1記事あたり1000文字信仰とPPAP

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どうも。タカハシです。

ブログを書いていると、どうしても

″検索結果で上位表示させる方法″だとか、
″SEO対策のためにこれだけはすべき″

なんてことが気になってくるものです。

そのための対策の一つとして、

ブログは1記事あたり1000文字以上書かなければならない

ということがいわれます。

それはなぜかというと、
どうやらグーグルなどの検索エンジンでは、文字数の少ない記事ばかりだと、そのブログは価値の低いものとみなされ、検索結果で上位表示されないから、なんだそうです。

もちろん、これが事実かどうかは定かではありません。
ただ、一部ブロガーさんたちの間では、割とまことしやかに信じられているトピックのようです。
(ふ~ん、そうなんだ、1000文字か…。じゃあ、これからは、ちょっと頑張って文字数を稼いでみるかな。)

当初、私も、それを真に受け無駄に1記事当たりの文字数を増やしてみたりしたものでした。

しかし、ある時(というか割と最近)、
ふと、そんな行為に疑問を感じ始めます。

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きっかけは、ピコ太郎の″PPAP″

における爆発的ヒットを目の当たりにしたことでした。

このPPAPは、動画の再生時間が全部で1分ちょっと

初めて観た感想として

「何これ、みじかっ!」と思った方もいるのではないでしょうか。
ただ、一部専門家の分析では、この″短さ″こそがヒットを飛ばした要因だといいます。

 

・短いからこそ、繰り返し何度もみる。
・短いからこそ、ちょっとした空き時間を利用してみる。
・暇だから取りあえずPPAPでも見とくか

そうしているうちに、あれよあれよという間に再生回数を伸ばしていったというのです。

ここで、動画をブログに置き換え、

再生時間≒文字数

という風に考えてみます。

とすると、1記事当たり1000文字書かなければならないというのは、動画の再生回数を伸ばすためには1動画あたり10分以上でなければならないと言っているようなものです。

それは、いかにも滑稽(こっけい)なことに思えますし、
何より、PPAPの爆発的ヒットが、事実としてその考えをズバッと切り捨ててしまいました(笑

グーグルは、最終的に″人間″を目指しているのだといいます。

将棋囲碁の世界で、AI(人工知能)が次々と有名なトッププロたちを撃破している現状を目の当たりにすると、それも本当にあとちょっとで実現してしまうんだろうな~という気がしてしまいます。

そうなると、検索上位に表示されるサイトやブログも
やがては、人間が見て本当に「いいな~」と思うものばかりになっていくはずです。
そうなると、もはや小手先のSEO対策や、文字数稼ぎでサイトの価値を誤魔化すことはできなくなるでしょう。

短くてもいいものはいいし、長くてもダメなものはダメ。

ということで、今後は、文字数にはあまりこだわらず、伝えたいコトをできるだけコンパクトにまとめられたらな~と思った次第です。

それでは、また。



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