ツバメが今日、飛んでいきました。





今年、久しぶりにツバメが家に巣を作った。

3年ほど前、猫に巣を荒らされるということがあり、一昨年と去年は姿を見なかったのだが、今年またひょっこりと姿を見せのだ。

もう二度と姿を見せることはないだろうと思っていたが、
よく戻ってきたと、ちょっと嬉しくもあった。
数奇なもので、何千キロを旅して我が家へとやってきたツバメたち。
よく間違えずに飛んでくるものだといつも感心せずにはいられない。
私だったら、きっと途中で道を間違えてしまうだろう。

もし、彼らにコツを教わることができたら、方向音痴も克服できるだろうか。
確かに、フンの始末は面倒ではあるけれど、

それでも、彼らの元気に飛び回っている姿を見ると、
長旅の労をねぎらい、ゆっくり逗留していってほしいという気持ちがわいてくる。

だから、とても追い出す気にはなれない。
ツバメが巣をつくるとその家に幸運が舞い込んでくるという迷信を抜きにしたとしても。

とはいえ、毎日、休むことなくせっせと子育てに励んでいる姿をみていると、
とても、ゆっくりしている暇はなさそうである。
急ごしらえの巣の上で生まれ、この前までピーピーと餌をねだるばかりだった子ツバメも、
いつの間に飛べるようになったのだろう。

今日、親子仲良く旅立って行った。
ツバメが巣をつくるのは、いつもガレージに3つある蛍光灯の真ん中の傘の上と決まっていて、巣の下に停めた車に、フンよけのための新聞紙をかぶせるのが、我が家ではすっかりこの季節の風物詩となっていた。

明日から、それをしなくてもいい。
そう思うと面倒ごとがひとつ減ったと思う反面、
何だか、心にぽっかりと穴が開いたような気分だ。
また、来年、彼らの元気な姿を見ることができるだろうか。

※おまけ

ツバメは昔から縁起のいい鳥だといわれており、
全国各地にはツバメに関する様々な言い伝えがあるようである。

<全国各地の言い伝え>

ツバメが巣をかける家は縁起が良い。(千葉、新潟、愛媛、宮崎など)
ツバメが巣をかける家は吉事がある。(茨城、愛知、香川)
ツバメが巣をかける家は病人が出ない。(栃木、千葉)
ツバメが三度巣をかけると千万長者になる。(愛知)
ツバメの巣が多いほど、その家は繁昌する。(栃木)
ツバメが家の中や座敷に巣をかけると最高にめでたい。(宮城、石川、福岡)
ツバメが自在カギに巣をかけると金持ちになる。(長野)
ツバメは衰える家には巣をつくらない。(山形)
ツバメは火事を出す家には巣づくりしない。(秋田、山形、愛知、山口など)
ツバメは田の神様を負うてくる。(広島)
ツバメが家の軒に巣をかけると豊作。かけぬと不作。(長野)
ツバメが低く飛ぶと雨。
ツバメが高く飛ぶと晴。
ツバメが巣をつくる家は縁起が良い。
ツバメの巣が多いほど繁昌する。
ツバメが巣をつくった家は火事にならない。

出典:なぜ、ツバメが巣をつくると縁起がよいのか?