アマチュアブロガーの前に立ちはだかる一日1万字というハードルについて

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「本気でプロのブロガーを目指すなら、毎日最低でも1万字くらいは書かないとダメ。それができないならあきらめた方がいい。」

ということをイケダハヤト氏が言っていた。というのを、ちょっと前、何かの記事で目にした。

 

一日一万字。

1000文字の記事なら10本、2000文字ならば5本。

これを多いと見るか少ないと見るかは人それぞれだけど、

 

とにかく、このくらいの文字数を歯磨きをするレベル…というのはさすがに言いすぎとはいえ、

軽く10キロくらいジョギングするような感覚でこなせないと、ブログで飯を食うなど夢のまた夢ということらしい。

 

どれくらい大変なのかやってみた

 

 

以前の私なら

「ブログで一日1万字?そんなん、眉唾だろ?1万字なんてギャグよギャグ(笑。それよりもブログは質が大事だっつの。」

 

とかなんとか言い訳をかまして布団に直行していたと思う。

それで、せいぜい一日3000字くらい書いて満足していた気がする。

 

 

それが、どんな心境の変化か、

再び、時間をおいてこの一日1万字というタイトルに触れたとき、なんとなく

「ちょっと、試しにやってみようかな。」

という気になった。

 

 

無論、プロのブロガーとかそんな欲に目がくらんだというのでもない…ウソです。カッコつけてました。大分くらんだことをここに白状します(汗

 

さて、気を取り直して。

自分の中にあるぼんやりとした感情を言葉にすることに慣れてきたからか、

何となく質→量転化するなら今かな、という気分が高まってきたのかもしれない。

 

 

え?

質→量転化じゃなくて、量→質転化の間違いだろって?

いや、いいのですよ、これで(笑

 

ブログの質は読み手が判断するもの

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よく、ブログは記事数よりも質の高い記事を書き上げることが大事。

なんてことが言われる。

 

そして、別に

私もこれに異論をさしはさむつもりはない。

 

ただ、

 

じゃあ、

「質の高い記事ってどんな記事?」

という疑問に対しては、なかなか答えらしい答えが見つけられないでいた。

 

そこで、私もこの機会に質の高い記事とは何か、ということをちょっと考えてみたわけだが、

 

まず、思いついたのが、

「多くの人が読んでくれた記事」が良質な記事なのではないかということ。

 

そこからさらに細かく見ていくと

・特定のキーワードで検索上位に表示されて、

・内容的にもユニークな視点で語られたいて、

・情報量も必要十分で…出来ればちょっとしたユーモアやセンスも感じられて…。

 

まあ、他にもいろんな要素は考えられるんだろうけど、それらひっくるめて

いろんな人の目に留まる記事が良い記事だという結論に至ったわけです(当たり前か。

 

ただ、

「どうやったら、多くの人に読んでもらえるような記事が書けるのか?」

と聞かれると、これもまた、正直よく分からない。

 

例えば、何時間もかけて、1万字近い文字数の記事を書き上げても、

ライバルサイトがすでにその記事を上回るクオリティーの記事を書いていれば、多分その記事は読まれることはない。

 

逆に、テキトーに1000文字ちょっとで書き上げた記事でも、なぜか運よくバズってしまうこともある。まあ、1000文字ちょっとじゃ、さすがにすぐに他の記事に追い抜かれてしまうだろうけど。

あ、別にディスってねーですからね?(笑

 

 

だからこその、質→量転化なのである。

 

え?どゆこと?

