前回の記事では、ポイントフォワードに注目しているとお伝えした。
しかし、その後、再び能力値を比較してみたところ、どうやらPG/SGのプレイメイカータイプがよりベターではないかという結論に達した。
そうなった経緯について少し触れておこう。
まず、2k16での経験を踏まえ、身長6’7で比較してみることにした。
ポイントフォワードはスモールフォワード版のプレイメーカーに相当し、振ることができる能力値の上限や獲得できるバッジの種類はプレイメーカーと全く同じである。
ただし、細かく比較するとPGとSFとでは、もともとの基礎能力に若干に違いがあることが判明した。能力の初期値が違うため、同じポイントを割り振っても最終的な数値に差が生じるのだ。
ちなみに以下で上げる数字はそれぞれ能力を最大まで上げた際の値である。なお、体重やウィングスパンはいじらずにディフォルトのままで比較している点はご了承いただきたい。
まず、最初に目に留まるのは、ドリブルからのシュート力の違いだ。
項目ごとに数値で見ると
『ドリブルからのミドルシュート』『ドルブルからのスリーポイント』ともにPG:78に対し、SF:76といずれもPGの方が上回っている。
『ドライブレイアップ』に関しても、PG:81に対し、SFは80
『スタンディングダンク』はPG:66に対し、SF:77とSFが上回るも、この項目はアウトサイド主体のプレイスタイル上あまり重要ではないと考える。
『コンタクトダンク』PG:66 SF:67というのも、まあ誤差の範囲。
そして、私が重視する『スピード』の項目ではPG:84に対し、SF:81と3ポイントの開きがみられた。
一方で、『体の強さ』という項目ではPG:57対SF:60と反対にSFが上回るが、スピードと強さだったらスピードの方を重視したい。というのも、スピードの場合目に見える恩恵があるのに対し、体の強さがプレイにどう影響するのかイマイチはっきりしないからだ。
『ボックスアウト』ではPG:64 SF:65と1ポイントの差があるものの、この程度ならばポジション取りの工夫で何とでもなる。
また、リバウンドもオフェンスディフェンス共に1ポイントずつSFが上回るも、ボックスアウト同様気にならないレベル。
そして、ここからは全てPGが優位に立つ項目が続く。
まず、『ボールコントロール』に関しては、PG:93に対し、SF:88と5ポイントの開きがある。88でもおそらく必要十分だが高いに越したことは無いだろう。失礼、ボールコントロールに関してはPGも88でした。
『パス精度』においても、PG:94に対し、SF:91と3ポイントの差。
今回から新たに加わった『ボール所持時のスピード』という項目でも、PG:94 SF:92 とPGに軍配が上がる。
さらに『横方向の俊敏性』では、PG:69、SF:63と実に6ポイントもの開きがある。
ただ『ブロッグ』においてはPG:70に対してSF:74とSFが若干優位に立つが、ブロックが大きく勝敗を左右するようなゲーム性ではないため、他の項目を補って余りある魅力とはいいがたい。
以上のような比較から、ドリブルとアウトサイド主体のプレイスタイルを選択するのなら、総合的に見てプレイメーカータイプのPGがポイントフォワードを上回ると判断した。
なお、スモールフォワードならではの可能性として身長をレブロンらと同様6’8まで上げるという選択肢も考えてみたが、そうするとスピードが77となり80を下回ってしまう。
これは、前作までの経験則だが、スピードの値が80を下回ると体感として明らかに遅いと感じるようになる。そうなるとおそらく6’3以下のガードとのマッチアップで苦労するようになるだろう。ゆえにポイントフォワードとしても、6’7は身長とスピードのバランスを考えたギリギリのラインなのだ。
ちなみに、同じ6’8であれば、プレイメーカータイプのSGの場合『スピード』の値が81となり80を確保することが出来る。能力値的には、6’7のポイントフォワードと6’8のシューティングガードがほぼ同じと考えていただきたい。
それゆえ、プレイメーカーを選択するとしてもポジションをPGとSGのどちらにするかは最後まで悩むところだが…私は1フィートの身長差よりも、スピードなど総合的な能力値を優先して最終的に6’7PGを選択した。
あくまで個人的な見解に過ぎないが、少しでも参考になれば幸いである。
それでは、また。