最近、甘いものを手当たり次第に凍らせてから食べることにハマっている。
あるものは、カチカチのまま、あるものは半解凍してプレーンとフローズンのちょうど中間位の状態でいただく。それぞれに、味や食感に変化があり、思わぬ発見があったりとなかなか楽しい。
きっかけは賞味期限の切れそうなスイーツを凍らせておいたところ、食感が変化して美味しかったこと。
例えば、私が大好きなかりんとうドーナツなどは、そのままでももちろん美味しいのだが、凍らせることでやや硬い食感となり食べごたえが増す。これを半解凍したくらいで食べると、ひんやりと冷たい食感に黒糖の濃厚な風味が加わって実にいい塩梅(あんばい)なのだ。
フジバンビ 黒糖ドーナツ棒 40本/箱 –
中でも、意外な美味しさでおススメなのがみたらし団子。
凍らせた団子がひんやりと口の中で溶けていくのがなんとも心地いい。また、半解凍にすればシャリシャリとまた違った食感を堪能することもできる。味わいもどこかキャラメルソースのようで、凍らせただけなのに和から洋への不思議な変化を楽しむことができる。
それに味を占めてというわけではないが、それからというもの食べる前に大体食感が想像できるスイーツなどは、あえて凍らせてから食べるようにしていた。そして、それらのほとんどが凍らせることでより味わいも濃厚になり、食感が良くなりと非常にいい方向に変化してくれていたのだが…。
つぶあん&マーガリンを凍らせてみると…
冷凍スイーツの味と食感に魅せられた私が、好物であるつぶあん&マーガリンでもそれを試すのにそう時間がかかるはずもなく、さっそくつぶあん&マーガリンも凍らせてから食べることにしてみた…というと実はそうではなく、賞味期限が切れそうだったので冷凍保存しておいたのを、解凍するまで我慢できずに半解凍のまま食べてしまったのである(笑
ただ、これが良くなかった。
あんこはそれほど食感に変化が無かったものの、問題はマーガリンのほう。
室温でしばらく放置していたものの、殆ど溶けずにまるでプラスチックを食べているかのような食感である…これはオイシクナイ。あんことマーガリンが完全に分離し、いつもならそれぞれが口の中で混ざり合い解け合うはずの、あの絶妙なおいしさがすっかり‟なり‟を潜めてしまっている。
いったん凍らせるにしても、次はしっかり解凍されるまで我慢して待たないと…待てるかな…いや、待たないと!そう強く反省した次第…。いやはや、なんともお恥ずかしいお話。
それでは、また。