 

つまり、質のいい記事なんて自分では判断できないから、圧倒的に量をこなして、その中から皆さんに質のいい記事を決めていただこうという発想なのです。

 

要するに、まずはラッキーヒットを重ねながら、どんな記事が読まれやすいか、その感覚を養おうという話。

 

 

例えば、10記事書いて、その中の9記事がほとんど読まれなかったとしても、残りの1記事が毎日10PVくらいコンスタントに読まれるようになったら、その記事をリライトするなりして質のいい記事にブラッシュアップしていけばいい。

 

取りあえず畑にいろんな種をまいてみて、その中から芽が出てきたものに、集中的に、今度はお水と栄養を与えていくようなイメージだ。

 

また、自分の畑(ブログ)の土質(どんな記事が読まれやすいか)が分かってくれば、育ちやすい作物のタネ(読まれやすいテーマの記事)を集中的に蒔く(書く)ことができるようにもなるというわけ。

 

初期段階での質の低下はある程度仕方がないこと

 

というわけで、試しに一日1万字をノルマにブログを更新してみたのだが、

だいたい正味で5時間くらいかかった(;´∀`)

 

最初は、一日かかるかな…?とか思っていたけど、意外と何とかなってしまったという感じも…まあ、めっちゃ疲れたけど(汗

 

また、ノルマ達成まで残り2000字くらいになると、

もう、知恵熱で頭がオーバーヒートしているような妙な高揚感がとまらなくなってきて、ノルマ達成した後もしばらくその興奮して眠れないという状態だった。

 

う~ん、これだと生活リズムが少しずつズッコケていきそうだな…。

もう少し冷めたテンションかつ省エネで書き上げられるようにならないと継続は難しいかもしれない。

 

おまけに、

限られた時間で大量の文字を打ち込むので、記事によっては自分でも何をいっているのかよく分からないものも出てくる。

 

この点、

読者の方には申し訳ないが、

ブロガーとして、質→量転化の初期段階では、記事の質の低下にともなうPVの一時的な落ち込みはある程度は覚悟しなければならないかもしれない。

こういうの生みの苦しみっていう?

 

もし、

質→量転化の段階で、細かい言い回しや、”てにをは”にまでこだわってしまうと、それこそめちゃくちゃ時間がかかってしまうし、慣れるまでは、まずはスキルよりもブログを書く上での基礎体力づくり!と割り切って続けた方がいい気がする。

 

そうしているうちに、

やがては記事のすべてで、納得のいくクオリティーのものが書けるようになれば言うことなしだけど、この辺りは、徐々に訓練して慣れていくしかない。

 

まあ、でもムリっぽいの目標設定にした方があれこれ工夫する…しなきゃならないということはあると思うので、そこで早く書くコツとかズルしてそれっぽく見せる誤魔化し方とか身に着けることができるかもしれない(笑

 

 

たとえ周回遅れでも、トップランナーに食らいついていく意識

世の中には、まるで息をするように、1万字くらいサラリと書き上げてしまうブロガーがたくさん存在する。

もし、少しでもそんなブロガーのレベルに近づきたいと思うのなら、質はともかく量で負けていたのではお話にならないという気はする(まあ、別に勝ち負けでもないんだけど)。

 

先ほどもお伝えした通り、

そもそも質のいい記事を狙って書けない以上、

後は量をこなして少しずつ自分の守備範囲を広げ時代の空気(?)を読み取る感性を養っていくほかない。

 

とかなんとか、格好つけて書いてるけど、書いてる本人もそれがどういうことかいまいちよく分かっていないという(汗

 

ただ、他の人がどうかはともかく、私の場合、

「一日10記事書くよりも、質の高い記事を一つ書く方が大事」

というのはただの言い訳になっていることがほとんど。

 

結局、集中して大量の文章を書くという”しんどさ”から逃げているだけだったりする。

 

 

これも、イケハヤ氏が書いていたたとえ話だけれど、

「自分は、素振りもしたくないし、練習もあまりしたくないんですけど、それでもプロ野球選手になれる方法ってないですかね?」

と聞かれたとしたら、

 

やはり

「あるわけねえだろ(笑」という答え方になるわけである。

世の中、そんなに甘くはない。

 

 

しかし、しっかりハードルを越えさえすれば、誰しも一定の成果が得られる可能性があるという意味では、甘くはないけどフェアな世界だともいえる。

 

かくいうイチローさんだって、小・中と毎日バッティングセンターに通ってバットを振り続けたというではないか。

まずは、がむしゃらにバットを振ってみるしかない。

フォームがどうこう言うのは両手に血豆ができてそれがつぶれてからの話、ということにして。

 

それでは、また。

 

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