どうも、レボログです。
この記事ではこれから治験 に参加してみようかな?と思われている方向けに
疑問点や不安を感じる点についてお伝えしています。

実は、ボク自身花粉症がひどくて…
「治験で症状が改善したよ~しかも報酬つき、得した~!」
という友人の体験談を聞いて気になっていたジャンルでもあったのでした(余談)。
そもそも治験ってなに?
ウィキによると治験 について、
医薬品もしくは医療機器の製造販売に関して、医薬品医療機器等法上の承認を得るために行われる臨床試験のことである。元々は、「治療の臨床試験」の略であるという。 従来、承認を取得することが目的であったため企業主導で行われてきたが、法改正により必ずしも企業の開発プロセスに乗る必要はなく医師主導でも実施可能となった。
と説明されています。

なるほど、治療のための臨床試験の略だったわけか。
新しい薬(新薬)を販売するためには、その安全性を確かめるために必ず臨床試験(実際に人に投与して健康に影響がないか調べる)が必要です。
ただ、それをタダでお願いします!といってもなかなか人が集まらないので
一般的なアルバイトなどとくらべても高額な報酬(謝礼)を支払う有償ボランティアという形で広く定着、認知されています。

ちなみに、治験は厳密にはアルバイトではないのですが、通称として治験バイトなんて呼ばれたりもしますよね。
治験の内容(流れ)はどんな感じ?
治験の簡単な流れを説明すると、
↓
↓


ちゃんとしてんな!

する人いないと思うけど…


他人のためじゃなくても、花粉症の方対象とか水虫の方向けといった治験があるので、自分が悩まされている症状が改善してなおかつ報酬も!という一挙両得を狙うスタイルもありですよね。無駄がない。
報酬はいくらくらい?
治験 は、”治験バイト”という通称で一般的とはいえ、
厳密にはアルバイトではなくボランティアあつかいになります。
そのため、バイト代が発生するわけではない…というと
「ちっ!タダ働きかよ!」とズッコケる方もいると思うけど、ご安心。

ちゃんと報酬が支払われますので。
で、気になる報酬の相場についてですが、これはだいたい数万~10万円くらい。

なかなかどうして高額ですね。

ただ、お金に釣られて参加するのはどうかと思うぞ。
ちなみに治験でうけとった報酬は、アルバイト代とは違い社会保険料や所得税などの税金が天引きされず満額受け取ることが可能。
ただし、謝礼の金額によっては雑所得に該当し課税対象となることがあり、
その場合、年度末の確定申告義務が発生するので、注意が必要です。
ちなみに、報酬の支払い方法は手渡しか銀行振り込みのどちらかになる
のが一般的とのこと。
健康リスクとかないの?
薬の投与ときいて、医療関係のドラマや漫画大好きなボクが気になるのは

変な薬投与されて、怪獣に変身したりしないの…?
ということ(健康リスク)。
ただ、これはほぼ心配ないと言っていいと思う。
もちろん、どんな薬でもアレルギー症状が出る人も稀にいたりするので、リスクゼロとはいいません。
ただ、開発側の製薬会社にしても、治験でヤバイ結果が出てしまったら、それまで新薬の開発に費やしてきた高額の開発費や人件費がムダになるだけでなく、その会社の信用もガタ落ち、下手したら倒産みたいな話になると思うのです。
だからこそ、万全を期して事前に念入りな健康チェックが行われ、
少しでもリスクがあると判断された場合は、治験の対象から外れるので、まあ、安心(※)でしょう。
年齢制限とかあるの?
「下は20歳から上は75歳まで」
調べてみると、参加可能な年齢は治験の種類によってさまざま。
成人していて、健康に問題が無ければOK、ただし場合によっては高齢を理由に参加できない場合も。
そのような理解で間違いないでしょう。
また、男性に多い症状の治験の場合、
男性限定で被験者が募集されていたり(同じ理由で女性限定の場合も)といったケースもあります。
この辺は事前に募集要項をチェックしておけば問題ないでしょう。
拘束期間はどれくらい?
最短だと1日、中期だと通院数回~10数回、長いものになると数日~2週間ほどの入院。
直近で開催される治験の募集要項を確認した限り、このくらいが相場のようです。

中には、5年にわたり2カ月ごとに電話確認や通院といった珍しいケースもあるようでした
この辺は、ご自身の都合に合わせて参加しやすいものを選ぶと良いでしょう。
開催場所は?
基本的には東京、大阪といった2大都市圏で開催されることが多いようです。
そのほかにも神奈川や千葉といった首都圏近郊が開催場所となる例も多く、その点あまり遠方の地方在住の方だと参加を断られることもあるようです。

関西圏での開催も多いようですね
おわりに:コロナ新薬の治験があれば積極的に受けたい
いかかがだったでしょうか。
少し前、ニュースで、
とある海外の青年が治験を受ける様子が報じられていました。
その青年は、いままさに世界を不安の渦(うず)に巻きこむコロナウィルスの新薬(ワクチン)のテストに協力しようとしていたのです。
「もちろん、リスクは承知の上さ。でも、これがボクが今世界に貢献することのできる最良の方法だと思ったんだ。」

なんたる意識の高さ…
と密かに感動を覚えつつ、ボクも日本でコロナ新薬の治験が行われるなら、
ぜひ応募して少しでも世の中に貢献したいなと、そんなことを思ったりもしまして。
治験というと、どうしても割のいい小遣い稼ぎ案件みたいに扱われがちだけど、
本来は、難病や、アレルギーで苦しむ人々を救えるかもしれないめちゃくちゃ尊(とうと)いボランティア活動なのですよね。

もちろん謝礼は魅力的だけどさ。
という本来の意義を思い出しつつ、
この記事を読まれた方のうち1人でも行動を起こしてくれたら泣いて喜びます(泣)

もうすでに泣いてるやん。
治験施設にはゲームやDVDまで完備されているだと!?
これまた超余談なのですが、
最後に治験を体験された方から聞いたこんな体験談(※)
「看護師の方も若くてキレイでめちゃくちゃ親切だったし、DVDやゲームもあったりしてさ、暇すぎたらどうしよーと思ってたけど、全然快適だったわ。あれだったら何度でも参加したいよね。」だってさ。
※あくまで個人の感想です。

マジか…ゲームに美人看護師さん…ウラヤマだろその環境
治験というと、ベットに縛り付けられて退屈至極みたいな勝手なイメージがあったんですが、
江〇時代とかならともかく(失礼)、現代では全然そんなことないようですね。ぜひ僕も花粉症の治験とか参加してみたくなりました。
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というわけで、今回はこのへんで。
それでは、また。