どうも、レボログです。
今回は苫米地英人さんのコチラの本を読んで面白かった部分をちょいと抜粋。
”Im wet”であなたの彼女もヤラシイお姉さん確定
まずは、
本の中に書いてあったこんなエピソードからご紹介。
苫米地さんがアマゾン本社があることでも有名なシアトルに出かけた際に、突然雨が降ってきたそうです。
すると、近くにいたある日本人女性が、突然
”I m wet”
と口にしました。
すると、それをそばで聞いていたアメリカ人男性は、一瞬ぎょっとした表情を浮かべて、
「人前で、そういうことは言わない方がいいよ。」
と彼女にアドバイスしたといいます。
勘のいい方ならお分かりかと思いますが、
英語で
”I m wet”
は相手に性的な意味を伝える表現。

うわ~やべえ女ひっかけちまったかなあ。
なんて誤解されるってことか。

でも、本音を言えば、一度でいいから言われてみたいのう。
変な英語の原因は日本語のウナギ文にあった

いきなり何言いだすかと思えば、
”私濡れちゃった♡”だってさ。
ハハッ日本人の英語ってときどき意味不明だよね(笑)
そう言われる原因の一つに、
日本語のウナギ文と呼ばれるものが関係しています。
具体的には、たとえばこんな会話。

いらっしゃいませ。ご注文は何になさいますか?

そうだな~。天ぷらそばでももらおうかな。

じゃあ、俺はうなぎだ。

かしこまりました。天ぷらそばとウナギですね。少々おまちください。
この会話を聞いて何か気づきませんか?

まあ、よくある会話だよね。
そう。
日本語ではまったく違和感のないフツーの会話…なんだけれど、これを英語にするとちょっとおかしなことになるんです。

おかしくなるのって、もしかして「俺はウナギだ。」の部分?
その通り。
これをそのまま英語にすると、「I am an eel.」
となって、英語圏の方からすると、

え、お前ウナギちゃうやん(笑)
ってことになるらしい。
ここまで読んでこられた方なら、
先ほどの「濡れちゃった♡」お姉さんが公衆の面前でかなりヤバい発言をしてくれちゃってたことがお分かりいただけるでしょう(笑)
そして、こういうヤバい英語が真面目な女の子の口から飛び出す原因として
日本では当たり前のうなぎ文(私は〇〇だ。)の存在があったというわけなんですね。

ウナギ文って言葉自体初めて聞いたけど…言われてみないと気づかないもんだな。
確かに、よくよく考えると、
いきなり「俺はウナギだ!」って日本語としてもおかしいといえばおかしい。
ただ、日本人なら、ましてや接客業に携わっているプロなら

(このシチュエーションなら…
”オレはウナギを注文するよ”って意味だな。)
と無意識のうちに脳内変換して処理しているということです。
この”無意識のうちに”というのが実はクセモノで、
日本人としてはそれが当たり前と思っちゃうから、

そのまま英語にしても通じるだろ?
みたいになっちゃうってことなんですね。

何がおかしいのか気づかないってのは厄介だね。
じゃあ、お姉さんは本当はどういえばよかったの?

当然、その疑問はわくよね。
たとえば、
本の中で提案されていたアイディアのひとつとして、
I am をつけずに単に
Wet!
といえば、まだ通じるようです。
あるいは、どうしてもI am をつけないと不安なら、
”I am all wet”
というと
「全身(雨で)びしょ濡れ(泣)」
というニュアンスが伝わりやすくなるとか。

ただ、これも言い方によっては、
よりヤラシイさウルトラ増し増しでド痴女認定される可能性があるので注意してねbとのこと。

言葉が足りないところは、出川さんを見習ってジェスチャーフル活用でいこう。
