過酷!成功者千年に2人の千日回峰行とは?

先日、深夜ラジオ『伊集院光 深夜の馬鹿力』の冒頭にて、ここ最近、1000日回峰行を達成されたアジャリがいるということがテーマとして上がっていた。

阿闍梨。

漢字にするとアジャリはこう書くらしい。

それまで、1000日回峰行という言葉だけは聞き覚えががあったけれど、詳しい修行内容は知らない。

ただ、
むっちゃクチャきつい修行なんだろうなあ…。絶対やりたくねえなあ…。

くらいに思っていた。
ラジオ内で伊集院氏が言うところによると、なんでも成功者はこの1000年でわずかに2人(!)だけらしい。

同ラジオの例えを借りると、SA〇UKEでも、もう少しクリアしたヤツいんだろ(笑とはまさに言いえて妙だけど…気になるのは、その修行内容。
なんでも、その修行内容というのは、

1.一年のうち往片道25キロほどの山道の往復(つまりは総距離50キロ弱)を100日連続で行う
2.1を10年間繰り返す(つまり合計で1000日)

というものらしい。

あれ、そんなに・・・?

私の記憶では1000日回峰行ってもっと断食とか断眠とか、そういうのも修行内容として含まれてたような…。
ということで、念のため調べてみることに。



1000日回峰行のホントのところ

伊集院氏…ウソばっかりじゃねえか(笑

まあ、うろ覚えでしゃべったんだろうけど、にしても肝心のところが抜けすぎてますぜ。

まず、そもそも1000年で2人というのが嘘っぱち。
正しくは、(ラジオ内で紹介された僧侶の方を含めて)戦後14人の方が達成されている。

もちろん、だからといって過酷じゃないなんてことは決してないんだけどね・・。
そして、修行内容に関しても、年100日を10年というのは間違いで、正しくは7年間にわたって行い、1年目から3年目は年に100日、4〜5年目は年に200日行うということらしい。

さらに、調べたところによると、毎回深夜2時出発で、260箇所で礼拝しながら、約30 km を平均6時間で巡拝する…この平均6時間というのがよく分からないけど、東京マラソンみたいな区間ごとに制限時間が設けられているということなのだろうか?しかも、途中で続けられなくなったら自害(!)しなければならないというペナルティつき…マジか…。

ちなみに、行に挑まれる方は、ソレ用に懐に短刀を忍ばせ、自らの埋葬料10万円を携帯しているというが、これって現代の話…なんですよね?

捻挫や肉離れなどで歩けなくなることもあるだろうし、だとしたら、この自害という誓約がグッと挑戦へのハードルを高めているということか。もし、制限時間こえても自害ペナルティがあるとしたらかなりヤバい…。


やっぱりあった「断食」「断眠」の行

5年目までをクリアすると、いよいよ最難関とされる『堂入り』の行が行われる。これは、文字通り、無動寺明王堂というお堂に入り、足かけ9日間(正味7日間)断食、断水、断眠、断臥(横にならないこと)の4無業を行うというもの。

食べないだけでなく、水もダメなのか…しかも寝れない、横になれない。
通常、人が飲まず食わずで生きられる生理的限界は3日間と言われているので、まさに地獄の行ですな。生き延びるためには…失礼、これは、きっと挑んだ方にしかわからない世界に違いない。

あ、もちろん良い子は決してマネしないように。
医者に言わせると確実に死んじゃうそうですから(笑

この行を無事クリアすると、6年目には1日60キロの行程を100日間、そして7年目には1日84キロもの道のりを100日間続けて歩くのだという。

そして、これら全すべてを無事満行(達成)した者には「北嶺大行満大阿闍梨」の称号が与えられる。

ちなみに、現在まで満行された方は47名。
さらに、その中には、2013年にお亡くなりになった酒井雄哉大阿闍梨を含め、この行を2回達成された方が、歴史上3名おられるという。

まさに、仏様のようなまろやかなお顔で微笑む酒井雄哉大阿闍梨

コレだけの行を達成された後、どんな境地に達するのかは知る由もないが、機会があれば、大阿闍梨ご本人に話を伺ってみたかった。ご著書もお書きになられているようなので、今度ぜひ読んでみたいと思う。

まあ、この方々に比べれば、極々スケールはちっさい話だが、これを機に私も1000日…とは言わずとも、100日ブログ更新行くらいはやってみようかな、なんて思った次第。

それじゃ、また。