NBA2011-12年シーズンに突如彗星のごとく現れ、時にコービーさえも圧倒するようなセンセーショナルなプレーで一大ブームを巻き起こした台湾系アメリカ人プレイヤージェレミー・リン。
「Lin(リン)」と「Insanity(尋常じゃない)」を合わせた「LINSANITY(リンサニティー)」という造語も生まれ、ニューヨークだけでなくアメリカ中のファンを熱狂させたのは記憶に新しいところ。
それまで、NBAで活躍するアジア人選手と言えば、中国のヤオ・ミンに代表されるような210センチを超えるような長身選手ばかりだった中、190センチとNBAプレイヤーとしては小柄な部類に入るガードプレイヤーが得点を量産し、ドリブルで相手を翻弄し、鮮やかなアシストパスを通し、時に豪快なダンクを叩き込む姿は、同じアジア人としてみていて爽快以外の何物でもありませんでした。
バスケットボール選手として優れているだけでなく、世界的な名門ハーバード大学出身という経歴もあって、まさに文武両道を体現するクリーンな青年といったイメージの強かったジェレミー・リン。
それが、今では、なぜかこんなパンク(?)な髪型に豹変してしまいました。
まさにリアル仙道ではないですか(笑
いったいどうしちゃったのよ。
一体どれだけ整髪料を使ったら、激しく動き回る試合中もこの髪型をキープできるのか気になりますが、それよりもなぜ彼がこんな髪型にしようと思ったのかはさらに気になるところ…。
調べてみても、なかなかはっきりとした回答は得られず…ちょっと残念。
新天地でファンに早く顔を覚えてもらいたかったのかな?
ここに至るまで2ブロックにしたり、長髪をを後ろで束ねてみたりと、いろいろと紆余曲折があったみたいです。頭のいいリン君のこと。きっと何か深遠なお考えがあってのことでしょう。
ちなみに、最近はコーンロウにも挑戦しているみたいですね。
この髪型で思い出されるのが、バードマンことクリス・アンダーセン氏。
鳥のように高い跳躍から繰り出されるエネルギッシュなプレイと共に、その個性的な見た目にも注目が集まる彼も、Dリーグ時代は実はこんな感じのまだ初々しい青年でした。
それが徐々に変化し、現在ではこんな風貌に。
日本じゃきっと銭湯は無理ですね(笑
ほかにもいろいろと引っかかりそうです。
まさかとは思いますが、リンもこの流れを踏襲して、
「あ、今の俺に足りねえのtatooだわ!」とご乱心召されなければよいのですが(笑
ロドマン→バードマン→…という悪童ラインにジェレミー・リンが名乗りを上げるとしたら、何だかものすご~く違和感しかないです。彼には出来れば優等生キャラのままでいてほしい…。
個人的には、今のツンツンヘアは割と気に入っているので、
まあ、相手選手にケガをさせない程度に固めていただければと思っているところです。
それでは、また。