもそうですけど、案ずるより産むがやすしということはここでもある程度当てはまるといえそうです。
コレとは直接関係ないですけど、選挙なんかも、行ったことがないときは、スゲーめんどくさいイメージなんですけど、実際行ってみると、混んでいなければ3分とかからずに済んでしまいますから(笑)
あ、こんなことを書くと最近まで選挙行ってないのがバレてしまう・・・。ま、いっか。事実だし。
また、関連動画としておススメされていたこちらの動画もなかなか面白い内容でした。
前の動画でも感じたことですけど、この方、着眼点がとっても鋭い…。
欧米の方ってなんとなく大雑把なイメージなんですけど、この方は、むしろ日本人以上に繊細に物事をとらえている感じもします。
ブライダルモデルと英会話の共通点とか、どんな分野でもそうですが、自分にない発想をする人の話は聞いていて楽しい。
異文化の中でマイノリティーとして暮らしていると感性が研ぎ澄まされていくのかもしれませんね。それゆえ、日本に暮らす日本人では決して気づかないことにも気づくと。
英語上達のためのポイントは2つだけ
・ものすご~く勉強すること
・勉強したことを実際に使ってみること
この2つだけ。ザッツオール、シンプル。
コレ、反論できる人っています?
私はちょっとできませんでした(笑)
あと、大事なのは現実的な目標を設定することだそうで。
「石原さとみみたいになりた~い」とかじゃなくてね(笑)
これまた、納得。
というわけで、ここまで日本人が英語を話せない理由について、いろいろと考えてみたわけですけど、
さて、じゃあ、何から勉強しようかな…あ、そうだ、まずは、英語を話すのに大切な勇気を学ぶためにイッテQで出川イングリッシュを…って、おい!
ま、しんどいことは続かないですからね、ぼちぼちやってみます。
それでは、また…オチが弱かった…。