犬VS掃除機。仁義なき闘い(片思い)!


我が家で飼っている犬(ミニチュアダックス オス5歳)が、掃除機を使うたびに吠えて困っている。

最近、通販で買ったダイソンの掃除機なのだが、吸引力が素晴らしい代わりに音も容赦なく大きい。
(外国は、音なんて気にしないのだろうか。吸引力至上主義?これじゃとても集合住宅では使えそうにないけど…。)

そのせいか、掃除機が稼働し始めると、ヤツは掃除機のヘッド部分めがけて駆け寄ってきて、まるで天敵に対するように吠え続ける。

掃除機のヘッド部分を動かすたびにまるで磁石に吸い寄せられる砂鉄のようについて回るものだから、とても掃除にならない。

たまに、youtubeなどで小型犬や、猫がお掃除ロボットの上におとなしくチョコンと座って気持ちよさそうに揺られている動画を見かけるが、家の犬の場合、きっと、ずっと”吠えては追いかけて”を繰り返すんだろうな。

ルンバに乗る犬 おもしろ動物動画

では、あらためて、
どうして我が家の犬は、掃除機に対して執拗に吠え続けるのだろうか、と考えてみる。

吠えているところをよ~く観察してみると、どうやら、掃除機のヘッド部分に向かって吠えているようである。もしかしたら、ヤツには、掃除機が別の生き物のように見えているのかもしれない。

そう思って、犬の目線で掃除機の先端部分を眺めてみると、長い首を持ったまるでキリンか竜のような生き物に見えなくもない。

【参考】犬が掃除機に吠える3つの理由

原因は優秀な耳にあり

犬の聴力は人間の4倍以上とも言われている。

人間の私でさえ大きいと感じるあの駆動音は、ヤツの耳にはさぞけたたましい爆音としてとどろいていることだろう。

また、犬は人と同じような音に反応するのではなく、高周波の音が良く聞こえるような耳を持っているのだという。

人の聴力の範囲は16~20,000Hz(ヘルツ)と言われているが、これに対して犬の聴力の範囲は40Hzから60,000Hzとかなり広範囲

犬にとって、高周波の音が拾えれば、その分、獲物の存在を音で認識しやすくなり、彼らの祖先とされるオオカミも、その優秀な耳を使って、小動物のかすかな鳴き声を聞き取り、獲物を獲得していたそうだ。

高周波と効いてイメージするのは、ねずみの「チューチュー」という鳴き声。
かつて、フランスではフレンチブルドッグがネズミ捕り用に飼育されていたこともあったという。

掃除機は高周波発生装置!?

犬の耳は、高周波の音をよく聞き取る事が分かった。

そして、特に高周波の中でも、8,000Hz付近の音は最もよく聞こえる音なのだという。
そして、掃除機は、どうやら、犬に良く聞こえる高周波の音を出す電化製品の典型らしいのだ。

さらに、聞くところによると、その掃除機の中でもダイソン製は日本製のものに比べてより高周波が出ているという。
あの轟音に、さらに人間には聞き取れない高周波の音まで加わったら…いったい犬の耳にはどれだけの音に聞こえているのだろう。

そのようなお犬事情を受けてかどうかは分からないが、最近では、ダイソンも高周波を4分の1にカットした製品の販売を始めたということだ。

【参考】犬は掃除機が嫌い?吠えたり噛みついたり逃げたりする理由とは

おわりに

犬が吠えるのには必ず理由があるという。

人間の目と耳からすれば、「ただの掃除機だから吠えなくてもいいよ。」と思えても、彼らの低い目線と敏感な聴覚をもってすれば、きっと掃除機も倒すべき怪獣に変身してしまうのだろう。

何だか、ごめんね。次に掃除機を買い替えるときには、もう少し音の小さな、少なくとも高周波の出ないタイプの掃除機を買うことにするよ。
そんな風に反省した次第である。

それでは、また。